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艦隊これくしょん -艦これ- 艦娘型録 参 発売日:12月15日 「艦娘型録 参」、全648ページの最大ボリュームで登場! 艦娘型録史上、最大ボリュームでお届けする最新型録。 艦娘型録弐に収録された艦娘以降、期間限定海域「迎撃!第二次マレー沖海戦」にて、 実装されたWarspite、Aquilaらから、 2021年春季の期間限定海域【激突!ルンガ沖夜戦】で実装された艦娘までを[完全収録]! ここを編集 2016年11月公開。艦隊これくしょん 艦これの劇場版。2017年8月、Blu-rayが発売。 http //kancolle-anime.jp/ 監督 草川啓造 原作 DMM.com/KADOKAWA GAMES 原案/コンセプト 田中謙介 脚本 花田十輝、田中謙介 絵コンテ 草川啓造、玉木慎吾、宮澤努、吉田徹 演出 草川啓造、玉木慎吾 キャラクターデザイン・総作画監督 井出直美、松本麻友子、小原充 作画監督 Lee Duck Ho、谷口元浩、加藤弘将 イメージボード・レイアウト監修 益田賢治 メカニックデザイン・作画監督 宮澤努、諸石康太 クリーチャーデザイン・作画監督 清水空翔 デザイン協力 しばふ、しずまよしのり、コニシ エフェクトディレクター 橋本敬史 アクションディレクター 小澤和則 メインアニメーター ハニュー、加藤剣 美術監督 高橋麻穂 色彩設計 上村修司 撮影監督 伊藤康行 ディオメディア3DWORKS 木船颯人 CGディレクター 井野元英二 CGアニメーションチーフ 池内隆一 CGアニメーションサブチーフ 茂木邦夫 CGアドバイザー 塚原甲野 CGモデリング協力 鹿野文浩 プログラマー 住岡将、高井智康 CG制作進行 原浩平、藤田進夢 オフライン編集 岡祐司 音響監督 亀山俊樹 音響効果 野崎博樹 録音調整 安部雅博 録音助手 藤田寛大 音響制作担当 鐘江徹 音楽 亀岡夏海 アニメーション制作 ディオメディア ☆一七式 絵コンテ 小原充、胡蝶蘭あげは 演出 胡蝶蘭あげは 作画監督 井出直美、松本麻友子 動画検査 槙田路子 指定検査 松原陽子 ■関連タイトル 劇場版 艦これ Blu-ray限定仕様 艦隊これくしょん -艦これ- 艦娘型録 参 海の画集 -「艦これ」公式イラスト集 艦これスタイル 参 艦隊これくしょん -艦これ- 艦娘型録 弐 主題歌 帰還 キネマ旬報増刊号 「劇場版 艦これ」 リスアニ! Vol.27 Blu-ray 艦隊これくしょん -艦これ- 第1巻 限定版【Amazon.co.jp限定】描き下ろしイラスト「吹雪&大和」特製フレーム付 艦これスタイル 弐 PSVita 艦これ改 限定版【Amazon.co.jp限定特典】数量限定『艦これ改』オリジナルデフォルメフィギュアミディッチュ 北上&大井、数量限定予約特典『艦これ改』オリジナルマルチポーチ、他予定 同梱 TVアニメーション「艦隊これくしょん -艦これ-」オリジナルサウンドトラック “艦響 Vol.1 ねんどろいど 艦隊これくしょん -艦これ- 榛名 figFIX 艦隊これくしょん -艦これ- 天津風 中破ver. 艦これ大特集号 Febri フェブリ Vol.26 ねんどろいど 艦隊これくしょん -艦これ- 霧島 ねんどろいど 艦隊これくしょん -艦これ- 天津風 ミディッチュ 艦隊これくしょん-艦これ- 島風 figma 天津風 伊168 中破Ver. 1/8 完成品フィギュア figma 赤城 艦隊これくしょん ―艦これ― 艦これRPG 着任ノ書 ねんどろいど 金剛 グッドスマイルカンパニー 島風 1/8スケール PVC塗装済み完成品 日本海軍「艦これ」公式 作戦記録 ねんどろいど 赤城 ねんどろいど 島風 艦隊これくしょん‐艦これ‐ 艦娘型録 艦隊これくしょん -艦これ- 鎮守府生活のすゝめ Vol.1 フィギュア・ホビー:艦これ
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. 編集中につき情報は確実でない部分もあります。 特に「組み合わせると効果が上がる」の記述は怪しいです。 10/3:艦載機の部分の記述がちょっと間違えていたので修正しました。参考にしてくださった方はすみません。 種類 説明 装備可能艦 主砲(小口径) 主力武器。主砲*3か主砲*2+副砲*1を装備すると夜戦でカットインが出る(出現はランダム)。 駆・軽・雷・水母 主砲(中口径) 軽・雷・重・航巡・戦・航戦 主砲(大口径) 戦・航戦 副砲 主砲と組み合わせると命中率が上がる。 駆・潜以外 機銃 自艦の対空を上げる。空襲による被害を抑える。 潜以外 噴進砲 艦隊の対空を上げる。制空権争いに影響。「機銃」カテゴリだが全体防空効果がある。安定した発動率と威力。 潜以外 高角砲 艦隊の対空を上げる。制空権争いに影響。性能は低め。10cm連高砲は主砲を、12.7cm連高砲は副砲を兼ねる。 10cm:駆・軽・雷・水母12.7cm:駆・潜以外 魚雷 雷激戦の攻撃力に関与。2つ以上装備すると、夜戦でカットインが出る(出現はランダム)。 駆・軽・雷・重・潜 甲標的 魚雷で先制攻撃が行える。アイコンは魚雷だがカットインは出せない。 雷・潜・水母・潜母 電探 命中を上げる。うずしおの被害を軽減する。 潜以外(大型は駆逐も不可) 缶・タービン 回避を上げる。缶とタービンを組み合わせると更に上がる。 全種可 徹甲弾 クリティカル率を上げる。 戦(金剛型を除く)・航戦 三式弾 艦隊の対空を上げる。制空権争いに影響。発動率は低いが、敵戦闘機を一掃するほどの威力。主砲(大口径)と組み合わせると更に効果が上がる。 重・戦・航戦 艦戦 戦闘機に対して防御する。制空権争いに影響。自軍の戦闘機が撃墜されるのを防ぐため、ボーキサイトの消費を抑える役割をする。開幕爆撃で敵の艦載機を全滅させると、敵空母は砲撃戦に参加しなくなる。 軽空・空母 艦攻 空母の主力武器。開幕空襲の威力は、相手に打ち落とされた艦載機の数によって下がる(制空権が不利であるほど威力が下がる)。敵艦を一撃で沈める強さがある反面、艦戦が少なかったり、相手が高対空だと威力が出ない。 軽空・空母 艦爆 開幕時、戦闘機での範囲攻撃をする。砲撃にも参加。敵に打ち落とされにくい。なので、ボーキサイトの消費が控えめ。高対空の敵にオススメ。威力は艦攻より低めだが安定性がある。 軽空・空母 偵察機 索敵を上げる。彩雲はT字不利が反航戦に変わる(T字不利を無くす)。 軽空・空母 水上機 空母以外で装備できる偵察機。空母未入手時最初期の対空索敵上げ用。 軽・重・航巡・戦・航戦・潜母 瑞雲 空母以外で空襲による先制攻撃が行える。索敵や制空権獲得もできるが、空母のそれに比べて威力は低い。格下狩り用に。 水母・航戦・航巡・潜母 爆雷 潜水艦に対する攻撃力を上げる。 駆・軽・雷・水母 ソナー 潜水艦に対する命中率を上げる。 駆・軽・雷・潜 応急修理要員 轟沈を1回防ぐ。 全種可 戦闘機が装備できる艦娘の装備欄の横に記載されてる数字は艦載機の数。 数が多いほど威力が上がる。 偵察機は威力が影響しないので、一番数の少ないスロットに装備させる。 射程について。昼戦の2巡目や夜戦では中距離砲か短距離砲でないと、命中が悪くなる。 シナジーのある装備 シナジーとは相乗効果の意味です。 特定の組み合わせで装備をすると、表記以上の能力を得ます。 (※シナジーについては、公式に実装されている機能ではないので、 「隠し機能」だとか「まだ未実装」だとか言われています。 参考程度でお願いします。) 缶+タービン 46砲+徹甲弾 主砲(大口)+三式弾 主砲+副砲 爆雷+ソナー 夜戦と装備 装備の1スロット目が夜戦時に使われる装備になります。 空母・大破した艦娘は夜戦には参加しません。 夜戦時カットインの出る組み合わせ 魚雷+魚雷 主砲×3 主砲主砲副砲 カットインの出ない装備 1スロット目に装備するとカットインが出なくなるらしい 装備すると出ないというわけではない 主砲主砲 主砲副砲 機銃(高角砲は主砲or副砲の効果があるので除外) 甲標的 メモ 艦載機の火力を数値換算すると、彗星甲(20)>流星改(19)>彗星(16)>流星(15) (参考) 空母の命中を上げるために彩雲を2つ積んだり副砲や電探を積むのはどうか?(参考) 効果がないわけではないが、数値的な命中を上げるより、 艦載機を増やして攻撃の数を増やす、シナジーが特にないなどの理由から、 艦載機ガン詰みのほうが結局命中があがるみたいです。 また、副砲や電探で上げた命中が影響するのは砲撃戦のみで、開幕戦には影響が出ない。 補給したはずなのに、開幕空襲で敵へのフォーカス数がさっきより少ない。疲労のせい? 同じ敵を攻撃したため、攻撃の軌道が重なり、実際よりフォーカス数が少なく見えるだけのようです。 ちなみに開幕空襲の威力は疲労が影響しないらしい(要検証)。 結局艦載機はどうやって組み合わせるのがいいか。 4スロット目(一番搭載の少ないスロット)に彩雲(艦隊に1機で充分)。 所持してない、または他に装備している艦娘が居れば他のものを。 1スロットには艦戦。ものすごく格下なら他の主力機を装備するのも手か。 残りの2スロットには艦攻か艦爆。 相手の対空が低い、敵に空母が居ない、格下相手なら艦攻。 相手の対空が高い、ボーキの消費を抑えたい、 相手の能力がよくわからないので火力を安定させたいなら艦爆。 相手が格上で敵に空母が多く、艦載機が打ち落とされやすいなら、 艦戦をもう1スロット追加。 とりあえずよくわかんねーってなら3色を1つずつか艦戦1+艦攻2。 以下のサイトを参考にしました 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki* 装備考察 艦これ通信~攻略速報~ 【艦これ】徹甲弾及び三式弾の効果って? 【艦これ】敵艦載機打ち落とすなら三式弾と噴進砲どちらが使えますか? 【艦これ】駆逐艦に対空機銃装備は無意味ですか? .
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+遠征時間順 報酬早見表 ID 遠征名 時間 報酬 出現アイテム 必要艦艇 実消費量; 消費目盛 提督EXP 燃料 弾薬 鋼材 ボーキ 修復 建造 開発 家具箱 Lv 最低数 必須艦 燃料 弾薬 燃料 弾薬 1 鎮守府海域/ amp;color(Black){練習航海}; 0 15 10 - 30 - - Lv1 2隻 8 0 30% 0% 3 鎮守府海域/ amp;color(Black){警備任務}; 0 20 30 30 30 40 - Lv3 3隻 12 12 30% 20% 2 鎮守府海域/ amp;color(Black){長距離練習航海}; 0 30 20 - 100 30 - 0~1 Lv2 4隻 28 0 50% 0% 6 鎮守府海域/ amp;color(Black){防空射撃演習}; 0 40 30 - - - 80 小0~1 Lv5 4隻 16 16 30% 20% 17 北方海域/ amp;color(Black){敵地偵察作戦}; 0 45 30 70 70 50 - Lv20 6隻 軽1 駆3 27 50 30% 40% 4 鎮守府海域/ amp;color(Black){対潜警戒任務}; 0 50 30 - 60 - - 0~1 小0~1 Lv3 3隻 軽1 駆2 26 0 50% 0% 7 鎮守府海域/ amp;color(Black){観艦式予行}; 1 00 60 - - 50 30 0~1 Lv5 6隻 42 0 50% 0% 5 鎮守府海域/ amp;color(Black){海上護衛任務}; 1 30 40 200 200 20 20 Lv3 4隻 軽1 駆2 33 0 50% 0% 10 南西諸島海域/ amp;color(Black){強行偵察任務}; 1 30 40 - 50 - 30 0~1 0~1 Lv3 3隻 軽2 18 0 30% 0% 20 北方海域/ amp;color(Black){潜水艦哨戒任務}; 2 00 40 - - 150 - 0~1 小0~1 Lv1 2隻 潜1 軽1 17 18 50% 40% 31 西方海域/ amp;color(Black){海外艦との接触}; 2 00 50 - 30 - - 小0~1 Lv60 br;合計Lv200 4隻 潜4 20 0 50% 0% 21 北方海域/ amp;color(Black){北方鼠輸送作戦}; 2 20 45 320 270 - - 小0~1 Lv15 br;合計Lv30 5隻 軽1 駆4 68 54 80% 70% 37 南方海域/ amp;color(Black){東京急行}; 2 45 50 - 380; 270 - 小0~1 Lv50 br;合計Lv200 6隻 軽1 駆5 80 100 80% 80% 38 南方海域/ amp;color(Black){東京急行(弐)}; 2 55 50 420 - 200 - 小0~1 Lv65 br;合計Lv240 6隻 駆5 72 96 80% 80% 8 鎮守府海域/ amp;color(Black){観艦式}; 3 00 120; 50 100 50 50 0~2 0~1 Lv6 6隻 42 24 50% 20% 22 北方海域/ amp;color(Black){艦隊演習}; 3 00 45 - 10 - - Lv30 br;合計Lv50 6隻 重1 軽1 駆2 100 118 80% 70% 9 南西諸島海域/ amp;color(Black){タンカー護衛任務}; 4 00 60 350 - - - 0~2 小0~1 Lv3 4隻 軽1 駆2 33 0 50% 0% 13 南西諸島海域/ amp;color(Black){鼠輸送作戦}; 4 00 70 240 300; - - 0~2 小0~1 Lv5 6隻 軽1 駆4 47 50 50% 40% 23 北方海域/ amp;color(Black){航空戦艦運用演習}; 4 00 70 - 20 - 100 Lv50 br;合計Lv200 6隻 航戦2 駆2 200 232 80% 80% 11 南西諸島海域/ amp;color(Black){ボーキサイト輸送任務}; 5 00 40 - - - 250 0~1 小0~1 Lv6 4隻 駆2 28 0 50% 0% 18 北方海域/ amp;color(Black){航空機輸送作戦}; 5 00 60 - - 300 100 0~1 Lv15 6隻 空母3 駆2 72 33 50% 20% 14 南西諸島海域/ amp;color(Black){包囲陸戦隊撤収作戦}; 6 00 90 - 240 200 - 0~1 0~1 Lv6 6隻 軽1 駆3 47 0 50% 0% 19 北方海域/ amp;color(Black){北号作戦}; 6 00 60 400 - 50 30 0~1 小0~1 Lv20 6隻 航戦2 駆2 122 116 50% 40% 35 南方海域/ amp;color(Black){MO作戦}; 7 00 100 - - 240 280 0~1 小0~2 Lv40 6隻 空母2 重1 駆1 124 156 80% 80% 12 南西諸島海域/ amp;color(Black){資源輸送任務}; 8 00 60 50 250 200 50 0~1 中0~1 Lv4 4隻 駆2 28 0 50% 0% 36 南方海域/ amp;color(Black){水上機基地建設}; 9 00 100 480; - 200 200 0~1 中0~2 Lv30 6隻 水母2 軽1 駆1 112 124 80% 80% 15 南西諸島海域/ amp;color(Black){囮機動部隊支援作戦}; 12 00 100 - - 300 400; 0~1 大0~1 Lv9 6隻 空母2 駆2 62 60 50% 40% 16 南西諸島海域/ amp;color(Black){艦隊決戦援護作戦}; 15 00 120; 500; 500; 200 200 0~2 0~2 Lv11 6隻 軽1 駆2 47 50 50% 40% 27 西方海域/ amp;color(Black){潜水艦通商破壊作戦}; 20 00 80 - - 800; - 0~1 小0~2 Lv1 2隻 潜2 16 32 80% 80% 29 西方海域/ amp;color(Black){潜水艦派遣演習}; 24 00 100 - - - 100 0~1 小0~1 Lv50 3隻 潜3 27 24 90% 40% 28 西方海域/ amp;color(Black){西方海域封鎖作戦}; 25 00 100 - - 900; 350; 0~2 中0~2 Lv30 3隻 潜3 24 48 80% 80% 39 南方海域/ amp;color(Black){遠洋潜水艦作戦}; 30 00 130 - - 300 - 0~2 小0~1 Lv3 br;合計Lv180 5隻 潜母艦1 潜4 67 81 90% 90% 25 西方海域/ amp;color(Black){通商破壊作戦}; 40 00 80 900; - 500; - Lv25 4隻 重2 駆2 54 136 50% 80% 30 西方海域/ amp;color(Black){潜水艦派遣作戦}; 48 00 100 - - - 100 0~3 Lv55 4隻 潜4 36 56 90% 70% 26 西方海域/ amp;color(Black){敵母港空襲作戦}; 80 00 150; - - - 900; 0~3 Lv30 4隻 空母1 軽1 駆2 72 80 80% 80% ID 遠征名 時間 提督EXP 燃料 弾薬 鋼材 ボーキ 修復 建造 開発 家具箱 Lv 最低数 ~必須艦 燃料 弾薬 燃料 弾薬 時給換算表 [#a0e321e0] 「さあ、遠征艦隊フル回転だ!」という時に。時間効率最優先! 赤字;が報酬の時間効率が1番目に高いもの(報酬の種類ごと)で、青字;が同じく2番目、3番目に高いもの。ただし、艦隊が行動するための燃料弾薬は考慮していない。 出現アイテム欄の太字は、遠征詳細の画面で左側に表示されているアイテム。 アイテムについては成功時(太字)50%、大成功時(細字)100%での期待値。 消費資材については毎回各艦とも補給済みの場合。 1分前でも帰還させられる仕様や、帰還確認・補給等の経過時間は考慮していない。 ID 遠征名 時間 報酬(1hあたり) 出現アイテム(1hあたり) 消費割合(1hあたり); 提督EXP 燃料 弾薬 鋼材 ボーキ 修復 建造 開発 家具箱 燃料 弾薬 鎮守府海域; 1 amp;color(Black){練習航海}; 0 15 40 - 120 - - 120% 0% 2 amp;color(Black){長距離練習航海}; 0 30 40 - 200; 60 - 1; 100% 0% 3 amp;color(Black){警備任務}; 0 20 90; 90 90 120; - 90% 60% 4 amp;color(Black){対潜警戒任務}; 0 50 36 - 72 - - 0.6 小1.2(240枚); 60% 0% 5 amp;color(Black){海上護衛任務}; 1 30 26 133; 133; 13 13 33.33% 0% 6 amp;color(Black){防空射撃演習}; 0 40 45; - - - 120; 小0.75(150枚) 45% 30% 7 amp;color(Black){観艦式予行}; 1 00 60; - - 50 30 0.5 50% 0% 8 amp;color(Black){観艦式}; 3 00 40 16 33 16 16 0.333 0.333; 16.66% 6.66% 南西諸島海域; 9 amp;color(Black){タンカー護衛任務}; 4 00 15 87 - - - 0.375 小0.125(25枚) 12.5% 0% 10 amp;color(Black){強行偵察任務}; 1 30 26 - 33 - 19 0.333 0.666; 20% 0% 11 amp;color(Black){ボーキサイト輸送任務}; 5 00 8 - - - 50; 0.2 小0.1(20枚) 10% 0% 12 amp;color(Black){資源輸送任務}; 8 00 7 6 31 25 6 0.125 中0.062(25枚) 6.25% 0% 13 amp;color(Black){鼠輸送作戦}; 4 00 17 60 75 - - 0.25 小0.25(50枚) 12.5% 10% 14 amp;color(Black){包囲陸戦隊撤収作戦}; 6 00 15 - 40 33 - 0.083 0.166 8.33% 0% 15 amp;color(Black){囮機動部隊支援作戦}; 12 00 8 - - 25 33 0.083 大0.041(29枚) 4.16% 3.33% 16 amp;color(Black){艦隊決戦援護作戦}; 15 00 8 33 33 13 13 0.066 0.1 3.33% 2.66% 北方海域; 17 amp;color(Black){敵地偵察作戦}; 0 45 40 93 93 67 - 40% 53.33% 18 amp;color(Black){航空機輸送作戦}; 5 00 12 - - 60 20 0.1 10% 4% 19 amp;color(Black){北号作戦}; 6 00 10 67 - 8 5 0.166 小0.083(17枚) 8.33% 6.66% 20 amp;color(Black){潜水艦哨戒任務}; 2 00 20 - - 75; - 0.25 小0.5(100枚) 25% 20% 21 amp;color(Black){北方鼠輸送作戦}; 2 20 19 137; 116 - - 小0.214(43枚) 34.2% 30% 22 amp;color(Black){艦隊演習}; 3 00 15 - 3 - - 26.66% 23.33% 23 amp;color(Black){航空戦艦運用演習}; 4 00 17.5 - 5 - 25 20% 20% 西方海域; 25 amp;color(Black){通商破壊作戦}; 40 00 2 23 - 13 - 1.25% 2% 26 amp;color(Black){敵母港空襲作戦}; 80 00 2 - - - 11 0.019 1% 1% 27 amp;color(Black){潜水艦通商破壊作戦}; 20 00 4 - - 40 - 0.025 小0.075(15枚) 4% 4% 28 amp;color(Black){西方海域封鎖作戦}; 25 00 4 - - 36 14 0.04 中0.06(24枚) 3.2% 3.2% 29 amp;color(Black){潜水艦派遣演習}; 24 00 4 - - - 4 0.021 小0.041(8.3枚) 3.75% 1.66% 30 amp;color(Black){潜水艦派遣作戦}; 48 00 2 - - - 2 0.031 1.87% 1.45% 31 amp;color(Black){海外艦との接触}; 2 00 25 - 15 - - 小0.25(50枚) 25% 0% 南方海域; 35 amp;color(Black){MO作戦}; 7 00 14 - - 34 40; 0.142 小0.143(28枚) 11.42% 11.42% 36 amp;color(Black){水上機基地建設}; 9 00 11 53 - 22 22 0.111 中0.111(44枚) 8.88% 8.88% 37 amp;color(Black){東京急行}; 2 45 18 - 138; 98; - 小0.182(36枚) 29.09% 29.09% 38 amp;color(Black){東京急行(弐)}; 2 55 17 144; - 68 - 小0.171(34枚) 27.42% 27.42% 39 amp;color(Black){遠征潜水艦作戦}; 30 00 4 - - 10 - ? 小0.033(6.7枚) 3% 3% ID 遠征名 時間 提督EXP 燃料 弾薬 鋼材 ボーキ 修復 建造 開発 家具箱 燃料 弾薬 分類 組み合わせ 主砲 副砲 徹甲弾 電探 攻撃力補正 備考 カットイン 主砲 + 主砲 2 0 1 0 1.5倍 主砲と主砲での強化攻撃 主砲 + 徹甲弾 1 1 1 0 1.3倍 主砲と徹甲弾での強化攻撃 主砲 + 電探 1 1 0 1 1.2倍 主砲と電探での強化攻撃 主砲 + 副砲 1~ 1~ 1.1倍 主砲と副砲での強化攻撃 連撃(2回攻撃) 2~ 1.2倍の2回攻撃 主砲による2回攻撃 1回攻撃 上記2つを満たしていない、もしくは満たしていても発動しなかった場合は、通常の攻撃を行う。 br;夜戦で連撃可能な「主0副2」は1回攻撃となるので注意。 主砲 副砲 魚雷 倍率 備考 カットイン 2~ 1.5倍の2回攻撃 雷撃での強化攻撃 3~ 2倍攻撃 砲撃での強化攻撃 2 1~ 1.75倍攻撃 1~2 1 1.3倍の2回攻撃 砲・雷混合での強化攻撃 2回攻撃(連撃) 2 0 0 1.2倍の2回攻撃 駆逐艦が行える唯一の2回攻撃 1 1~ 0 0 2~ 0~1 副砲による2回攻撃(魚雷は撃たない) 1回攻撃 上記2つを満たしていない、もしくは満たしていても発動しなかった場合は、通常の攻撃を行う。 br;(カットイン攻撃は発動率低め、2回攻撃もまれに失敗する事がある。詳しくは下記の項目参照) br;攻撃エフェクトは、主砲or副砲or魚雷のうち最上段の装備、 br;該当無しの場合潜水艦は雷撃、それ以外は砲撃が選ばれるが、威力とは無関係。 対潜攻撃 昼戦同様、敵に残存する潜水艦がいる場合、優先的に対潜攻撃が行われる。 br;(カットインや2回攻撃は発生しない) br;ただし、夜戦では軽巡・駆逐艦・重雷装艦のみ対潜攻撃を行い、 br;航戦・航巡・水母などは、対潜攻撃可能な水上機を装備していても水上艦に対する砲撃となる。 br;また、装備・陣形問わず低威力(攻撃力0)であり撃破はほぼ不可能。(夜戦開始マスは除く)
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601 :名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 22 52 06 ID 8AJg7iHE 600 適性のある人間じゃないと、妖精さんを基幹とした“鎮守府”というシステムが機能しないとかで良いんじゃないかな 602 :名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 23 25 33 ID zcA0tqCw 愛(と金)があれば駆逐艦とケッコンできるから合法合法 598 加賀さんと瑞鶴じゃない?瑞鳳? 603 :名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 23 40 05 ID 9tEe8n1k 602 あと駆逐艦本体(本人)のレベルだな。それと瑞鳳じゃなくて瑞鶴だったわ、ご指摘サンクス 604 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 04 03 36 ID DI4ZGd.E 夜の提督は常勝無敗である 605 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 06 00 32 ID f4x6ZchM 600 あとは一艦娘につき一人専属で、艦娘の体調管理、メンタル管理、艤装の管理などをやる、 マネージャならぬ艦艇管理監督官(略してテイ督)がついてるとか、 兵士が艦娘を着こんで、艦娘になって戦うとか、(この時艦娘はAIみたく戦闘補助等)とか、 戦闘力強化のため艦娘の生体パーツとして一時的に野郎を取り込んで強化するとか、 まあ、いろいろあるわなぁ。 606 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 08 54 26 ID VRqD6Mls 600 乃木将軍みたいに偉い人の抜擢人事ってのもありかと (過去の経歴etcで民間人から士官学校とか飛ばして将校へとか) 607 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 11 35 38 ID m.hV0oio 600 食料係だと間宮さんくらいしか繋がりがなー 608 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 12 02 35 ID Jn2zQrSw 何だかんだ言っても艦娘の中にも上手なり下手なり料理が関係するのっているけどね 逆に艦娘自身が女子力付けるために料理を習うとかもアリだと思う (間宮は遠征していて貰うとか) 609 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 13 39 33 ID DI4ZGd.E つーかな当時の飯の中には今から見るとえっ?とかないわーみたいなのも偶にあるしね… 旨そうなやつの方がおおいけど え…?茨城一号? 610 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 15 54 34 ID VRqD6Mls 609 曾婆ちゃんの実家がないわーの方で 冬場は秋取れた米とおかずは干した菜っ葉の漬物を戻した煮物、それだけ 東北辺り艦名由来の艦娘はそういう粗食に慣れた&しか作れなさそうという設定は不憫過ぎるかな 611 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18 42 38 ID f86RQzNM 605 野郎を取り込んで強化ってけっこう怖い設定な気がする。日頃から艦娘を虐げてた提督がある日突然行方不明になって、その日から彼の秘書艦を務めていた艦娘のスペックが異常に高くなってたりとかありそう。 612 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18 58 27 ID f4x6ZchM 607 ギンバイしに来る赤城に餌付けしたり、エロい事脅迫したりとかできね? 613 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18 59 31 ID x3aAIRqo 606 それはそれで、他の提督や一部の艦娘から批判の目で見られそうな感じもするけど… 614 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19 15 06 ID VNNA4pGE アラサーがある日いきなり提督業に関係するとか現実的に考えると厳しいよな 艦これRPGだといろんな前職持ちとか出来たりしたけど 一般人だろうが専門職だろうが提督業に関わっていなかった奴に命預けられるかって話になってしまう それなら現実的にありえないのひとつのショタ提督の方が育成するという大義名分が通りやすいだろうし 615 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19 52 18 ID Jq5R0CBg 現代っぽい世界だけど一部のテクノロジーだけが異常に発達してて、 マトリックスの戦闘訓練みたいに脳に直接提督業のノウハウを入力して新兵でも片っ端から提督にしている という電波を受信した 616 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19 52 37 ID f4x6ZchM ガキに組織運営任せられるか、命預けられるか、って言われたら同じくらい大義名分たたねーんだし。いんじゃね・ と思うのは、おねショタに食傷気味なだけの意見か。 617 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 20 05 42 ID iiAYVWlI 弥生ちゃんが後ろから突かれて喘いでるとこ見たい……見たくない? 618 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 20 09 53 ID VNNA4pGE 後ろからだと深く入って気持ちいいらしいけど どんな顔をしているのかがわかりにくいしなあ 鏡なんて使ったら羞恥プレイになっちゃうし 619 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 42 13 ID f86RQzNM 艦娘を建造しているとごく稀に男が生まれることがあり、それが艦これでいう「提督」になるってのは… 620 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 54 46 ID VRqD6Mls 以前酔いどれだがレディーな隼鷹SS書いた者です エロ2~3割残りネタ(しかも艦娘のイメージぶち壊しまくりんぐ)なSSが出来たので投下します 一応物語的には隼鷹SSの流れですがあまり関係ないです 思いっきりイメージぶち壊してるのでご注意下さい それでは投下します 621 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 55 25 ID VRqD6Mls 『スモーキング・ブギウギ』 「ああっ、俺そこ弱いのわかって…くふぅンンッ!」 「天龍そこがいいんだよな。相変わらず良い反応だ。装甲帯も衝撃次第で性感帯だなんて全く愛されボディだな。俺の攻めは差し詰め8インチ砲並みってか。」 「んなろ、調子に乗るんじゃねえ!って、アアンッ、やっぱソコ駄目だ…やぁん!」 旦那こと提督の邸宅で夜な夜な繰り返される戦闘、正に夜戦。そして嬌声を上げる新妻の天龍。この一人と一隻は二ヶ月前に式を挙げたばかりの新婚で、この邸宅も今までの官舎から結婚生活の為に用意した新居である。さすがは将官デキる男だ。 それは兎も角、提督は天龍の如何にも防備の弱そうな脇腹を舐め上げ甘噛みしながらも片手を回し抱き付き、空いた手で乳房をもみ上げる。 「いいおっぱいだな。愛宕風に言うと大容量タンクだな。」 「ったくこんな時に他の艦娘の名前言うなよな、雰囲気台無しだぜそれと…あんまり強く揉まないでくれよ…形が崩れちまう。」 「悪かったな、じゃ今度龍田でも呼んで「天龍ちゃんより私の方が上手いのよ~」とか言わせる3Pなんかどうだ?」 「…それだけは願い下げだ。同型艦にこんな恥ずかしいとこ見せられっかよ。ってキャぁン!ち、乳首弾くのはよせっ!」 「それはそうとすっかり勃っちゃってるぞ両方共。俺達の子供には悪いが先に御賞味させてもらうぜ。」 提督はわざとちゅう、ちゅう、と音を立てて天龍の乳首を吸う。両方均等に吸い終わると天龍はふわぁぁ…と力の抜けたようにダブルベッドに倒れこんだ。 天龍の秘所はディープキスから続く一連の愛撫でしとどに濡れている。提督はすかさずそそり立ったままの一物を天龍の秘所に挿入した。あまり使い込まれてない、というか夫のしか知らないその蜜壷は少しばかりの抵抗感を与えつつずっぷりとそれを迎え入れる。 「くぅ!い、いきなりかよ!いつものアレ…は無しかよ。んんっ、しっかし提督のは相変わらず、結構…おなかにずっしり来るな…」 「家じゃ提督じゃなくて貴方って呼べって言ってるよね?で、いつものアレって何の事かな天ちゃん?きちんと言ってもらわないと解らないよ。」 「天ちゃんって言うなぁあ!アレって…それ…そ、その…ク、クンニ…」 「(この辺でおいとくか)まあ良く言えました。天龍ちゃんはクリオナ大好きだからクンニも絶対ハマるわよ~って某軽巡の情報は正しかったな。」 「(龍田あのヤロー旦那にいらん事吹き込みやがって、クソッ憶えてろよ)そ、それであ、貴方シテくれるのか?」 提督は首を横に振りそのまま腰を前後に優しく振った。肉筒はゆっくりとだが天龍の意思とは間逆に締め付け始める…んんっ、と曇った声と共に天龍の吐息がもれる。ふぅ、んん、くぅ… 「んん、悪いが今日は先に中で出したい気分なんだ。クンニは後のお楽しみという事で。楽しみはとっておかなきゃ。」 「ず、ずりぃぞお前…でもっそれじゃ垂れてきたその、お前の、その、アレを自分で舐めちゃう事に…くうん!」 「まあたまには面白いんじゃないか。そんなんでもないと自分の味見なんてする気にならんし。」 622 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 56 10 ID VRqD6Mls 一物を一旦一気に奥まで突き刺す、また入り口と奥の間で前後左右に緩急付けて運動させる。それを続けていると天龍の肌も上気してきた。ここぞとばかりに堰が切れた様に提督の一物から精が放たれる。 「ウッ!やっぱ天龍のは具合がいいな。いつやっても新鮮な感触ってとこか。」 「ああ…出されちまった…俺の下腹が一杯なのになんだかぞわぞわが続いて、でもあたたかいヘンな気分だぜ…」 「多少は中でイってくれたようで旦那冥利に尽きるな…さて細君殿のお望みの事をしてしんぜよう。」 「お前ヘンな口調すんなよ調子狂うんだよ。ま、まあ頼む。」 「『貴方お願いしますわ』は?」 「そんな言い方したくねーよ!拡げて待ってんだからさっさとしろよすげー恥ずかしいんだぞ!」 (相変わらずそこら辺は慣れてないよなぁ顔真っ赤っ赤だし、さてしますか) 一物を引き抜き、先ほどまでそれの捻り込まれた箇所をぺろぺろ、ぴちゃぴちゃと必死に舐める提督。舌を一箇所に留まらせず縦横無尽に走らせる。小陰唇、膣口、そして天龍の大好きな刺激を与えるクリトリス… 「くぅん、ひゃぁん…こ、こんなに早く…きちゃうなんて、おかしいぜ…あぅぅ。」 「ん?早速俺のザーメンが垂れて来たか。うーん微妙な味だな…これはすぐゴックンする気になるのも解る。しかも天龍のと混ざってるってのがエロいな。」 「そ、そんな恥ずい事言うなー!好きで濡れてんじゃねーぞ(って好きだからこんなに濡れてるんだよな…)ってやばいヤバイ、クリ攻めすぎ!てっぺんがイイ!あぁっダメだ…ぜ!!ん、………っ!!」 達してしまった天龍が暫く余韻に浸っている間にすかさず後戯に入る。最初のキスとは優しめの軽いキスを交わし、一物を添える程度に天龍の秘唇に埋めつつもまだ牝の臭いを充満させている軽巡洋艦を大事に、そっと、とても優しく抱きしめた。 そして先ほどから攻めていた性感帯付近をこれまた優しくゆっくりとさする。天龍は言葉も出ずとろんとした視線を旦那に流しつつ、そしてキューッと抱きしめ返す。 (俺たち幸せだよ。この鎮守府で俺を一番良く知ってくれた娘と、軍艦なのに夫婦になれたのは正に椿事だ。有り得ない幸福だ) (こんな俺でも戦い以外の悦びを見出してくれた提督、お前が愛おしいぜ…) その後のピロートークで妻はすっかりリラックスしてうとうと気味だ。専ら愛を語るというか、天龍の事になると目の色が変わる龍田の話が多かったが。 龍田は提督の仲介、というか合コンで知り合った提督の同期の航空艦隊司令官の基地で偵察巡洋艦兼航空救助補助艦として出向している。風の噂ではその司令官とかなり熱愛で、天龍の事は横に置いても仕方ない位だそうだ。 提督は満足げにベッドの後ろの小机から煙草を取り出し、包みごと机でトントンと叩いてから一服した。 「なあお前、じゃなかった貴方、いつも終った後煙草吸うよな。なんか感じ悪ぃーんだけど。」 「そうかすまん気を付ける。でも学生時代からの癖で、ちょっと運動すると一服したくなるんだ。」 「運動?他の女ともか?おいてめえ事と次第によっちゃ…」 「いやそういう意味じゃ無くて、訓練とか実戦で体動かした後の事だぞ。上級生から「こいつタバコも吸った事ねえのか」って面白がって吸わされたんだよ。」 「それで覚えて鬼みたいな助教や先輩の目を盗んで吸ってたっけな。たまに見つかって連帯責任で全員袋叩きにされてたよなー懐かしいな。」 「貴方も結構大変だったんだな。俺は同僚で吸う奴が居ないんで未だ吸った事無いけどなー」 623 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 56 55 ID VRqD6Mls 提督の目にちょっと意地悪な瞬きが光った。そして自分の吸ってる煙草を天龍の口に差し込み、 「ぷはっ!いきなり何すんだよ!俺は吸った事ねーって言っただろ。」 「まあ天龍ものは試しに吸ってみろよ。これフィルター無いから唇を口の中に入れる感じで、唇を巻き込んで咥えてな。で、口の中でふかしつつ煙を肺に少し入れる感じで吸うんだ。」 「ゴールデンバットって書いてあるな…ってこれ一番安い煙草じゃねぇか。なんでこんなビンボ臭いもん吸ってんだよ。軍人だったら普通誉とかだろ。」 「吸ってみて一番美味かったからかな。俺的にはセッタやマルボロ、ラークなんかは煙草っぽく無いし、ピースやハイライトも何となく合わない。まぁ両切りタバコが好きなだけなんだが。しんせいはあんまり売ってないのでバットと。わかばとエコーも嫌いじゃないけど。」 「バットだって当たりなら結構美味いんだぜこれが。味は濃厚というかキツイけどな。」 天龍はものは試しとばかりに提督に言われたとおりにバットを吸ってみる。口の中を荒らすような熱い煙がぷはっと吐き出される。 「げほっ、げほっ、うぇぇなんだこりゃ?しっかし酷い味だわ辛いわ…これのどこが美味いんだ?訳解らないぜ。ぜってーボイラーに悪いよな。」 「まあ慣れればこの濃厚ないかにもタバコだっ!って味が好きになるぞ。それに煙草吸ったら…天龍のいつも持ち歩いてる大層な得物に負けない貫禄が付くぜ。」 「余計なお世話だっつうの!だからこれからセックスの後の煙草は無しな。わかったかあ・な・た。って気持ち悪ィなこの言い方。」 「はいはい可愛いお嫁さんに免じて止めますよ。」 暫くは夫たる提督もそれを守っていたが、一月も経つと事後の煙草は元に戻った。 その度に妻の天龍は煙草を勧められ吸っているうちにいつしか二等喫煙巡洋艦、平たく言えばヤニ臭い軽巡女になってしまった。 それが鎮守府を揺るがす一大事件になろうとは… 「最近町内、特に鎮守府の周辺にゴミの投棄が多く、町全体が汚濁しているとの苦情が来ています。」 秘書艦の飛鷹は報告を読み上げた。どうも町全体で路上のゴミが多くなっているようだ。だがそれが鎮守府に何の関係が?飛鷹は続ける。 「何でもこの町を象徴する鎮守府自体がかなり汚れており、所謂『割れた窓ガラス理論』で周辺に波及しているのでは?と町議会より通達が来た次第です。」 「割れた何とかは、確か1枚割れたのを放置するといずれ全てに被害が及ぶってやつだな…確かに最近建物の壁が汚れたりやたら煙草の吸殻が捨てられてる事が増えたような。」 飛鷹は尚も続ける。クンクンと部屋の臭いを嗅ぎながら。 「確かに煙草の吸殻と包み紙は頻繁に落ちてますわ。施設科から溝に詰りまくって困るとの報告もありましたし。」 「この前来たお偉いさんも「君ちょっと汚いよ」って言ってたから急いで控え室や会議室とか掃除させたんだが・・・」 「しかしここに酷く散らかしたり汚したりする部署ってあったか?この前俺をはめた明石の工廠は妖精さん総出でISOなんちゃら取得できっちり片付いてたし。」 頭を悩める提督。そもそもこの鎮守府で煙草を吸いそうなのは先程の視察や会議に来るお偉いさん方と出入りの業者、それと一部の人間の軍人や軍属、自分ぐらいか…それも灰皿や喫煙所でしか吸わないから散らかすことは無いだろう。 まさか艦娘が吸ってる!?艦船とはいえ女子だぞ?かつて喫煙が当然だった大の男でも肩身の狭い昨今、艦娘が煙草をスパスパ吸いまくってるのは色々ヤバい。鎮守府のイメージダウンもいい所だ。 624 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 57 40 ID VRqD6Mls 「…飛鷹、失礼な事を聞くが煙草なんて吸ってないよな?」 「何言ってるんですか、航空母艦は火気厳禁ですよ。うっかりガソリンにでも引火したら大爆発轟沈ですし。」 「だよなぁ…(コイツにゃこの前一服盛られたからあまり信用できんが言われりゃそうだな。赤城や翔鶴、うちで未実装の大鳳辺りはそこら辺真面目やろ)」 「それと飛鷹型航空母艦は自分で言うのも何ですがパーティーの常客なので、船臭がタバコ臭くてドレスにでも移ったらとんだ恥さらしですわ。ま、殿方が休憩中吸うのは構いません。」 まあ別の視点から探ってみようと思い、思考を廻らせる。喫煙しそうな艦娘ねえ…先ず思いつくのは摩耶かな?でも粋がってるだけなとこあるからまぁ無いな。 陸奥これも無い。色んな意味で火遊び厳禁艦だ。長門が花火してるのも嫌がるぐらいの。そいや火遊びと言えばあいつ以前モテまくってそこら中… 「何考えてるんだ?」 目の前に陸奥の同型艦長門が立っている。提督は思わず慄いた。 「な、何だ長門いきなり。」 「何だじゃない戦果報告に来た。喜べ深海棲艦旗艦を連戦連続撃破したぞ!」 長門は戦果を誇り語るがその実喜びのあまりはしゃぎたさそうだ。提督は疑念をぶつけてみた。 「長門、もしもの話だが艦娘でタバコを吸いそうなのって思いつくか?ビッグ7の勘でもいい。最近吸殻がやたら落ちてるらしいんだ。」 暫しうーんと考え込む長門。だが少しばかり重い口を開きだした。他の艦の悪口や密告は嫌う性質だから。 「分からんが…強いて言えば武蔵と霧島辺りだろう。一緒に組んだ戦隊でほんの少し匂いがした。戦艦連中で吸いそうなのはそれ位だな。」 「私は陸奥が火にうるさいし煙草を吸う気持ちは理解出来ん。金剛は英国時代やってたかも知れんが、ここに来て長いしすっかり抜けてるだろう…」 「伊勢型は日向が砲塔爆発事故を起こし、瑞雲も積んでるから火気にも気を配ってる筈だ。後は扶桑型が煙管吹かすぐらいか。昔の芸者や遊女みたいにな。でも「お帰りなさいご主人様」って三つ指付くタイプだからそれも無い。」 「(大和さんは我が鎮守府では永遠に未実装だし、比叡と榛名が抜けてる気がするが)ありがとう長門、とりあえず武蔵と霧島に会って話してくる。」 提督と飛鷹は武蔵の部屋に向かったが、その前に売店に寄ってお茶菓子を買う。幾ら司令官とは言え最強戦艦の部屋に手ぶらで行きづらいのだ。売店を覗くとこの前の『試験』とやらで提督を散々な目に会わした明石が居た。 「こんにちは提督。この前は色々お世話になりました。お陰様で良いデータを取る事が出来ました。」 「今日は明石が店番か。って上官に酷い事すんなよ!実験するなら他でやれよ全く、お陰でクラクラのまま踊ってまるで16ビートだったぞ。」 「まぁ鎮守府中で深海棲艦の脳波パルスに一番類似していたのが提督のですから…それはそうと最近妙なものが売れまくって。歯ブラシと芳香剤、ザクトとタバコライオンっていう歯磨き粉。」 「ん、歯ブラシとかは兎も角、後は煙草を吸う俺ら一部の人間ぐらいしか不要なものだな。(やはり艦娘が吸っている…それも多くの)」 625 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 58 34 ID VRqD6Mls そして武蔵の部屋のドアをノックする。「入っていいぞ」との返事だが正直緊張してしまう。恐る恐るドアを開けると武蔵と何故か霧島が居てお互い葉巻を吸っている。部屋中独特の香りが漂い二隻とも如何にも重鎮という貫禄だ。 「ごほっ、流石にこれはキツイです。専用のガスライターまであるじゃない。」 「武蔵、霧島…お前達葉巻なんか吸ってるのか。(まるでヤ…いや会長と取引先の社長みたいだな)」 「丁度低速艦と高速艦の戦術考察をしていた所だ。葉巻はな、このコロナサイズ一本で一時間弱は持つ。吸ってる間話を進めて終ったら切り上げるのに丁度良いんだ。」 「お菓子ですか提督有難うございます。私は日頃喫煙とは無縁ですが、武蔵さんとちょっと込み入ったお話をする時だけ吹かす程度です。」 「あとな、この葉巻カッターを深海棲艦の前でシャキン!とするだけでびびって退散するのも出て来てな…」 映画とかでよくあるマフィアの拷問そのものじゃないかと、初めて深海棲艦に気の毒さを覚えた。そして武蔵は咥えていた葉巻を提督の前に付き付け、 「何なら提督も味わっていくか?吸いかけだが。」 「いや、その、遠慮しとくよ女の子と間接キスってのはな…新妻の手前も有るし…」 「女の子と、か…ふふ天龍殿が羨ましい妬けるな。(この男なかなか妻一筋で義理堅い所あるな。そういう所に惚れそうだ)」 やりとりを見ていた霧島は思い出したように重要な事を言った。 「潜水艦隊と水雷戦隊、遠征艦隊を調べてみてはどうでしょう?忙しくてつい喫煙に走りそうだと思います。」 「怪しいな。重巡達から聞いたが、駆逐艦や潜水艦が今使ってない第二講堂に集まってるらしい。」 「霧島と武蔵の言う通りかもしれない。ここんとこ激務と言えば特にオリョクル組と東京急行班だ。飛鷹悪いがひとっ走り見に行ってくれ。」 「低速艦に不向きな任務ですよ。まあ行って来ますわ。」 飛鷹は渋々第二講堂に向かった。12ktぐらいの経済的船速で。だが5分後ぐらいにどう見ても25kt以上の速さで血相を変えて戻ってきて、 「ぜーぜー、てっ、提督!今すぐ第二講堂に向かって下さい!大変な事になってます!」 「ひ、飛鷹一体何があったんだ?!とりあえずお前はここで休め。」 提督は急いで第二講堂に向かい観音開きの扉を開けた。そこで見たものは… 「電の本気を見るのです!(ごくごくっ、すぱーっ)」「電マルボロもう二箱目、コーヒーだって10杯目、寝られなくなるわよ?(ごくり、ぷはーっ!)」「コーヒー飲むんよ。(ごくごく)」 「メシウマ!の後の一服(ぷはっ)キタコレ!!」「駆逐艦と侮るなよ、わかばだって吸えるぞ。(ゴホホッ、ぷはーーっ)」「メビウス1ミリ、これなら行けそうです。(すぱーっ)」 「今日もオリョクル明日もオリョクル、飲んで吸わなきゃやってられないでち!(ごくごく、すぱーっ)」「海のスナイパー、イムヤだって負けてられないわ!(缶ピースを抱えて、ぷはーっ!)」 「好きな銘柄?ボクはセッタのBOXだね。(すぱすぱっっ!)」「皐月それおいしくないわよ。如月はセッタでも断然ソフト派ね。(ぷはーっ!)」「煙管で小粋!これこそ粋ってもんだね!(すうっ、ぷはっ)」 「…怒ってなんていないです…(ぷはーっ)」「弥生さぁんメンソールなら何でも良かったんじゃない?(すぱぱっ)」「ゴロワーズいいところ沢山知ってもらえると嬉しいです。(ごくん!ぷはーっ)」 部屋中紫煙が立ち込めて霞んでる様。中には煙を輪っかで吹きだしている親父みたいな艦娘もいる。壁は煙草のヤニでベトベト。提督は唖然とし言葉も出なかった。 (一体なんだこれは…艦娘が集団喫煙、それも駆逐艦と潜水艦が…ってなにげに古鷹まで居るなんてしかも黒タバコ吸ってるだと?!) (鎮守府は乙女の園の筈なのに、これじゃ底辺男子校かそれ以下じゃないか) 626 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 59 09 ID VRqD6Mls 「おい、お前達何故煙草なんか吸ってるんだ!一体誰に教わった!俺は吸うけど、お前達に吸えなんて一言も言ってないぞ!!」 部屋の中からバラバラに声が飛び交う。 「んー誰だったっけな?」「確か…天龍さんかな?」「天龍!」「天龍だ、遠征の時に仕込まれた。」「まー他の軽巡も吸ってると思うよ怒らないから。」 「て、天龍…(マ、マイワイフじゃないか。もしかして俺が夜な夜な天龍に吸わせ続けたのがここまで広がったというのか?!)」 「…うちらは最初煙草吸う集まりやなかったんよ。」 部屋の片隅に居た黒潮がぽつりぽつりと話始めた。 「どういう事だ黒潮?」 「出撃後の息抜きに駆逐艦や潜水艦で集まって、お茶を飲む会してたんよ。でも煙草吸うんが出てきてなぁ…他の皆に広まってしまったんや。一服後のブラックコーヒーが美味いってな。」 「うちはどういう訳か船体が受けつけへん。煙草に依存できない性質で、浮くのもなんやからコーヒーだけ飲んでたんよ。」 大変な事態に陥っていた。提督の目の届かない所でこれ程煙害が蔓延してるとは。鎮守府周辺の吸殻や空き箱の出所は間違いなく彼ら。でもどうすればいい?と悶える提督の後ろから、 「あーら提督お久しぶり~で、この様は一体何なのかしら~?」 とても聞きなれたが久々な声…間違いない天龍型軽巡二番艦龍田だ。でも何故此処に? 「龍田いつの間に?お前は出向してたんだろ?」 「ちょっとお使いに参りましたわ~ついでに少々肩慣らしをしましたけど…」 龍田の後ろに天龍とその他水雷戦隊の旗艦達が転がっている。いずれも損傷は軽微だが龍田にこてんぱんにのされたのは間違いない。 「天龍は兎も角神通、川内、五十鈴お前達は改二だろ!一体どうしたんだ?!」 「そ、それが奇襲に対応して全力運転したらすぐ息があがって…負け言言いたく無いですが機関がおかしいんです。」 「速度も全然出なくて…旧式巡洋艦にどうして…」 「タールとニコチンでボイラーやタービンが汚損して、煙草のヤニが船体くまなくこびり付いていればそれも当然ですよ~」 「龍田ごめん…俺が駆逐隊や軽巡の皆に吹き込んだばっかりに…遠征艦隊だけじゃなく水雷戦隊にまで恥かかせちまって…」 「天龍ちゃん~貴方には猛反してもらいたいのよ~尤も貴方に限らず艦娘は女…新しい命を宿す身っていう自覚が足りないんじゃなくて~?」 周囲の皆が一斉に「ドキッ!」とするのが提督にも伝わってきた。見た目幼い駆逐艦だって立派な大人の船体だから(航洋能力的に)。 古鷹は「龍田さんの言う通りだね…もうゴロワーズ止めます。」と呟いている。ま、彼とか居てもおかしくなさそうではあるが。 627 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 59 52 ID VRqD6Mls 「で、天龍ちゃんに煙草を教えたのは誰かしら~?」 「(俺が軽率だった…後先を考えずに妻にしてはならない事をやってしまってた…)ハイ、私です。ごめんなさい、すみませんでした…」 「なら組織の長として責務を果たす事ね。」 加賀はいつも通り冷静な口調で言う。どうやら飛鷹に聞いたか騒ぎを知った空母達も駆けつけたようだ。翔鶴が助け舟を出す。 「随伴艦艇の防災・健康上、航空戦隊の方で前々から調べてましたがここまでとは。煙害とは恐ろしいです。」 「喫煙を止めるには船乗り等の間で行われてた半年単位の強制煙草無し生活など色々有りますが…有効なのは病院の禁煙外来ですね。」 「数ヶ月単位のプログラムで少しずつ禁煙していくのですが、全額鎮守府や提督の年俸負担だと艦娘にも「他所の金だから別に止められなくてもいーや」と思う子が出るのである程度は当艦負担とします。」 「やっぱ俺のお給金も関わってくるのね…」 「自業自得です。」 「ですね加賀さん。ついでに乱れてるという噂の加賀さんのも…っと、ちょっとでしゃばり過ぎましたね。」 加賀の翔鶴への視線が一瞬強くなるそして返し刀。 「五航戦に劣る所などありません。当然提督も率先して禁煙作戦に身を投じて下さい。」 「ハイ分かりました…(ああ、愛しのバットが…)」 「そりゃ俺より辛いだろうけどさぁ…夫婦で一緒に禁煙しような、あ・な・た(あっ、すんなり言えた!なんかこれだけで禁煙出来そうな感じだぜ!) 「天龍ちゃんも~私の彼もちょっと脅したらあっさり飲む・打つ・買う止めたから頑張るのよ~提督も。」 「(龍田の脅し口って同期のアイツ死の恐怖を味わったな可哀想に)そ、そりゃ勿論ばっちりするさ、夫婦舟だしな俺たち。」 というわけで鎮守府挙げての大禁煙作戦が実行される事となった。周辺の病院の禁煙外来は一杯になったが徐々に喫煙艦はその数を減らしゼロになるまでの辛抱だ。艦では無いが提督も含めて。 とはいえ止められない艦娘も居るかもしれない。が完遂するまでこの作戦が終る事は無いだろう。 それを横目で眺める二隻の超弩級戦艦。 「解決の糸口が見えた様だな。我々も論議の葉巻は控えるとしよう。」 「それがいいです。金剛を呼んで紅茶でも入れましょう。」 「止めとけ、話がバーニングラブ!になる。」 [完] 628 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 22 04 58 ID VRqD6Mls おしまいです 7レス使ってお目汚しすいません むかーしゴールデンバット吸った時思いだしたら思い付いたんよこのネタ… ちなみに筆者が学生時代に同級生の間で流行ってたのがジタンとジョーカーでした うちの鎮守府は絶対に吸わせないぞ!俺提督も永久禁煙中だぞ! 629 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23 21 11 ID f86RQzNM 乙ー! 630 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23 33 53 ID psJPc1YQ 乙ー 自分の鎮守府だったら~ってのはあるよな 俺提督の執務室にはいい酒が並んでるはずだ 631 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23 45 29 ID VRqD6Mls 630 響辺りが勝手にカルーアとウオッカ混ぜてブラックルシアン呑みそう ちなみに葉巻は昔安いの一回吸ったけど30分ぐらいかけてウィスキー三杯ぐらいのめる 632 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00 12 10 ID UJaof3JI 631 確かにカルーアもあるしウォッカも2種類は置いてあるが・・・w 焼酎とビール意外は何だかんだあるな、勿論嫁にしてるのが千歳なだけあって日本酒もばっちり 葉巻はやったことが無いから分からんなぁ 633 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00 13 08 ID e.SJEFLI 乙、時代的に吸うことに抵抗はないだろうなぁ 響だよ 鎮守府前で葉巻をふかしていたらまた国会で問題になったよ 634 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00 15 58 ID p.uvHsDU もし自分の鎮守府だったら、か 多分、何時秘書艦の娘に嫌われても良いように常に秘書艦引き継ぎ用の書類を用意してるんだろうな…… 635 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 04 35 13 ID pHWWRWAQ ケッコンオコトワリ勢を孕ませるには 636 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 06 50 15 ID Wvha2uYE 611 その後、後任の提督が前任者失踪のきな臭さに気づき、他の誰にも相談せずに単独でその艦娘本人にカマをかけてしまい…ってとこまで思いついた。あとはエロ成分をどう補完するかなんだよな… 637 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 07 01 31 ID e.SJEFLI 634 向こうはいつ沈んでもいいようにとか思ってそう 638 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 08 53 15 ID ugJ7i542 おっつー 嫁天龍ちゃん可愛い 639 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 11 35 34 ID gqjAKP8w 635 姉さま第一主義のうちの嫁の山城をなんとかしてくれるSSはよ とりあえず姉さまから説得してもらうように頼み込むかなぁ 633 喫煙への抵抗感があまりないのは有るな うちの婆ちゃんは女が吸うのははしたない派だが (某ストパンの主人公の設定生年月日とほぼ同じ歳なので…色々と萎える) 武蔵が運よく帰還したらマッカーサーの真似してごっついコーンパイプふかしてそう 640 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 14 28 19 ID D90dpf6Y 果たして扶桑姉様離れした山城は山城なんだろうか 641 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 14 48 51 ID e.SJEFLI 恩賜の煙草とかあったし、今でもレーションに煙草入ってるとこあるし切っても切り離せないのだ。 642 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 15 12 01 ID JcOGmmgc 640 シスコンを外したら山城に何が残るのか、と言われると… 不幸を愚痴る短髪の黒髪美人…姉様とキャラが丸かぶりだな。 まあ、姉離れした自立した?山城も見ては見たいけど。 643 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18 17 43 ID BDpI27V2 642 依存対象が変わるだけかもしれない 話変わるが陽炎の薄い本探してたらこんなん見つけた http //ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip dat=1399389192 644 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18 20 03 ID /fzklslQ 643 姉様の代わりに提督に依存してくれるかもよ。 641 艦娘は元が戦艦とかだからか煙草の悪影響を受けなさそう。すごくうらやましい。 645 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18 27 16 ID gqjAKP8w 提督依存山城・・・凄いヤンデレ臭でむせる そーいや大昔アオシマの1/700山城組み立てたなあ、今思うと凄いトラウマなのでそれ並のを・・・ 641 恩賜の煙草は吸った人の話だと辛かったらしいな 那珂ちゃん辺りが楽屋裏で吸ってそうな 646 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 22 54 07 ID /fzklslQ もしも山城に刷り込みの性質があったらってのを思いついた。誰得かもしれんが。 647 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 22 58 14 ID rSiSoCyc 職場で休憩中に携帯で如月のSS書いていて 一瞬うつらうつらとした時に、職場に如月が来るという夢を見た俺…… 最近色々ありすぎて気が滅入ってきちゃって、 今書いているSSも初期のプロットから二転三転四転して もう自分の勝手な追い詰められた鬱屈した気持ちや経験からくる何かが混じっちゃって…… それでもハッピーエンドに持っていくのが俺のポリシーだが 今書いているSSに限らず素直に幸せなだけのものを書けないものか なんかどうしても波乱を入れちゃうんだよなあ…… 648 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 23 52 06 ID vJAucgs2 まぁそんな時こそ睦月型のちっぱいについて徹底議論したらいいのよ 何でもいいので文月ちゃんのちっぱいください 文月ちゃんのちっぱいになりたい 649 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00 02 09 ID D7fgqji. アイス以外でも煙草とかお酒でキラキラするシステムが導入されてもいいんじゃないかな。すげえアレな気もするけど。 650 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00 13 56 ID FuKyLA3U ※登場する艦娘は全て20才以上です 651 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00 35 08 ID D7fgqji. 650 そういやそうだったな(笑)ビスマルクはビール好きだと名言されてるけれど、やっぱりそれ以外にも艦娘によって好みとかあるんだろうな。 644みたいに煙草もノーリスクで吸えそうだし。 652 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00 44 56 ID D7fgqji. 大型艦、バケツで飲んで、バケツにリバース。 653 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 03 52 ID 6iflvcQ6 ボイス更新来たから非エロ投下する メンテ前に書いたから雰囲気違うかもしれないけどそこは目瞑ってくだち 654 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 04 31 ID 6iflvcQ6 『提督を信じてた僕が、とても馬鹿みたいだよ』 …………。 『あんなに提督を慕っていたのに、最低ですわ』 ……五月蝿い。 『私、感情表現は苦手ですけど、もう提督には嫌悪の感情しか出ないわ』 五月蝿い。 『大井っちが言った筈だよね? 裏切ったら沈めるって。まあ今の提督には弾薬使うのも勿体無いんだけどさ……』 五月蝿い! 『だからさ、沈んだ大井っちのいる海は触らないで、どこかで飛び降りてよ』 五月蝿いっ!! …………………… ………… …… 655 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 05 14 ID 6iflvcQ6 「……っ! ……っ」 口をぱくぱくさせるが、思うように声が出なかった。 自分の意識が静かに浮上した今、既に動悸は不健康なまでに著しく激しい物になっている。 自分の中では悪夢に分類されたそれは、不本意ながら脳に深く刻み込まれてしまった。 大勢の艦娘らに糾弾され、下衆を見るかのように酷く濁らせた目で自分を見限ったのち向こうへ行ってしまう夢。 背景もまた自分の今の精神状態を表すような、荒んだ灰色であった。 勿論これは実際に起きた事ではないのだが、これから起きる正夢と言う奴なのではないかと勝手に恐怖する。 ――唯の夢じゃないか。馬鹿馬鹿しい―― 精一杯の虚勢を張ってそう自分に言い聞かせ、 目から距離のある真っ暗闇が広がる天井から逃げるように寝返りを打ち、布団を頭まで被る。 明日も仕事なのだ。睡眠時間は今しかない。 それなのに……。 ――"飛び降りてよ"―― 虚勢は虚勢にしかならなかった。 布団を被ろうが瞼を閉じようが、夢の余韻は絶たれず、瞼の裏で尚再生し続ける。 寝付こうと数分そうしていても動悸は収まらない。 耐え切れなくなった自分はやがて飛び起きて軍服を羽織り、 私室を飛び出し執務室箪笥の一番動きの悪い引き出しに組み付く。 その中のまた一番奥の陰った隅に置いている物に手をつけた。 そして、多くの艦娘が眠る庁舎を抜け出した。 …………………… ………… …… 656 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 05 56 ID 6iflvcQ6 「……あら?」 大破入渠から復帰し、どうせなら添い寝でもしてあげようかと思い立ったがマルヨンマルマル。 支援艦隊として敵艦隊の隅から忍び寄るくらいに気をつけて一切の音を殺して扉を開けたが、 その向こうにはまず音を立てる物が何もなかった。 ベッドの中がもぬけの殻だ。 その文字通り脱皮でもしたみたいに、布団が乱雑に床に放られている。 今の時間はマルヨンマルマルを過ぎた頃。 休養の時間真っ只中のこの時間に私室にいないとなると。 ――いた―― 魚雷発射管を外した代わりに足に装着した探照灯が、寂れたベンチを照らす。 誰もいない、空高くそびえる敷地内の明かりが届かないそのベンチに、その人はくたびれたように腰掛けて項垂れていた。 軍帽を被らない提督が、面倒臭そうに座ったままでゆっくりとこちらへ振り向く。 「…………」 元からなのか、探照灯が眩しすぎるのか、提督は弾薬よりも目を細めて眉間の皺の明暗を強く表していた。 背もたれからは紫煙がくゆり、一層この人の今の状態が良くないことを表す。 「修復が終わったなら寝なさい」 口を開けば、普段の調子に靄がかった声が発せられた。 そんな声の提督の追い払う命令は、私の耳には届かない。 傍まで近づくと足に装備した探照灯がこの人を照らさなくなり、 月明かりさえも雲で塞がれているので視界はほぼ漆黒の青に染まるが、 見下ろすとベンチの上で小さな火が灯っているのが分かるので、それを取り上げるのに難はなかった。 案外この人は抵抗しない。 私はそれを地面に叩きつけて、艦底である丈夫な靴で踏みにじる。 「何のつもりだ」 この人の声に静かな憤りが含まれた。 玩具を取り上げられただけでそんな声に変わるなんて、子供みたい。 「また買ったんですか」 「……さあね」 この人は私の追求には応じようとしない。 斜に構えている、ように見せかけている証拠だ。 「提督が煙草なんか吸っているようじゃ、私達が提督を守る意味がなくなるんですよ」 「お前等が守っているのは国民だろ」 「提督は国民ではないと言うんですか?」 657 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 06 31 ID 6iflvcQ6 立って向き合おうとしない提督に追求はやめない。やめてはいけない。 確かに国民を守るのが私達の使命だけど、それ以上に守りたいものがあってもいいじゃないですか。 駄目だと言うのならそれは私達艦に自我を持たせた神様にでも言って欲しい。 理論の伴っていない言葉しか返せないこの人は今虚勢だけで保っている。 この姿勢を撃ち崩すべく、私は敢えて辛辣な言葉を並べ立てる。 「提督のこんな姿を他の艦が見たら、どう思うんでしょうね」 「五月蝿い」 「悩むのは誰しもあると思いますけど、それを誰にも打ち明けないで自分の体を傷つける提督は、軟弱で臆病者です。 なんでこんな人が提督なんかやっているのか甚だ疑問です」 「……っ」 斜に構えているというか、この人は逃避しているだけ。 遂にはこうして顔さえも逸らして再び項垂れてしまったこの人は、ただ臆病なだけなのだ。 この人のこういったところは呆れるし腹立たしいけど、一番気に入らないのはまた別のところにある。 658 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 07 03 ID 6iflvcQ6 「結婚までしたのに水臭くありませんか」 「お前にぶつけたって何もならん」 「提督にとって結婚とはなんなんですか。強い絆を結んだのは私の思い上がりだったんですか」 「…………」 「……はあ」 溜息が零れる。 以前からも度々提督のこうしけた姿は見てきたけど、 今のような関係ではないそれまでは煮え切らない思いのままあまり注意してこなかった。 しかし今は違う。 もうそれまでとは違い、嫌な事悲しい事をぶつけ合っても何ら問題はないはずですよね。 もっと私を頼ったらどうなんですか。 仕事の補佐をするだけの秘書以上に頼ったらどうなんですか。 「こっちを向いてください」 「……? んむっ……」 …………。 「ぷぁっ、おま、いきなり……!」 「何かあったら煙草に当たるのはもうやめてください」 「キスの味が煙草臭いのは嫌ですから」 悲しみに暮れる夜もそろそろ更けてきた。 水平線から顔を出そうとする日の淡い光の下、 隙だらけな提督の驚いた顔を尻目に、提督のポケットの中の紙の箱を力の限り握り潰した。 659 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 08 09 ID 6iflvcQ6 次 時刻はマルハチマルマル。 鉄や鋼が金槌に鍛えられ押し込まれる、耳をつんざく音が響く。 上から日課とされている開発任務の催促を消化しにやってきたのだが、 それについて自分は起床時から全く思考の一枚も重ねておらず、形式上終わらせる事しか考えていなかった。 と言うのも、艦に必要な装備は一通り揃い、 資料に登録出来ていないものといえば酷く製造が難しい極一部の精密な設計のものだけだからである。 そういったものは製造コストが資源に嵩むので、それなら今あるものでやりくりする方針で行く。 空母を例に挙げれば、普通の彗星やら流星やら烈風だけでも十二分な戦力となり得るのだから、 震電とかいうものを製造してみる気はない、という事だ。 冒頭に話を戻すと、そういった理由で自分は端から大井に適当な砲を作らせて報告書をでっち上げるつもりでいた。 時間もかからずに中型艦以下にはお馴染みの十四サンチ単装砲が一丁仕上がり、 大井も反論する様子は見受けられなかったので本題に入る。 話の内容が内容なので、自然と自分の口調は堅い物になる。 「検討した結果、大井は単装砲を捨て、九三式酸素魚雷を従来の二十発から三十発に換装してもらう。異論は……」 「あの。他の艦も、強くしてあげて?」 あるか、と問おうとしたのだが、大井から帰ってきたのは通論とも異論とも判断しかねる言葉であった。 至極穏やかでふわりとした控え目の笑みを浮かべて傾げる艦首、 そしてわざととしか思えない素っ頓狂な論点のずらし方に、たちまち自分の口調も崩れる。 「……他の艦の事よりも、第一に自分の事を気にしてくれ」 「私はもう充分強くなったからいいんです。それよりも北上さんや木曽ちゃんにあげた方がいいと思うんですよ」 確かにそういう選択肢もある。 しかし、兵装実験も兼ねて最先端を走るこの装備こそ、魚雷の扱いの練度が一番成熟した大井に託したいのだ。 それともう一つ。 身も蓋もない事なので口には出さないが、世のあらゆるところで特化型はバランス型よりも有利になるのだぞ。 大井は富士山にも届く程どんどん尖らせて行きたい。 「……そういうことなら、喜んで頂きます」 意外と素直に受け入れた大井は、早速装備換装の為奥のカーテンに向かい手をかけ、何事か振り向く。 綺麗な長髪を予兆なく さら、と揺らして振り向く大井の顔は、 その笑みに楽しげな成分がよく見ないと伺えない程度に盛られていて……。 「私の着替え、覗きます?」 阿呆な事を言ってないでさっさと済ませてきなさい。 両腕両足の装備を変えるだけだろうが。 「っふふ」 660 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 08 44 ID 6iflvcQ6 数分後、大井は戻ってきた。 魚雷は九三式酸素魚雷のままに、発射管を零式五連装発射管へと姿を変え、 それを両足に四基、両腕に二基搭載している。 大井は初めての五連装発射管が新鮮なようで、それらを手で撫でながら呟く。 「この魚雷火力、うまく使って欲しいなぁ……」 これらの発射管は開発したものではなく、 この鎮守府の戦果功績が認められて試験運用の名目で上から支給された物だ。 試験運用と言っても返す義務はないそうなので気楽なものだ。日々の報告書の作成は一枚増えるだろうが……。 自分もこの目で見るのは初めてで、大井が腕の発射管を眺めている傍で跪き、足の発射管を眺めて弄くり回す。 さわさわ。さわさわ。すりすりすりすり……。 「提督も気になります? 更にいっぱい付きましたよね、って……。 触りすぎなので提督に三十発、撃っていいですか」 「提督が艤装の検査をするのがそんなに悪いか」 「途中から艤装じゃなくて足触ってますよね」 「ついでに船体も磨こうと思ってな。お前はいつでも綺麗でいて欲しいからな」 「いい加減にしてくれないと私、本気にしちゃいますよお?」 状況によってはこの科白は昂りの材料になりそうだが、声色が威圧感を含んでいたので仕方なく離れる。 優しい目尻を貼り付けた笑みはそのままに、 眼力を強めるという器用な顔が出来る大井はいつまで経っても照れ屋だ。全く。 「朝からこんなところで盛らないで下さいね」 その言葉の裏を突こうものなら、局部に魚雷が飛んで来かねない事も考えて自粛しておく。 スキンシップを拒まれた自分は、単細胞生物の如く深く考えずにこのような科白をのたまった。 「足触っただけなのに、水臭いね」 …………………… ………… …… 661 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 09 47 ID 6iflvcQ6 「…………」 この人のセクハラを止めながらも、長い月日の付き添いの下、 昔の私が知ったら怒り狂いそうな気持ちを私は秘めていた。 私からあっさり離れながらも恥も捨てて愚直に不満を漏らす提督に、私は距離を再び縮めようと一歩前に出る。 「もう少しだけなら触っ……」 「提督!」 提督以外の者には聞こえないように発した小さな声は、大きな声に叩き伏せられた。 提督の向こうにいた声の主は、大本営からの任務通達を担当する軽巡大淀さんだった。 大淀さんが探しに来るという事は、何か緊急の通達があったに違いない。 だから、提督が即座にそちらへ意識の全てを向けるのは何ら間違っていない。 間違っていないのだが、腑に落ちない。 「大淀? どうした」 せっかく縮めた距離も、また開いてしまう。 よく考えれば私は秘書なのだから、提督と同じように私も大淀さんの知らせを聞きに行けばいい筈なのだが、 提督との戯れを妨害された挙句に一人取り残されたような処遇で、その場に立ち尽くしてしまった。 「……ああ。……ああ。分かった、ありがとう」 最後にいくつかの書類を渡してから、大淀さんは凛とした面持ちを崩さぬままその場を立ち去った。 戻ってきた提督も、気を引き締めた面持ちに切り替わっていた。 「急で悪いが、用事が出来たから留守番を頼む。午前の演習は休みになるそうだ」 「……分かりました」 何か良くない事でも起きたのかと思ったら、そんな事はなかった。 でも、午前の演習がお休みになるって事は、用事は午後までかかるという事よね。 演習が出来ない。せっかくの五連装魚雷が試せない。 残念だなあ……。 …………。 ぎゅ。 「え……?」 662 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 10 37 ID 6iflvcQ6 暫く思考が止まり、次に我に返った時には強い力で暖かいものに包まれていた。 目前にあるのは、提督の肩? 抱き締められている? 「ほら、出かけるからって悲しそうな顔しない」 「……し、してませんよ。自意識過剰も程々にしてください」 口では微動だにしない姿勢を演じつつも、 本当のところは間近で感じるこの人の匂いだとか熱だとか、 私の腕と肩をいっぺんに包むこの人の腕、押さえるように腰に添えられた手の感触が気になって仕方がなかった。 「そうか? それにしてはさっき何か言いかけてなかったか」 「提督の空耳ですっ」 「……ふうん」 ここはうるさい工廠なのに。 まして小さい声だったはずなのに。 確かに全く聞こえないような声だったら口に出す意味がないとはいえ、聞こえていたなんて。 あそこで大淀さんが来ていなければ、 多分私は勇気が羞恥心を上回ったままこの人の好きにさせていたかもしれないけど、 あの戯言をこんな形で受け止められてしまっては、時間差も手伝って羞恥心が勝る。 私は何を言っているんだろう、という自己嫌悪に滅多刺しにされるのだ。 そんな私の心情などお構いなしに、この人はいっそう抱擁の力を強める。 「勝手にするけどね。何せ昼過ぎまで帰って来られないんだから、私も補給しておかないと」 「はぅ……」 「あー、暖かい……」 急な用事ではないんですか。 こんな事をしている場合ですか。 秘書として言える事は沢山あるのに、 締まらなくなった蛇口のようにそんな事をのたまうこの人の離す気配のない抱擁に、私は……。 「……熱くなってきてないか、お前」 「っ!」 この人の声色から、口の端が天に向かっているのは容易に想像が付くのだけど、 とうに突っぱねる選択肢を失っていた私は何も出来なかった。 昼過ぎまで、出撃も演習もなく、この温もりもないのだから。 663 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 11 14 ID 6iflvcQ6 それからは提督の気の済むまでそうしていた。 それから惜しむ間なく別れて、自室に戻ろうとして私は不意にある事を思いついた。 ――そうだわ。昼過ぎまで帰って来られないって言ってたんだから、お弁当でも―― 食事なんかしている時間はないかもしれない。 手に余らせて迷惑がられるかもしれないけど、知った事か。 思いついてしまった以上、ここで何もしないという選択はない。 実のところ土曜日のカレー以外は殆ど料理はしていないけど、 カレーが作れるなら不味い物は出来ないはずだ。 そう気を持って、朝食時を過ぎた厨房へ向かう。 私の運の悪さが災いしたのか、単に食材の仕入れ作業にでも行ってしまったのか、 頼みの間宮さんは不在だった。 勝手ながら厨房を借り、何とか残っていた少ない食材を駆使して、一つの包みの開発に成功する。 成功……したのかしら。 時間もないし簡単なもので仕上げたけど。 兎に角、提督の身仕度が終わっていないかが心配だ。 包みを抱えて小走りで玄関口へ向かうと、あと少しのところで大淀さんを見つける。 「はぁ、大淀さん! 提督もう行っちゃいました!?」 「ええ、今し方出ましたけど」 何てこと。 ということは、大淀さんは提督を見送ったところか。 一方の大淀さんは、私の手に持っているもので察したようで、どう反応すべきか困ったように苦笑する。 「あら、残念でしたね……」 664 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 11 48 ID 6iflvcQ6 「作戦が悪かったわ……」 あるいは私の運が悪かったか。 机に突っ伏して腕を枕にしてそう嘆いても、提督の手元にこの包みは渡らない。 自動車だから、空母に頼み込んだところで航空機の燃料が持たないだろう。 そうして行き場を失ったこの包みを持ち、私は執務室で一人退屈の渦中に巻き込まれる事となっていた。 こういう時って、駆逐艦は他の艦と違って大人数で集まって好きに動くのよね。 でも騒がしいのはどちらかといえば好きじゃない私は、それを見習う気にはならない。 それは私だけでなく、北上さんや木曽ちゃんもまた同じ。 北上さん、大丈夫かな……って、そういえば早い昼寝と洒落込んだんだった。 普段の招集頻度は高い方だから、こういう時があれば身を休めようとするのは己の為になるだろう。 ああ、炬燵に突っ伏してぼんやりつらつらとそんな事を考えているうちに、私も睡魔に襲われていく。 姿勢が悪かろうと、こうなると今更自室まで体を動かすのは億劫だし……。 大人しめな色合いの包みを穴が空くほどじっと睨んでいたが、私の意識は段々と低下していった。 …………………… ………… …… 665 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 13 51 ID 6iflvcQ6 「作戦が悪かったわ……」 あるいは私の運が悪かったか。 机に突っ伏して腕を枕にしてそう嘆いても、提督の手元にこの包みは渡らない。 自動車だから、空母に頼み込んだところで航空機の燃料が持たないだろう。 そうして行き場を失ったこの包みを持ち、私は執務室で一人退屈の渦中に巻き込まれる事となっていた。 こういう時って、駆逐艦は他の艦と違って大人数で集まって好きに動くのよね。 でも騒がしいのはどちらかといえば好きじゃない私は、それを見習う気にはならない。 それは私だけでなく、北上さんや木曽ちゃんもまた同じ。 北上さん、大丈夫かな……って、そういえば早い昼寝と洒落込んだんだった。 普段の招集頻度は高い方だから、こういう時があれば身を休めようとするのは己の為になるだろう。 ああ、炬燵に突っ伏してぼんやりつらつらとそんな事を考えているうちに、私も睡魔に襲われていく。 姿勢が悪かろうと、こうなると今更自室まで体を動かすのは億劫だし……。 大人しめな色合いの包みを穴が空くほどじっと睨んでいたが、私の意識は段々と低下していった。 …………………… ………… …… 666 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 14 42 ID 6iflvcQ6 不定期に開かれる軍の会議にやっと終わりの鐘が鳴り響いた時、時計の時針は無慈悲にも正午を通り過ぎていた。 議題の一つ一つの話が回りくどいし長ったらしい。 おかげで尻が痛い。 正午は現代日本人にとって二度目の食事時だというのに、 鎮守府の門を通った時、時計の時針はその重要性を吐き捨てるように大幅に過ぎ去っていた。 庁舎に入り、まず持って行くように言われた書類を置いてくる為に真っ先に執務室へ向かう。 歩く足を止めず扉を叩きもせずに開けたが、自分はそれを反省する事になる。 「おっと……」 畳の中心に設置した机で大井が突っ伏していたからだ。 自分がいない執務室にまさかいるとは思わず、反射的に姿勢を正す。 それから自分は音を立てないよう細心の注意を払って扉を閉め、畳に上がり込んだ。 手持ちの書類を机にそっと置き、大井の傍に置かれている包みに意識を向ける。 これは何だろうか。 外からの手触りからこれは弁当箱だと察した。 ではこれは誰のだろう。 こんなものを執務室に持ってくる時点で候補は大幅に絞れるが、確信もない。 食事なら食堂を使えばいいのだから、大井が弁当を持つ意味が分からない。 まずこれを作ったのが大井という確信もないから、大井が寝ている手前誰に聞けばいいかも分からない。 自分が出かける直前、自分は大井から何も言われていないのだ。 どうしたものかと何気無く大井の寝顔を見やった。 「すー……、すー……」 朝の工廠で見せた、あの悲しむような寂しがるような顔はなかった。 大井は絶対否定するだろうが、 自分が出かけると言った時に見せた口角を落とした顔、気落ちした様子を表す声の抑揚のなさは、 落ち込んでいるという事が手に取るように分かりやすいものだった。 それだけにこの安らかな寝顔を見ると安堵するものだ。 その安眠を邪魔しないよう、普段よりも慎重に頭を撫でる。 「ていとくぅ……、んふふー……」 するとどうだろう。 大井は目を瞑ったまま突然口の幅を大きく広げ、大井らしからぬ間抜けな声を漏らしたではないか。 寝息がそのまま続いているから、起きてはいまい。 「おい、しい……ですか……、すー……」 夢でも見ているのか。 寝言で大体察した。 そこの弁当は手をつけてしまっても問題なかろう。 大井なりに男が持つのに合う物を選んだ気遣いが伝わってくる包みを解いてゆく。 箱を露わにし、黒塗りの箸を手に取った。 667 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 15 23 ID 6iflvcQ6 思えば、大井にさせている料理の殆どは土曜日のカレーであった。 なので大井はカレーに関しては高い練度を発揮出来るが、カレー以外ではそうはいかない。 あまり余計な負担をかけないようにと思っていたが、これはこれであまり良くないのでは、と思ってしまった。 カレーは毎週少しずつ出来が良くなっていったが、変化したのはカレーだけだったようだ。 大井の作ったであろう弁当は、不味い訳ではないが、とても美味しい、とも言えないものだったのだ。 カレー以外は殆ど演習させていないから、恐らく下ごしらえだとか、調味料だとか、火の通し方をまだよく知らない。 レパートリーが不足しているのだ。 これはいけない。 自分の為に出してもらえる飯が美味いに越した事はないのだ。 そうだ。それなら演習をしよう。 興味があって人並みに出来るくらいまで勉強した自分が少し口出ししようかと、 持ち帰ってきた書類を仕分け、少しでも時間の許す限り執務を進めながら考えていた。 勿論大井の寝息を聞きながら。 「んっ、んんん~……!」 筆を置き背を伸ばす。 もうヒトヨンマルマルだ。 午後に演習があるため、あまりのんびりしてはいられない。 「大井、起きろ」 呼びかけて肩を揺する。 大井が瞼をゆっくりと半分開いた。 起動し切っておらずという具合に、顔を上げるにも時間をかける。 「あ……、ていとく……」 目を覚ますにはまだ時間がかかりそうだが、自分は構わず用件を口にする。 「さて、時間もあまりないから、少し私と演習しようか」 「……分かりました」 本当に分かっているのか。 顔でも洗わせに洗面所へ向かわせた方がいいだろうか。 とか考えている間に、何やら大井は行動を見せる。 一体全体どういう理屈か、大井はこちらへ四つん這いで近付き、私の首に両腕を巻き付けてきた。 突然の事に自分は後ろに倒れかけたが、間一髪両手を畳に付き事なきを得る。 しかしこれは同時に、抵抗する手段を失っていた事に自分は気づけないでいた。 そして。 668 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 15 59 ID 6iflvcQ6 「んんっ!?」 なんなんだ。 何故自分は大井に唇を奪われ、好き勝手に弄られているのだ。 「ちゅ、ちゅぱ、……んん~、んぅんぅ、ちゅる……ぅ」 しかも舌を差し入れ、私の口を開けさせようと歯茎を舐め回し、歯を突つく。 混乱した自分は素直に口を開いてから後悔した。 阿呆か、自分は。 頭の中で反省文を原稿用紙に長々と書かせる暇がある訳なく、 立てこもり犯のようにいとも簡単に舌を同じものに捕まえられてしまう。 「んっ、はむ、ちゅく、んぁ、ちゅる、ふぅ……、えへへー……」 大井らしからぬ間抜けな声を漏らす辺り、まだ寝呆けているに違いない。 そんな調子の大井相手に情けない事だが、碌に抵抗もできずに気の済むまでされてしまった。 こんな事をする意図があったつもりは毛頭ないので、さっさと息を整えて止めにかかる。 大井は言っていた。朝から盛るなと。 どっちが。 「はぁ、はぁ。おい、目を覚ませっ」 口を離した時が隙と見て、倒され気味だった体勢を直す。 畳に付いていた両手を大井の肩に置いて揺らすという少々強引な手を使う。 669 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 16 59 ID 6iflvcQ6 「……ぁ、あら? 提督、帰っていたんですね」 やっと目を覚ましてくれたらしい。 これで妙な展開は静まると安堵したが、その油断が自分の落ち度だったのかもしれない。 「提督、どうして口の周りをべとべとにしてるんですか。汚いので早く拭いてくださ……」 「お前の所為だ馬鹿」 「……え? あれ、だって、提督、夜戦の演習って……」 「……お前は白昼から何の夢を見ていたんだ」 「……夢?」 大井のその呟きを最後に、見つめ合う事数秒。 きょとんと垢抜けた顔はぼっと赤くなり、困ったように目尻と口角が下がる。 大井が目を下に逸らす。 何やら口を動かしているようだが、よく聞こえない。 大丈夫か、と問おうとするその直前。 「提督の馬鹿ーっ!!」 バチコーンッ!! 「ぐふっ、大井……、私が何をした……」 Oh, ジーザス。 艤装を付けていない艦娘の底力を渾身の平手打ちで表現された自分は、盛大に体を壁に叩きつけられる。 理不尽さとデジャヴと、大井の柔らかかった唇の感触を走馬燈のように思い出しながら、意識を失ってしまった。 …………………… ………… …… 670 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 18 08 ID 6iflvcQ6 その晩。 床に就いた自分は眠るまでに多少の時間が必要そうなので、 駆逐艦イ級の数を数えるのに必死でいた。 リラックスしないと眠りには就けないのに必死とは、寝る気あるのかと突っ込まれても反論一つできない。 そう自嘲していると。 もぞもぞ……。 「!」 「夜戦……、しないんですか?」 ジーザスは言っている。 ここで引くべきではないと。 671 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 18 40 ID 6iflvcQ6 終わり 愛してますが聞けなくなったのは残念だよ~ 672 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 02 03 15 ID spaJNjTI おつ 時報の大井っちはものすごくはっちゃけてたなw 673 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 04 16 31 ID FuKyLA3U この野郎末永く爆発しやがってください 「愛してます」は大井改の方なんかねえ 674 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 06 18 50 ID rwEAjfPo 乙 マジで聞けなくなったのか。なんかショックだわ… 675 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 06 28 06 ID ENFVDGRY 大井さんかわいい!乙っす 674 ショックをショタに空目した 676 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 11 05 25 ID buTxlFc2 乙です 呑んだくれ隼鷹SS~艦娘集団喫煙SSみたいな一発ネタしか書けないので色々参考になります というか相変わらず大井さんかわいい・・ 677 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 11 23 17 ID V7mtq2Wc やはり古女房大井… 乙 676 長編は後から来た人は最初から読まなきゃいけないから辛いんだぜ もっともここはwikiあるからまだ楽だが 678 :2-683:2014/10/11(土) 19 11 18 ID geEd6i8c Chakuriki Wikiに海上自衛隊の食事について ・小型艦では調理するスペースが無いので冷蔵庫に弁当の形でしまっておいてレンジでチンらしい。 ・決して不味くは無いが味気無いのは否めない為、ちゃんとした金曜カレーが食べたいと思っている隊員もいるそうな。 ・質の良い食材は潜水艦に優先して配分されるらしい。 ってあるから弁当の話書いたんだけど海軍ではどうだったんだろうか まず大井が小型艦なのかもわからないけど絶対大型艦ではないだろうと思って 679 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 20 26 36 ID Ho1V9Wz. 678 まず駆逐艦、潜水艦はひどい つーか潜水艦は訓練報告書に「もっとこまめに補給が出来れば生鮮食品が食べれるので指揮もあがるぶん、戦果も期待できるからして」 って毎回書いてるレベルだったよ…昔調べた時の話 生鮮食品については今の海自も対して変わらないが、冷蔵冷凍設備が揃ってることや 冷凍野菜果物、ドライフルーツのお陰で昔よりはかなりいいらしい 大井さんは資料ないけど、古い艦だし、大きさ的にも重巡洋艦や空母ほど美味しいものがくえたとは思えない 駆逐艦と同等か少しマシレベルじゃなかろうか 後、それ小型艦といってもミサイル艇とかそんなレベルよ 680 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 20 58 15 ID buTxlFc2 677 というわけで連作続けられる方に感服する 自分なんて一発ネタでしょっぱい花火みたいなの上げるのが精一杯だしなあ 潜水艦限定だが食事だと有名どころでは http //www.warbirds.jp/truth/ijn-sub.html の後半に少し記載があるな 少ない補給拠点+長距離作戦が非常に多いのでそうなるらしい 一応小型潜水艦も同様の調理設備はあったっぽいが 681 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 21 38 21 ID 9mIiINj6 じゃあ潜水艦娘なら比叡さんに勝てるのか! 682 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 21 43 06 ID 9mIiINj6 652 語呂は良いけど冷静に考えるとひどい状況だなw 683 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 23 10 35 ID geEd6i8c 679-680 そうだったのか 要するに史実で豪華な飯が食えたのは戦艦と潜水艦だけか とすると比叡があれな理由が尚更わからない 連作言うけど俺は大井でしか妄想が捗らないだけだよ 色んな艦書きまくる人裏山だよ 684 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 23 59 45 ID zvbp5G3Y 長編は書くとなるとそのSSの設定とかも覚えておかないとな 後になって書いたものとで矛盾したらアカンし 685 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 01 53 10 ID cYbWPmA6 684 そういう場合って書きながら設定していくのかな?やっぱり事前に設定決めてから書いてく方がセオリーなのか。 650 駆逐艦は下戸と文字通り浴びるように飲んじゃう娘の両極端なイメージがあるな。 686 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 02 36 12 ID TvQLGtgw 680 あったけど使えるのは海上移動してる間だけで、戦闘海域では湯煎した缶詰だったらしいしのう… 683 第二次の潜水艦の食事は酷いぞ なんせ湿気が多いから生鮮食品なんで一週間ともたない、その分を他で補うためにビタミン剤支給したり、バターライスなんてのも考案してる、後固形ケチャップなんてのもあってだな。 その分所謂レトルト食品なんかは優先して配備されたそうだが→http //mukankei151.blog47.fc2.com/blog-entry-7818.html 687 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 02 39 19 ID cYbWPmA6 683 俺の脳内設定では比叡さんは元々それなりに料理ができたんだけれど、ある日金剛にイギリス流の調理方法を教わってから今みたいになったってことにしてる。 688 :2-683:2014/10/12(日) 02 46 37 ID Ff/T/eIg 685 参考までに 俺は最初一発ネタのつもりで書いてたから何も考えてないよ ただ今後もしも続ける気力が今後起きたらって事を考えて 細かい描写は意識して避けて書いてた あらかじめそういうところ曖昧にさせておけば後で書きながら設定肉付けしていける 686 あーやっぱり潜水艦は思った以上に大変なんだね…… でもここまで食品開発に力を入れてたのは日本くらいなんだろうな 689 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 03 27 55 ID cYbWPmA6 644 加賀さんなんか特に煙草に強そう。ニコチンや一酸化炭素なんて自慢の体温で焼き尽くしちゃいそうだ。…加賀さんごめんなさい。もう体温のことでおちょくったりしません。だから火のついた煙草をこっちに近づけるのはやめてください。 690 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 09 27 29 ID 1isrSzc6 海軍で食で悲惨なのは陸戦隊や湾港警備隊、沿岸砲兵等の地上部隊かな 実際に居た人の話し聞いたけど兵站線が断たれると近所に展開してる陸軍同様最終的に飢餓状態になるので、軍艦に乗ってれば飯にだけは一応苦労しないのに・・・と言ってた 流石に艦これSSでこの辺ネタにするのは無いな 陸揚げした艦載砲が馴れ初めでそこの隊長とラブロマンスになる艦娘とかぐらいしか思いつかん 686 個人的にかわいそうなのはUボートの「噛みゴム」だと思う 口臭や歯槽膿漏防止等でガム常用してるサブマリナーだけどガムの原材料が入手困難になってしまったので合成ゴムの板を噛んでたそうだ 汚くなったら洗ったり拭いたりしてまた噛む… という訳で潜水艦の艦娘はよくガム噛んでるイメージがあるな 「オリョクルは(くちゃくちゃ)疲れる(くちゃくちゃ)でち!」 691 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 09 32 30 ID XUYJgb1c 気持ち悪いからやめろ フィクションと現実の区別くらい付けられないのか? 692 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 09 58 21 ID 1isrSzc6 691 すまんなちと筆が滑り過ぎた 今プロット状態なのが陸軍に編入された海軍陸戦隊のお話なので(あかんこの時点でやっぱおかしいかもしれんな) 南方に展開してたのは調べれば調べるほど悲惨なのでその辺は置いといてソフトにしてハッピーエンドで着地させようと努力してるんだ まあ陸で戦った海軍さんという特異な雰囲気だけでも伝わればいいんだが難しいよというかどこまで艦これ要素入れるか試行錯誤しているよ 693 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 11 41 ID 1isrSzc6 まぁ当然艦これ要素をメインにしてあとは場の空気だけ漂わせる添え物にすればいいだけかな 誰得なのは否定しないが 694 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 15 37 ID TvQLGtgw 日本は天然ゴムあったから、ガム支給には困らなかったらしいな、支給困る頃にはそれどころじゃなかったし ドイツはWW1でもゴム不足に苦しんでコルクタイヤとか使ったからしゃーない 695 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 17 55 ID JwQ3N2mU 正直史実考証とかミリオタじゃないしどうでもいいのよ 些末な設定ばかりに凝って、肝心の萌えやらエロやらがおざなりになるのは本末転倒だってのがわからないかなー 696 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 17 58 ID OP/4A0t2 あきつ丸「米を炊きながら薪の煙を出すなとか一休さんレベルのとんちを要求する陸軍に比べれば海軍はまだましであります」 697 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 43 21 ID 68FuCRfc 艦これがきっかけで軍や歴史を調べて色々詳しくなってる人もいるとは思うけど、 たまについていけない話題もあるからあんまり濃い話題は控えて欲しいや 小説にそういう話を組み込むこと自体は面白いと思うけど雑談はもうちょいライトなのがいい 698 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 43 37 ID T0Y6of5w 695 こういう雑談からネタが生まれることもあるしねぇ、大体原作がある程度史実ネタ入れてるしな 現状に問題提起なり規制するなら、ここじゃなくて議論スレでやってほしい 699 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 11 31 44 ID 1isrSzc6 695 そりゃ史実ネタは入ってても全然関係の無い世界観だから全くもって至極当然です正しい でも自分はミリオタ崩れ(四次資料すら持ってない)上天邪鬼な性分なのでエロ前の語り1割+エロパロ9割の前者の部分に人が誰もやりそうにない 自分の趣味嗜好をぶち込んで自爆してしまうのでもしSS見かけたら嗤ってやってほしい しかし残りのエロ難しい!パロに全力投入だっ!とエロ薄くなってしまうのが力量の無さで恥ずかしいよ全く ちなみに海軍陸戦隊にいった人の話は艦これやるまで思い出しもしなかったので艦これには感謝している エロじゃないけど http //www.geocities.jp/tokuyaro/haguro0.html 艦これメインの筆者じゃないそうだが個人的にはこれにエロと萌えを充分投入したぐらいが理想かな 697 698 自分が言うのもなんですがこの辺でおいときましょうか 色々スレ荒らしてすいません反省してます 700 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 14 24 41 ID cYbWPmA6 698 おかげで艦娘の料理の腕前=元の艦の台所事情というのは間違い(ソースは 683)ということもわかったしな。 話変わるけど提督をハメるために艦娘が料理とか飲み物に何か盛るってシチュは意外と少ないんだよな。 701 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 15 05 36 ID 4KpKRdR. 少ないというか今まであったっけ? このスレで 割と考えやすいシチュだと思うけど確かに見ないな 702 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 15 22 29 ID LU2N3iVE 前にあったSSにあったけど、艦娘自体腕っ節が強いからなんじゃないの? それならモノに頼らなくていいんだし。 703 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 17 33 26 ID TvQLGtgw 702 腕っ節に自信のない駆逐艦が盛ったのはある http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/565.html 後は成る程提督に媚薬…そういうのもあるのか的なやつ http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/566.html 後は例のベッド下祥鳳さんも盛ってた 基本艦娘側が盛っても騙して悪いがにしかならんからねぇ 704 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 18 30 13 ID fKitAALM 艦娘の力でだいしゅきホールドされたらジークブリーカー状態になるのでは あれやな、艦娘側が自ら力弱くするためにあえて薬使うのもありだな。 少なくとも前の地上では最強提督は薬使わざるをえない 705 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 19 10 24 ID cYbWPmA6 704 艦娘はそういうことわかっててきちんと力の加減をしてる気がする。…長門は力いっぱい提督を抱きしめてくれそうだけど。 706 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20 40 21 ID LU2N3iVE 二次創作の提督って、外見は男や女、ロリショタに動物までいろいろいるけど、性格は多くが似たようなのばかりで艦娘みたいに個性的といえるキャラは少ない気がするのだが… 艦娘と絡ませる以上、作者の扱いやすいキャラのほうが好まれるのだろうか? (エロ系の作品の提督に個性を求めるのも野暮だと思うけど) 707 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20 41 17 ID IHwyIGrM そもそもサイズ的に人間サイズなのか? 艦載とかできないだろそれじゃあ 708 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20 47 21 ID TvQLGtgw 706 濃すぎると提督メインになるからではないだろうか? 誘っていたが、冗談としか思われずけんもほろろな対応をされた龍田ついに薬をもる 709 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20 53 54 ID kmTEIs4E 艦娘の腕力というのも実艦の馬力基準にしちゃうと割ととんでもない事態が多発することになるので要注意…… 710 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21 10 54 ID JFB..AQ6 媚薬が必要な場合を考えて見る 「やっぱり、初めては提督から求めて頂きたいので……」 誘い受け希望な場合 「逃げられないって言ったでしょ? 全部出しちゃいましょう、子種」 浮気と勘違いされた場合 「姉様を正気に戻すため……、提督に執心するなんて姉様がおかしくなった……、だから、気づかせないと……」 ただのメンヘラ 「なんでや、なんで起たへんのや。おかしいやろ、ウチ、こないアピールしとるのに、なぁ、なんでや? せや疲れてるんやろ、明日は任せとき、ウチが全部片付けたるさかい。やから、やから、明後日になったら一つになれるって、愛してくれるって約束してや。 なぁお願いや、やないとウチ、おかしくなってしまいそうなんや。胸の奥でコレはなんて呼ぶんやろ。 分からへん。分からへんのや。抱きしめて、口づけ交わしてしたら、そしたら良くなると思うんや。やから、」 提督が巨乳じゃないとダメだった場合 711 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21 17 33 ID 9x0blzwQ 自分が書いてるのはほとんど自分の性格や考え方、経験とか入れてるな ただ自分を出しすぎているとどう考えても好かれるわけがないって感じと自覚しているから 一応それなりに美化してたりもする 醜い点も話に上手に盛り込めるならそれはそれでいいかもしれないが 712 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21 38 56 ID IHwyIGrM そういうのを口に出すのはやめろ 713 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21 54 37 ID cYbWPmA6 709 艦娘にセクハラするのって命がけなんだな… 714 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23 16 54 ID OP/4A0t2 濡れ場のリハビリがてらに書いた駄文ですが投下します ※キャラ崩壊してるかも ※独自設定っぽいのあり 海沿いのある町の、その外れにぽつんと佇むコンクリートの小さな建物。 訪れる者のいないこの建物に提督が一人と艦娘が一人、ひっそりと暮らしている。 それほど大きくない町の、更にその郊外だけあって、周りには海以外何もない。 とは言え、別にこの提督が極度の人嫌いだとか、人目を憚るような訳があるとか、極秘任務に就いているとかいう訳ではない。 いや、任務と言えばそうなのだが― 数か月前、人類は深海棲艦と無期限の停戦状態に入った。 深海棲艦側としては、既に人類に対抗するだけの組織も、それを維持するだけの兵站もなく戦争を継続するのが困難になった。と言うのが一番の理由だ。 開戦当初こそ人類に対し攻勢に出ていた深海棲艦だったが、当初の計画よりも早く、そして広範囲に拡大した戦線は、やがて兵站の限界を超えてしまった。 その上緒戦の勝利によって徐々に現場至上主義が蔓延り、司令部を無視しての更なる戦線拡大が恒常化し始めた。 しかしこうした野放図な戦線拡大がいつまでも続く訳がなく、やがて最前線でも補給が滞り始めると、孤立した前線の艦隊は真っ先に人類側反攻作戦のターゲットとされた。 人類側の高度に組織化された軍隊や、大量投入される艦娘やその他の兵器、それらを維持するだけの生産力と兵站管理能力の前にこうした艦隊は次々と掃討され、 各海域で戦線の崩壊が起こると、士気低下や補給の停滞、更に現場至上主義の弊害として命令系統が混乱。 平然と命令無視や残党の軍閥化が頻発し、もはやだれが敵なのかも分からなくなってきていた。 こうして四分五裂した深海棲艦は急速に弱体化、戦争の継続はおろか、上層部はまともに命令に従う戦力がどの程度残っているのかも把握していなかった。 ―上層部もまた、そうした問題より自分の軍閥の拡大に重きを置いていた。 こうして始まった泥沼の内部抗争により人類との停戦を申し入れ、人類側もこれに対していくつかの要求をのむことを条件に停戦に応じた。 結局、戦争という行為に関しては、有史以来それを繰り返している人類の方が一枚も二枚も上手だったという事だ。 この停戦により各地の鎮守府や泊地とそこに溢れかえる提督や艦娘はその存在意義が薄れ、多くは除隊か、沿岸監視の名目で各地に飛ばされた。 その沿岸監視とは名ばかりの飼い殺しにあるうちの一人が、この小さな建物に暮らす提督である。 715 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23 22 48 ID OP/4A0t2 「おはようございます提督。ご飯にしましょう」 その飼い殺し提督と一緒にいるのが、今や彼の艦隊に唯一所属している艦娘となった伊勢であった。 戦後、他の艦隊に引き抜かれたり、自ら希望して解体され、普通の女性として除隊した者達が多い中、彼女は最後まで艦隊に残っていた。 「ああ、用意してくれたのか。済まないな」 寝ぼけ眼で小さな卓袱台に並べられた二人分の朝食を見て、提督は申し訳なさそうに言う。 「気にしないで。さ、食べましょ」 伊勢はそう答えながら提督を促し、自分も卓袱台の前に座る。 「「いただきます」」 二人向かい合って朝食をとりながら、提督はふと伊勢を見つめる。 「どうしました?私の顔に何かついている?」 「いや、見慣れたと思ったが、艤装をしていないと小さく見えると思ってな」 最近、伊勢は艤装をしていない時間が増えた。 以前の様に戦う事がなくなったので当然と言えば当然だが、身軽な今の姿は彼女を妙に小さく見せる。 やがて食事を済ませた二人は一緒に食器を洗い終えると、それぞれの業務に就く。 といっても大したものではない。 伊勢は外していた艤装を装備し、浜辺に出て瑞雲を発進させる。 名ばかりとは言え沿岸一帯の監視が任務である以上、日に何度かこうして哨戒を行い、ついでに感覚を忘れないために自主訓練を行う。 提督は周辺の見回りや施設内の保守点検、昨日までの報告の作成、時折司令部で行われる合同演習や図上演習等が仕事となる。 勿論、どちらも一日中やっている訳ではないため、他にやることがあるとすれば施設内やその周辺の清掃、海岸のゴミ拾いぐらいだろうか。 それでも陽の傾き始めるころには大体が終わってしまう。 飼い殺しと呼ばれる所以はここにある。 何重にも警戒態勢が敷かれ、無条件降伏に近い条件を呑ませて停戦した今、 深海棲艦が近海まで現れることはなく、辺鄙な田舎町の郊外で事件など碌に起こる訳もない。 一度砂利道でパンクしていた車を見つけ、ジャッキを持ってきてタイヤ交換を手伝ったこともあったが、精々その程度だ。 無論、こうした業務に大した報酬がある訳でもなく、 提督には最低限の生活物資の補給がある代わりに、戦時中に比べれば雀の涙ほどの給与で糊口をしのいでいる。 716 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23 26 41 ID OP/4A0t2 この日も何ら変わりなく、西の空がオレンジ色に染まるころにはすべての業務を終えて提督が風呂を、伊勢が夕食の準備を始めていた。 こうした代わり映えしない日々や旨みの無い待遇に嫌気がさして除隊するものも多く、軍縮を迫られている上層部としてはそれが狙いでもあった。 「さて、今日も一日平和だったな」 提督は風呂を洗いながらこの頃この時間の口癖となった言葉をつぶやく。 伊勢からも特に何の異常もなかったとの報告を受けているが、そもそも異常があったためしがない。 「……これなら辞めたくなる奴が多いのも分かるな」 そう言いながらも提督はそのつもりは無かった。 それから暫くして、風呂の準備が整うとほぼ同時に夕食も完成した。 いつも通り、二人ともまずは先に風呂に入り、それから夕食となる。 普段なら二人分の食事が並ぶだけの食卓に、提督の懐では少し無理をした銘酒の小瓶が置かれている。 「「いただきます」」 いつもの通りの夕食に加えてコップ酒が追加された卓袱台。 しかしコップは三つ出されていた。 三つ目の前には何人もの名が刻まれた位牌が一つ。 今日はかつての仲間の命日だ。 戦争末期、深海側最後の抵抗とされた激烈な戦闘があった。 練度の足りない新兵たちまで駆り出し、補給も受けられないままに戦いを挑んだ深海棲艦の敗北は最早目に見えてはいたが、 それでもいくつかの艦隊との間では死に場所を求めたような古参兵の猛烈な抵抗に遭い、少なからず損害が出た。 その損害の一つが、この提督の艦隊。 そこには改装を終えたばかりの伊勢の妹もいた。 それからすぐに戦争は終わった。 仇討ちも弔い合戦もなく、その機会は永遠に失われた。 そして今、こうしてその死を悼むことが残された二人に唯一出来る事だった。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/tancolle/pages/171.html
同ページはPAに参加する事になった艦これキャラが関わるエピソード集です。内容は随時変更の可能性あり。 ●次元スリップ ●ファーストコンタクト/USSフィラデルフィア ●ファーストコンタクトⅡ ●合流と決断 ●合流時のパート修正案 ●フィラデルフィア乗艦後のシーン色々案 ●シーン集 ●登場艦娘プロファイル ●特設司令部編成 ●深海棲艦艦隊構成 ●本編原案の再編案(艦これ編) ●本編原案の再編案(艦これ編2)
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/424.html
301 :名無しさん:2014/06/03(火) 14 59 39 ID 08L8dJ02 299 らき☆すたの黒井先生みたいなもんか 302 :名無しさん:2014/06/03(火) 20 05 06 ID ekzJlUO. 谷風のブロント語とか、金剛の英語とか、ヴェールヌイのロシア語とか…… 303 :名無しさん:2014/06/03(火) 20 29 39 ID mPd4w9Z. 谷風以外はちゃんと縁があるんだからいいじゃんw 304 :名無しさん:2014/06/03(火) 21 05 24 ID EzneJL9. 雪風はいつ日本訛りでニーハオとか言うの 305 :名無しさん:2014/06/03(火) 21 09 01 ID yeK09hxg 302 漣の2ちゃん語 夜勤病棟×艦これで「夜戦病棟」とかどうですかね 野戦病棟モードだと「楽にしてやるのも提督の勤めだ」パーンになります 306 :名無しさん:2014/06/03(火) 22 40 28 ID ekzJlUO. 漣は言語よりもむしろスパロボのミオやエクセレン、 ムゲフロのシャオムウみたいなメタやパロディ台詞全開になりかねなくて 307 :名無しさん:2014/06/03(火) 23 25 35 ID mPd4w9Z. 某所で「「こう書いて漣と読みます」は掌に書いてくれてる」ってレスを見て、想像して萌えた 308 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 31 28 ID CZ5jWNsM 提督×加賀の非エロを投下します。 艦娘に関する独自設定あり。 加賀さんだけは深海棲艦が現れる前までは普通の人間として生まれ育っています。 309 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 35 16 ID CZ5jWNsM 食堂・間宮へと続く廊下を赤城は誰から見ても分かる通り楽しそうな顔で歩いていた。先ほど出撃から帰ってきた赤城は艤装を自分の部屋に置いてすぐに間宮へと向かった。 恐らく頭の中で間宮の作る料理の数々を思い浮かべているのだろう、その表情には戦闘の疲れは見えなかった。 同じ第一艦隊で出撃していた他の艦娘たちは多少の怪我を負っていたので今は入渠中だ。赤城は運が良いことに無傷で帰還できたので、今は好きなように行動している。 一歩一歩食堂へ近づく度に騒がしい空気を赤城は感じた。その空気は食堂から流れてきている。不思議に思いながら出入り口に立ち食堂の中を覗いた時に赤城は騒ぎの原因を察した。 「そんなこと、言われなくても分かってます!」 灰色のツイーンテールが興奮気味に揺れていた。赤城側から見れば後姿ではあったが、すぐに瑞鶴だと分かった。その瑞鶴の前には見慣れた無表情の顔があった。加賀だ。 食堂にいた他の艦娘たちは不安そうに二人を見ている。間宮もカウンターで困ったように微笑んでいた。 またか、と赤城は苦笑した。赤城と同じ一航戦の加賀は自分にも他人にも厳しい艦娘ではあるのだが、 五航戦である翔鶴と瑞鶴相手だと―――その中でも特に瑞鶴だが―――より辛口になるのだ。 「実践できなければ分かっていないのと同じ。演習でさえ足手まといなのだから、いつまでもこの基地から海へは出られないわね」 「……ッ!ま、まだ…改造…できてないから…」 瑞鶴を見る目がさらに冷たくなった。 「だから提督は貴方に良い装備を与えた。貴方が一番に功績を残せるように、改造済の私と貴方の姉の装備は性能が低いものだったし、艦攻も艦爆も制限されていた。 それでも貴方は攻撃を何度もミスして、貴方を庇った姉が大破して動けなくなった。貴方が上手くやってくれていたら、今日の演習は完全勝利が出来たと思うわ」 瑞鶴の体が小さく震えていたが何も言わなかった。加賀の言い分が的を得ていて反論の余地がないのだろう。 「未改造だからといって成果をあげなくていい理由にはならないわ。…まぁ、あの子も大破するぐらいなら貴方を庇わない方がマシだったわね。 そのせいで攻撃手順が一つ減ってしまった。冷静な判断が出来ていない」 加賀の肩が僅かに下がった。赤城の耳には届いていないが、きっと目の前の瑞鶴には加賀の溜息は聞こえているだろう。 「これだから五航戦は」 その時ツインテールが勢いよく跳ねた。 「………今はその先輩面を精々楽しんでいるといいですよ」 いつもより低いトーンの、据わった声だ。多分、キレた。 「五航戦は五航戦はって…”陸生まれ”のくせに!」 一際大きな叫びが食堂に響き渡った。異様な静けさが訪れる。その静寂を破ったのはキュッという靴音だった。 瑞鶴は振り返っって大股で早歩きをし、そのまま出入り口にいる赤城の傍を無言で通り過ぎた。横目でちらりと見た瑞鶴の顔はとても険しかった。 310 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 38 52 ID CZ5jWNsM 瑞鶴は最近になってこの基地へ着任した艦娘だ。海域に出撃させるにはまだ早いので、今は演習で錬度を高めている。 提督は着任したばかりの瑞鶴に配慮してか演習には必ず翔鶴も参加させていた。基本的に演習では空母は鶴姉妹だけだったが、 時折加賀または赤城が随伴することもあった。演習の内容によっては赤城も鶴姉妹に注意をすることはあったが、 性格も雰囲気も温和な赤城の言葉には何処にも棘がない。加賀のように鶴姉妹を無闇に落ち込ませることも見下すこともしない。 まして、あんな風に怒らせることもない。 赤城は再び目を中へ向けてもう一つの騒ぎの原因を見遣った。加賀はいつの間にか席に座り湯呑みを口につけている。 瑞鶴が去ったことで静まり返っていた食堂も徐々に賑やかさを取り戻していた。何人かは加賀をちらちらと見ていたが、加賀は表情を変えていない。 気付いていないのか、気にしていないのか。 「赤城さん、何が食べたいかしら」 カウンターから間宮が声をかけてきた。赤城は数秒考えてから口を開いた。 「カレーをお願いします、大盛りで」 わかってますよ、と間宮は笑った。 「席に座っていてください。持っていきますから」 間宮の言葉に甘えて、赤城は席に座った。もちろん加賀の前だ。 「今日も相変わらずですね」 加賀はチラリと赤城を一瞥し、湯呑みをテーブルに置いた。 「あの子たちは未熟だから」 そして左腕をテーブルの端に伸ばして食器カゴの中にある湯呑みを一つ取り出した。その湯呑みにポットのお茶を注ぎ赤城に差し出す。 「ありがとう、加賀さん」 素直にお礼を言って赤城は湯呑みを受け取った。いえ、と加賀は小さく呟いた。加賀はこういう気遣いを赤城にはよく示してくれていた。 赤城だけではない、二航戦や他の艦娘、提督にも優しさの片鱗を見せる。しかし五航戦相手だとそれが隠れてしまうのだ。 「お待たせしました」 赤城と加賀のテーブルに間宮がトレイを持って現れた。トレイには大盛りのカレーと大盛りの親子丼が載っていた。赤城の前にカレーが、加賀には親子丼が置かれた。 香ばしいカレーと親子丼の匂いに赤城の口の中に唾液が湧き上がる。いただきます、をしようと赤城が両手を合わせようとした時、間宮が加賀の名前を呼んだ。 「ねぇ加賀さん、貴方の言い分も分かるのだけれども…もう少し彼女たちに優しくしてみたらどうかしら」 箸を取ろうとする加賀の手がピタリと止まった。 「もちろん戦いに不慣れな方に指導をすることは大事ですが、ただ厳しいだけでは信頼関係は生まれません。加賀さんは五航戦がお嫌いですか?」 加賀の目が泳いだ。居心地の悪そうな目が赤城に向けられたが、赤城は黙ってただ笑った。間宮の質問に加賀がどう答えるのか気になったからだ。 それを悟ったのか加賀は諦めたように溜息をついた。 「………別に、嫌いという訳ではありません」 小さな返答に間宮の顔が明るくなる。 「それなら私から何も言う事はありません。後はお願いしますね」 「………善処します」 間宮は軽く頭を下げるとテーブルから離れていった。加賀の顔は相変わらず無表情だったが手を箸の上に置いたまま動こうとしない。 311 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 40 13 ID CZ5jWNsM 「早く食べないと冷めちゃいますよ」 赤城はスプーンを右手に握りルーがかかっている部分の白米を掬い上げた。口の中へと持っていく。うん、おいしい。 何度も噛み締めてカレーの味を堪能する。充分に味わった後にようやくカレーは赤城の食道を通った。 「……赤城さんも、間宮さんと同じ考え?」 二口目を掬う前に前から声がした。赤城はスプーンを止めて加賀を見た。加賀はまだ親子丼に手をつけず、顔も俯いたままだ。 「あなた自身が好きなようにしたらいいと思いますよ」 加賀は顔をあげて眉間を顰めた。 「好きなようにしたら、また間宮さんに言われてしまうわ」 「あなた自身は悪いと思っているの?」 「それは……」 「間宮さんの小言を逃れるために取り繕っていたとしてもいいんですよ。だって貴方は、正規空母の加賀さんなんですから」 「そう、よね」 再び加賀は顔を俯かせた。手は動かないままだ。どうしたものか、と赤城が考えようとした時にぐぅ、と音が聞こえた。 加賀がパッとお腹に手をあてた。無表情の顔に少し赤みが帯びる。 「ほら、早く食べましょう。腹が減っては戦はできないですよ」 赤城の急かした声に加賀はようやく箸を取り、両手を合わせた。 312 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 42 46 ID CZ5jWNsM 「ふぁ~……終わった終わった」 白い軍装に身を包んだ男が思い切り腕を伸ばした。ゆっくりと背中を背凭れに預け、椅子に深く座る。 「お疲れ様です、提督」 加賀は提督の前にある執務机に湯呑みとポットを載せたトレイを置いた。ポットの中にはルイボスティーが入っている。 「ありがとう。遅くまで仕事に付き合わせてしまって悪かった」 「いえ…秘書艦として当然ですから…」 明日の朝に提出期限であった書類を提督と加賀は二人で片していた。書類作業が不得意ではない加賀だったが、 さすがに大量の紙を相手にしたら時計の針が十時を過ぎるまでかかってしまった。 「では、私はそろそろ失礼します」 加賀がそう言うと提督は頭を左右に振った。 「加賀さんも一緒に飲もう」 「いえ、もう遅いので自室に戻ります」 加賀は提督の誘いをキッパリと断った。提督はあからさまに大きな溜息を吐いた。 「それじゃあ命令、一緒に茶を飲むぞ。一人で茶を飲むのは嫌なんだ」 「……命令なら仕方ないわね。分かりました、お付き合いします」 「よし!じゃあ自分の湯呑み持って来い」 加賀は給湯室に行って適当に湯呑みを選んだ。執務室に戻ると提督は執務机ではなく来客用ソファーに座っていた。 彼の脚の前にあるテーブルには加賀が運んだポットとトレイが置かれていた。 加賀は提督と向かい合わせのソファーに座り自分の湯呑みにお茶を注いだ。 「加賀さんが書類作業に強くて助かるよ。お陰で徹夜はせずにすんだ」 「お役に立てたのなら何よりです」 加賀は湯呑みを口につけた。ルイボス茶の香りが口内に広がる。和菓子か洋菓子もあればもっと良かった。 加賀は口から湯呑みを離すと提督に目を合わせた。 「……それで、何か私にお話したいことでも?」 悪戯が見つかった子供のように提督は自分の顎を撫でた。 「何だ、バレてるのか」 「回りくどいことはせずに直接聞いたらいいわ。質問には極力答えられるように努めます」 「そうだな…その、話は…察しているかもしれないが、五航戦のことで」 加賀は小さく溜息を吐いた。 「提督も、彼女たちに優しくしろと仰るのですか」 コミュニティー内で不穏分子があるよりかはない方が良い。それにここは軍という組織だ。 戦いの場において仲間内で信頼が欠けていてはチームの連携に支障を来す恐れがあり、最悪大怪我や任務の失敗に繋がるかもしれない。 提督としてはその不安要素をなくしたいと考えるのは当然だ。五航戦の件も自分さえ態度を改めれば穏便にすむことを加賀自身理解していた。そう、理解はしているつもりだ。 「提督のお気持ちもわかります。私個人のせいで規律を乱してごめんなさい」 加賀は頭を下げた。そんなことしなくていいよ、と声が上から聞こえてきた。加賀が顔をあげると提督と目が合った。 313 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 46 32 ID CZ5jWNsM 「その、俺の勘違いなら悪い。加賀さんの五航戦への態度がキツいのは誰から見ても分かるんだけどさ…… 本当は、そういうことを君自身は望んでいないんじゃないかな?」 「えっ?」 加賀は困惑した。提督の質問の意図が理解できなかった。 「加賀さん、君は五航戦には厳しいけど彼女たちを遠くから見ている時の君は…いつも後悔しているように見える。 周りが君に何も言わなくても、君自身が五航戦に優しくなりたいと思っているんじゃないか?」 加賀は言葉に詰まった。何をどう言っていいのか、加賀にはすぐに答えを見つけられなかった。 しかしきっと今の加賀が何を考えているのかも提督はおおよそ見当がついているだろう。 なにせ赤城と同じく提督もまた彼女自身に勘付いているのだから。 「提督は…私が軍に身を置くようになった経緯をご存知ですか?」 「あぁ、君がこの基地に着任する前に大体のことは聞いたよ」 「そうですか…」 加賀は提督から目を逸らした。彼に話してみようか?疑問が加賀の頭の中をグルグルと回る。 話した所で何かが変わるとは思えない。それなら何も話さない方がいい。 「加賀さん」 提督の呼び声に加賀は少し間を置いてから、目を提督に向けた。 「俺に話した所で問題が解決するとは思えない。君の力になれるかどうかも怪しい。俺が君に出来ることは…」 提督は傍にあるポットを手に取った。 「君にお茶のおかわりをいれてあげることぐらいだ」 しかし湯呑みの中を見て提督は口を尖らせた。 「おいおい加賀さん、全然減ってないじゃないか。これじゃあ何にも出来ない」 「それは…ごめんなさい」 クスッと加賀の口元に笑みが零れた。 「それじゃあ、代わりに私の話を聞いてもらってもよろしいでしょうか」 314 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 51 14 ID CZ5jWNsM 何処かの町にごく普通の家庭で生まれ育った一人の少女がいた。彼女は頭がよく運動もできた。 他の子供と比べたらあまり表情は豊かな方ではなかったが、友達は少なくはなかった。 ごく普通の恵まれた環境で彼女は日々を過ごしていた。平和で退屈で平穏な日々であった。そんな日々の中で彼女は違和感を感じていた。 この環境は自分がいるべき場所ではないのかもしれないと。 思春期にありがちな、自分は他人とは違うと思い込みたい行為のようなものだと彼女は思っていたが、それで納得できた試しがなかった。 彼女は自分の違和感が何か分からず、中学を卒業し、高校に入り、大学受験をして無事に志望大学に合格をして花の大学生活を送っていた。 彼女はこのままこの違和感の正体を知ることなく生き続けるのだろうと思っていた。 しかし、世界が変わった。ある日突如として現れた深海棲艦という化け物が人間を襲い始めたのだ。 夏期休暇に友人たちとクルーズ客船で船旅をしていた時、彼女たちが乗った船を囲んだ無数の化け物たちを見て、 恐怖に慄き泣き叫ぶ乗客たちの中で、彼女は生まれて初めての高揚感を感じた。 彼女がふと意識を取り戻した時には海に化け物たちの死骸が浮かんでいた。そして彼女は船ではなく、海の上に立っていた。 彼女の傍には旅行で乗っていた船とは違う、もう一つの船があった。とても大きな大きな船だった。 初めて見た船のはずなのに、懐かしさに彼女は涙を流した。 突如現れた巨大な船、 乗客の中にいたその道に詳しい人が驚きで身を乗り出して客船から落ちてしまう原因となったその船は、航空母艦・加賀であった。 315 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 54 38 ID CZ5jWNsM 「その時、私がどうしてこの世に生まれたのかを理解しました。私は化け物、深海棲艦と戦う為に生まれたのだと… 私がまだ船であった時の記憶も思いだしたんです。その日をキッカケに、深海棲艦だけではなく艦娘も海から現れるようになりました。 その後しばらくしてから私は政府に声をかけられて軍に入りました。戦いに身を置くことになりましたが、 私が”加賀”として扱われ存在することに抱いていた違和感がなくなったのも事実です。私は軍に自分の居場所を見つけました」 生まれ育った環境を離れてしまうことに不安がなかった訳ではない。それでも自分自身は加賀であることを自ら望んだ。 加賀として接せられることに安心感を覚えた。自身を苛んできた違和感が解消された上に自分の使命がハッキリと分かっていた。 生きる意味や生き方に迷いを抱く人間と比べれば、存在意義があることは幸せだと信じていた。 「……しかし、五航戦…最初に翔鶴がこの基地に来た時から、少しだけ息苦しくなりました」 翔鶴はカスガダマ沖海戦で第一艦隊が連れて帰ってきた艦娘だ。翔鶴は海から来たのだ。 「…海から来た艦娘はオリジナルの艦船に最も近い存在。港の工廠で生まれた子もオリジナルに近い。 …私は、彼女たちと違って女の腹から生まれた陸生まれの陸育ちです。私よりも、あの子たちの方が艦娘として相応しい」 「俺からすれば海も港も陸もみんなすごい艦娘だよ」 「それは提督が普通の人間だからだと思うわ」 提督は苦笑した。 「厳しいなぁ加賀さんは。でも本当に、俺から見たら何も差異はないし、他の子たちだって気にしてないんじゃないか?」 「瑞鶴は去り際に”陸生まれのくせに”って言ってました」 「…あー…」 「陸生まれの艦娘は現時点この基地には私一人だけです。周りの艦娘と引けを取らないように鍛錬を積んできました。 お陰で基地の中では一番高い錬度になりましたが…」 陸生まれの加賀を他の艦娘は差別することなく真摯に接していた。 そこに嘲りの感情がないことを加賀は分かっていたから気負いなく付き合うことが出来た。 しかし、五航戦は別だった。今の加賀としての記憶は、当時の航空母艦だけではなく搭乗員達の記憶の集大成でもある。 搭乗員達は五航戦を見下していたのだ。その感情が今の加賀の中でもくすぶっていた。 だから五航戦と関わる時はつい辛辣な態度で接してしまうのだ。 「……私の態度のせいで瑞鶴は私を嫌っている。陸生まれの私なんかに大きな顔をされているのが気に障るのでしょう。…私も… 自分が陸生まれなのにあの子たちが海生まれで……勝手な劣等感を抱いている…」 そのことを思うといつも胸がキリキリと痛んだ。憎悪に近い黒い感情がグルグルと加賀の中で渦巻いている。 「私は加賀として存在することに生き甲斐を感じていました。でも、自分が加賀だからといって五航戦を無下に扱うことを正しいとは思っていません。 そう思っているはずなのに、それでも私は態度を変えられない。私は、加賀だから」 316 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 57 32 ID CZ5jWNsM ――――――沈黙が訪れた。 加賀はそれきり口を閉じてしまい、提督も口を開こうとしない。しばらくすると加賀の眉間に僅かに皺が寄った。やはり話すべきではなかった。 その思いがじわじわと加賀の中で大きくなっていく。 「あのさ」 先に言葉を発したのは提督だった。加賀はごくりと唾を飲み込んだ。緊張が体を走るが、次に出てきた言葉に加賀は別の意味で体が固まった。 「名前は?」 「はい?」 「だから、名前」 名前。一体何を聞いているのだろうかこの男は。 「……加賀ですが?」 違う違う、と提督は首と手を振った。 「加賀じゃなくて、家族の元にいた時の君の名前」 パチリ、パチリと加賀は目を瞬かせた。 「……何故?」 「何故って、知らないから名前を呼べないじゃないか」 「知らなくても、加賀という名前が―――」 「確かに君は加賀だけど、加賀そのものではないだろう?」 その言い方に加賀はムッとなった。 「私が陸生まれだから艦娘としては相応しくないということですか」 「そうじゃないよ。それにさ、君は海と港生まれの方がオリジナルに近いと言った。近いということは、そのものではない別の個体だ。 加賀と君が同一ではないのと同じように、彼女たちも違うんだよ。君と彼女の違いは、性能差やオリジナルとの類似性じゃない。 君は艦娘としてではなく、君自身という存在を証明してくれる名前を持っていることだ」 「……それが何か?」 提督の言わんとすることが加賀には分からなかった。提督は困惑を隠しきれない加賀を見て口元を緩ませた。 馬鹿にした笑いではなく、安心させるような笑い方だ。 「この先、いつか深海棲艦との戦争が終わって兵器が不必要となった時、艦娘はどうなっているだろうか。 もしかしたら海に帰るかもしれないが、そうではないのかもしれない。海に帰ることができず、陸に残ってしまうかもしれない。 もしそうなった時、戦いしか知らない彼女達が陸で普通に生きていけるだろうか?」 「……その時になったら、提督は私に彼女達のサポートをしろと仰りたいのですか」 目の前の男の顔がニカッと破顔した。 「さっすが!相変わらず察しが良いね。君はこの戦いが終わったら帰る場所がある。艦娘達は海に帰ることが出来なければ、居場所がないんだよ。 軍施設も縮小するだろうからすべての艦娘が基地に残れるとは限らない。俺は彼女達にも軍以外の場所に居場所を作ってあげたい」 317 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 01 00 ID AQ9YRDIQ 加賀は家族の事を思い出した。自分が戦いに身を置く決意を家族に伝えた時、誰もが反対した。 船旅を共にしていた友人達の中には自分の力を恐れて離れてしまった者もいたが、心配している者もいた。 それでも日々深海棲艦の被害が拡大していく中、自分を軍に行かせることを認めざる得ない状況になっていた。 自分が軍に入ってしまえば戦争が終わるまで故郷へ帰ることは禁止され、また家族や知り合いも自分を訪ねることも許されない。 郷愁心を煽られて戦争から逃げ出さないようにした規則かもしれないが、そもそも深海棲艦との戦いに焦がれていた自分には 無用の心配のようにも思えた。だからこそせめて、自分を心配する家族には手紙を送ることを約束したのだ。 最初軍は手紙のやり取りにも難色を示したが、検閲を条件に許可された。今でも家族とは手紙を送りあっている。 文面からはいつも家族が自分を気遣っているのを感じていた。 普通の人間にとったら強大な艦娘の力を持つ自分の存在は恐ろしいはずなのに、家族は変わらなかった。 優しくてあたたかな自分の帰る場所。他の艦娘が持っていない場所。五航戦も持っていない。その考えに辿り着いた時、 心に高揚感が湧き出て、すぐに胸が痛んだ。 「どうした?気分でも悪くなった?」 加賀の僅かな変化を提督は感じ取ったようだ。加賀は自他共に認める程表情が乏しいのに、 妙な所で聡い提督の前では自分が丸裸になったような気分で居心地が悪い。 「いえ……自分の浅ましさに辟易しただけです」 提督が首を傾げた。どうしたものか、と加賀は迷ったが、己の胸中を色々と喋ってきたのだ、ついでに吐き出すことにした。 「五航戦の持っていない帰る場所を私は持っている、その事に優越感を感じました。でもそう感じる自分が嫌にもなった」 チラリと提督に目を向けると、視線の先に嬉しそうな顔が見えた。 「ほら、君には加賀ではない自分自身がちゃんといる。五航戦だってそれに全く気付いていない訳じゃないと思うよ。 瑞鶴だって単純に虫の居所が悪くてつい感情的になってしまっただけさ」 「……結局は私の態度が原因です。五航戦に嫌われても仕方ないわ」 君は本当に真面目だなぁ、と提督は暢気に言った。提督の言う通り、自分は考えすぎなのかもしれない。 だからといって楽観的に物事は見れない。けれども、今まで悩んでいたことを吐露したことで少しだけ気持ちが楽になった。 「お、いい顔になった」 表情はそんなに変わっていないはずなのに、また気付かれてしまった。コホン、と加賀は咳払いをした。 「ところで、色々と考えていたのね。少し意外でした」 まぁね、と提督は得意気に胸を張った。まるで先生に褒められた生徒のようだ。その姿が微笑ましくて、今度は加賀も顔をほんの少し綻ばせた。 「提督、私の名前のことなんですけど」 そう言って自分の名前を伝えた。 「おぉ、可愛い名前じゃないか」 「ありがとうございます」 「それで俺の名前はな…」 「知ってるわ」 「……あのねぇ、ここは一応聞いておくものだよ」 提督の拗ねた反応にはぁ、と自分は呟いた。 「気を取り直して、俺の名前は…」 提督も名前を言った。初めてその名前を聞いた時と同じく、良い名前だと自分は思った。それを口に出すことはなかったが。 318 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 04 03 ID AQ9YRDIQ 「それでだ、現在陸生まれの艦娘は君一人しか確認されていない。これからまた見つかるかもしれないし、ずっと君一人だけかもしれないが… もしも戦争が終わって君の助けが必要になる時が来たら、協力してもらえるだろうか?」 提督は自分の名前を呼んだ。そうやって自分の名前を呼ばれるのは手紙以外では久しぶりだった。何だかむず痒さを感じたが、 心地よさもあった。自分は加賀であったけれども、自分自身も生きているのだ。 「私に協力できることがあれば、喜んで」 自分の返事に提督はほっとしたように息を吐いて、それから笑った。 「多分、君の悩みは戦争が終われば解決するはずだ。深海棲艦と共に艦娘が現れたから、いなくなれば艦娘の必要性もなくなるからね。 君の中にある加賀の意識もなくなるか弱くなると思う。そしたら五航戦とは君自身で接することが出来るようになるはずだ」 提督が言うと、本当にそうなのかもしれない、と思ってしまう自分がいた。 中身が変わっても見た目は変わらないから五航戦が自分自身にすぐに慣れるとは思わないが、そう悲観的にならなくてもいいだろう。 それにしても、だ。 「提督、私たち艦娘のことを考えてくれるのは嬉しいですが、戦争が終われば貴方も私たちと同じくお払い箱になるんじゃないかしら。 自分の心配をした方がいいわ」 「あぁ~だよなぁ……俺って上層部に受けがよくないからすぐ追い出されそう」 大きな溜息を吐いたが、あまりに白々しいので提督自身あまり気にしていないかもしれない。 「いいんですか、確か軍に入る前に家から勘当されたって仰ってましたよね」 「まぁほら、いいんだよ俺のことは。なんとかなるなる」 「お気楽ですね…どうなっても知りませんよ」 アハハハ、と軽快な笑い声が部屋に響いた。 「もし行く当てがなかったら、君に養ってもらおうかな ――――――おいおいそんなあからさまに嫌そうな顔をしないでくれよ、冗談だって」 いたずらっぽく笑いながら提督はウインクをした。その仕草で大学生時代に遭遇したナンパを思い出させた。 あの時自分をナンパしてきた男の顔は全く覚えていないが、今の提督みたいなことをしていた気がする。 「本気じゃなくてよかったです。戦争が終わった後まで提督の世話はしたくありませんから」 「ほんっとうに厳しいなぁ…じゃあさ、俺を養わなくていいからさ、デートしようデート ――――――おいおいそんなまさに苦虫を噛み潰したような顔にならなくてもいいだろ」 「冗談は顔だけにしてください」 「自慢するけどそんなに悪い顔じゃないだろ!…と、いうか冗談じゃないんだが」 「えっ」 「こういう情勢じゃなかったら、俺は君にアプローチしたいんだが」 いつの間にか提督の表情が真剣なものになっていた。二つの目は自分をじっと真っ直ぐに見つめている。 その眼差しに囚われて瞬きさえ出来なかった。いつもの軽い調子の提督が目の前からいなくなっている。 本当に冗談で済ます雰囲気ではないようだ。 319 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 07 48 ID AQ9YRDIQ 「私は…」 軍に入る前、自分は恋愛事にはあまり積極的ではなかった。男女のあれこれに夢中になるには胸中に住みつく違和感が邪魔をしていたのだ。 自分に恋慕を抱く男は何人かいたが、彼らの想いに応えることが出来なかった。 軍に入ってからも軍関係の男とそれなりに知り合いにはなったが、戦いという存在意義を見つけてからは以前よりも恋愛への興味が薄れた。 他の艦娘が年頃の女の子みたいに恋だの愛だのに興味を持って話をしているのを聞く時まで、 そういう感情もあったなぁ、と他人事のように忘れていた。興味津々の艦娘達が陸生まれの自分に恋愛経験について尋ねてきたこともあった。 駆逐艦達が相手だったから、適当に誤魔化したらすんなり信じてくれホッとしたが、 赤城と二航戦は何となく自分のことを察していたのか深く追及しなかった。だからまた、提督に言われるまで忘れていたのだ。 「……すまない」 提督は自分から目を逸らした。 「迷惑だよな。悪い…忘れてくれ」 俯きながら発せられた声はいつもの飄々とした提督とは大違いだった。自信がなく弱弱しい声だ。珍しい提督の姿に少し驚いた。 どんなに不利な戦況で艦娘が弱気になっても提督は気丈に明るく振舞っていた。敵の撃破に失敗した時も 大丈夫だ、次があると艦娘を慰めていた。いつも自信に満ち溢れた提督が、 恋愛事になるとこんなにも弱気になってしまうのか、と別の意味で感心してしまった。 「……あーその、最後に妙な話になってすまない。片付けは俺がやっとくからもう寮に帰っていいぞ」 提督は顔を伏せて自分とは目を合わせない。はぁ、と自分が溜息を吐くとビクッと男の肩が揺れた。何もそんなに、怯えなくてもいいのに。 「お言葉に甘えて先に失礼します」 軽く会釈をしてからソファーから立ち上がり、執務室のドアへと歩いた。ドアノブを引っ張りドアを開けてからチラリと後ろを向くと、 提督の顔まだまだ下を向いていた。 「提督」 呼ぶとワンテンポ遅れて提督は顔をあげた。その顔にはぎこちない笑みがあった。 「デートなら今度の休みの時でも大丈夫ですよ」 「えっ」 「それじゃあおやすみなさい」 「ちょ、まっ」 提督が言い終わる前にドアを閉めた。廊下に出ると寮へと足を向けた。なんだか足取りがとても軽い。脳裏に先程の提督の顔が浮かんだ。 呆気にとられて間抜けな顔で、とてもおかしい。 「……気分が高揚します」 恋愛感情についてはまだよく分からない。それでも提督にそういう目で見られていたことに悪い気は起きなかったし、嬉しいと感じた。 もしかしたら提督が初めての自分の恋になるのかもしれないと、甘酸っぱい予感に思わずピュ~と口笛を吹き始めた。 バンッ!と後ろから大きな音がした。 思わぬ音にビクッと体が跳ねる。 「何…?」 後ろを振り返ると提督が急ぎ足でこちらに向かっていた。 「て、提督?」 提督は、自分の名前を呼びながら強く腕を握ってきた。その力の強さに動揺が走った。 320 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 08 52 ID AQ9YRDIQ 「提督、あの…」 「さっきの言葉、本気に取ってもいいのか」 「え」 「今度の休みにデートしてもいいって」 「あ、はい…私は構わないわ」 「つまり君は、俺と同じ気持ちなのか?」 「それは…その、…軍に入る前から私は恋愛事には疎いのでそういう感情はまだよく分からないけど」 「けど?」 「貴方にそういう目で見られていることは嬉しかったから、多分…そういうことなのかしらと思って」 最初は戸惑っていた表情も、段々と笑顔に変わっていった。 「そうか、…そうか!そうかそうか!」 「な…っ?!」 突然抱きしめられた。自分の顔が提督の肩に埋まる。 「ありがとう、…好きだ」 「…っ」 耳元で囁かれて体がゾワッと震えた。嫌なようで嫌ではなかった。顔が急激に熱くなる。 「て、提督…その…」 「耳が真っ赤だ」 お互いの体がさらに強く密着して胸が押し潰される。提督の鼻が耳にあたった。自分の名前が呼ばれた。その声がとても優しくて、甘くて。 「てい、と、く…」 自分の手を下から提督の肩へと置いた。 321 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 12 37 ID AQ9YRDIQ . 「―――あの、何してるんですか」 聞きなれた声に加賀は振り向いた。視界に灰色のツインテールの髪、瑞鶴がいた。 「あら、貴方こそこんな時間にどうしてここへ?」 「えーっと…その…色々と… …いや、私の事よりも――――――提督は大丈夫なんですか」 瑞鶴は引きつった顔で加賀の足元を見る。瑞鶴の視線の先には床にうつ伏せに倒れた提督がいた。 そして提督の頭には加賀の足が乗せられていた。 「……何でもない、俺は大丈夫だ」 「本人もそう言っているから大丈夫よ」 「あ、はい……左様ですか…」 「用があるのは提督かしら?私はこれで失礼するわ」 加賀は提督から足を離すとその足で提督の体を小突いた。いたっ!と小さな声が聞こえたが、気にしなかった。 「わ、私が用があるのは提督じゃなくて…加賀さんなんですけど…」 意外な言葉に加賀は瞬きをした。 「何かしら。もしかして昼の続きでもしたいの?」 「そ、そうじゃねーです」 ツインテールが横にふるふると震える。 「えっと、その…昼は言い過ぎました。ごめんなさい」 加賀がいる所から旋毛が見えるほど瑞鶴は頭を下げた。その行動がさらに意外で、加賀は動揺した。 「戦闘に不慣れな私に加賀さんはアドバイスしているのに、その……自分の未熟さを棚に上げて逆ギレして失礼な事を言ってごめんなさい」 上辺の謝罪には聞こえなかった。瑞鶴の態度に加賀の目が泳ぐ。ポンッと肩が叩かれた。 横を見れば既に立ち上がっていた提督が瑞鶴に目配せをした。加賀は再び瑞鶴に目を戻し、小さく深呼吸をしてから足を動かした。 瑞鶴の近くに来るとピタリと足を止める。 「いい加減顔をあげて。気分が悪いわ」 つい余計な一言が口から出てしまう。加賀は僅かに顔を顰めた。瑞鶴は恐る恐る顔をあげて目線を加賀に合わせた。 「……私は貴方の言葉なんか気にしていないし、傷つくこともない。何とも思わないもの」 「…あーあー、そうですか」 フンっと瑞鶴は渋い顔になった。 「そう、だから…貴方も……その、何でもかんでも私の言葉に耳を傾けなくてもいいわ。貴方の姉にもそう伝えなさい」 提督が見ている前だからだろうか、五航戦を前にすると感じていたあの黒い感情を抑えつけやすかった。 瑞鶴は目を大きく見開いてパチパチと瞬きをしている。 322 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 15 57 ID AQ9YRDIQ 彼女は自分の違和感が何か分からず、中学を卒業し、高校に入り、大学受験をして無事に志望大学に合格をして花の大学生活を送っていた。 「………話はもういいわね。部屋に帰るわ」 スタスタと瑞鶴の横を通り過ぎて廊下の先へと歩く。後ろから二人ともおやすみ、と提督の声がした。 加賀は後ろを振り向けなくてそのまま前へ進んだ。徐々に後ろから自分以外の足音が聞こえるようになった。 同じ寮の同じ階に正規空母たちは部屋を持っていた。後ろの足音は加賀が部屋に辿り着くまで続くだろう。 会話はなかった。加賀は後ろを見なかったが、瑞鶴は遠くもなく近くもない距離にいるような気がした。 その距離感と沈黙は、ほんのちょっとだけ、前より良いものに思えた。 二人は目的の階へと到着した。加賀の部屋は瑞鶴の部屋よりも階段側に近かった。加賀は自分の部屋のドアの前に立って鍵を懐から取り出した。 その間に瑞鶴が後ろを通り過ぎた。加賀はドアを開けて部屋の中へと入りドアを閉めようとした。その間ずっと歩く瑞鶴の背中を見続ける。 ドアの隙間が狭くなり完全に閉じられるその前、 「……おやすみなさい」 小さく呟いてドアを閉じた。 加賀であることを選び、加賀であることに迷いが生じ、加賀を止めることはできず、加賀はここに存在している。 しかし自分自身は失っていない。 次に五航戦に会う時も自分はキツイ態度を崩さないとは思うが、前よりは少しだけ優しくなれそうな気がする。 「全部あの人のお陰ね」 執務室での提督の事を思い出し、フッと笑みが零れた。すぐに廊下での出来事も重ねて思い出してすぐに笑みが引っ込んだ。 「……手が早いわね、慣れてるのかしら」 ムゥ、と頬を膨らませた。それから、あ、と声をあげた。 「デート、結局どうするのかしら。――――――まぁいいか、もう寝よう」 ふぁあ、と欠伸をする。 今日は良い夢が見れそうだ。 終わり。エロなくてすみません。 323 :名無しさん:2014/06/04(水) 00 18 38 ID TRkbmTDU 乙 しかし、はぐれて辿り着いた先でもはぐれものかー 324 :名無しさん:2014/06/04(水) 00 54 07 ID xPid7yxQ 322 /. ノ、i.|i 、、 ヽ i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ | | i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;― 彡-i | i , i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三 ―-― / .| iイ | | ; (( ,;/ ~ ゛  ̄`;)" c ミ i. .i i.| ,|| i| ._ _-i || i | r-、 ヽ、 / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_ 丿 `| (( _゛_i__` (( ; ノ// i |ヽi. _/| _/| / | | ― / \/ | ――― / i || i` - -、` i ノノ i /ヽ | ヽ | | / | 丿 _/ / 丿 ノ .. i )) --、_`7 (( , i ノノ ヽ ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ ノヽ、 ノノ _/ i \ /ヽ ヽヽ、___,;//-- ";;" ,/ヽ、 ヾヽ 325 :名無しさん:2014/06/04(水) 01 00 31 ID xPid7yxQ 322 みんな可愛いけど、一番可愛いのは提督だと思う。 326 :名無しさん:2014/06/04(水) 23 04 27 ID ob.e3.SM 学園セットを揃えて潮ちゃんと背徳的な学校プレイをしてみたい 327 :名無しさん:2014/06/04(水) 23 22 05 ID fUyusrkM 326 http //kancolle.x0.com/image/71636.jpg 328 :名無しさん:2014/06/04(水) 23 34 58 ID ob.e3.SM 327 すばらしい コインさえあれば…… 329 :名無しさん:2014/06/04(水) 23 42 53 ID fUyusrkM 328 そこに3-2と3-4があるじゃろ? あとは防空ガン回し 自分も一昨日に全部揃えた 330 :名無しさん:2014/06/05(木) 00 29 33 ID UafUimTw 中破した羽黒ちゃん改二で酷いことされる教育実習生プレイしたい 331 :名無しさん:2014/06/05(木) 00 39 33 ID GmE5HbR6 航巡熊野の中破の教室セットもなかなかくるぞ… 机にのっているように見える 332 :名無しさん:2014/06/05(木) 01 32 26 ID 5GL/7CY2 330 実習中 http //i.imgur.com/izgoxi8.jpg 実習後 http //kancolle.x0.com/image/69738.jpg 10スレよりサルベージ なお、羽黒をサルベージしていた業者は捕まった模様 英国誌のTHE STAR ONLINEが23日付けで マレーシア当局がケンディ島沖で作業中とみられるサルベージ船を発見 許可証の無いことを確認し、不法行為を行っていたして乗組員を逮捕した と報道しました 発見時、サルベージ船は特設砲艦「長沙丸」の解体引き揚げ作業中で マレーシア当局の調べによると 船はカンボジア船籍、中国籍の船長1人と8人の船員、合計9人を逮捕 引き続き引き揚げられた残骸やスクラップの取引先の調査や余罪の洗い出しをしているとのころです http //kancolle.x0.com/image/69795.png 333 :名無しさん:2014/06/05(木) 11 08 35 ID GmE5HbR6 332 こいつぁたまげたなぁ…(シコシコ) ジト目羽黒ちゃんかわいいー!!!!!うぉーーーーーーーー!! 334 :名無しさん:2014/06/05(木) 21 34 05 ID 06PROJWs RJ改二非エロ小ネタ ついに龍驤が改二レベルに達した。 「待ちに待った改二や!さ、早く改装してや!」 改二にした。 「……なんやその目は。言いたいことあるんなら言うてみい」 「……そこは未改装なんですね」 提督の言葉に一瞬沈黙が発生する。 「ぷっ、ハハハッ。アハハハハハ」 (あれ?怒らない?いつもみたいに『最低やアホ!おっぱい星人!』とか言わないな。改二になると気にしなくなるのか?) 龍驤はけらけらと笑いながら提督の肩を叩く。 「アハハハハハハハ―殺すぞ」 (よりキレてる!?) 不知火三割増しぐらいのドス 「何や、期待したウチがあほやったんや。改二なったらもっとウチのことちゃんと見てくれるって。なんやねん。ウチがアホみたいやん……」 そう言って俯いたまま肩を震わせる龍驤。 まさかの反応にどうすることもできない提督。 しばしの沈黙。 「顔をあげろ龍驤」 「……」 「こっちを向け」 沈黙を破り、提督が口を開く。 「お前の言う通り。俺はおっぱい星人だ。だがお前はおっぱい星人というものを誤解している」 「は?」 「でかいおっぱいが好きな者。それはただの巨乳好きだ。真のおっぱい星人は大も小も愛でてこそ!」 全く意味の分からない意志の強さを感じる提督の言葉。 その意志の強さを他に活かせばもっと評価も上がるはずだが。 「小には小の、小にしかない良さがある! 小さいことをコンプレックスにして恥じらうもよし。 興味ないと言わんばかりに女を意識させないのもまたよし。 小さなおっぱいには無限の可能性がある」 熱くおっぱいについて語る提督。 その情熱を他に活かせればもっと(ry 335 :名無しさん:2014/06/05(木) 21 36 27 ID NTln14Ps 「そんな小さいおっぱいが、いや。龍驤。君が好きだ」 「……アホ」 小さくそう吐き捨てる龍驤。 しかしその顔にすでに涙は無かった。 瑞?「龍驤がやられたようだな」 ?鶴「奴は我ら貧乳空母四天王の中で一番の小物(レア度的な意味とおっぱい的な意味で)」 大?「おっぱい星人相手にチョロインとは、四天王の面汚しよ」 ムシャクシャはしてないけどやった。 今は反省している。 336 :名無しさん:2014/06/05(木) 21 41 53 ID rC3Pe65I ラストがソードマスターヤマトでわろたwww 337 :名無しさん:2014/06/05(木) 22 21 31 ID UafUimTw 瑞鶴が貧乳という風潮には異を唱えたい 338 :名無しさん:2014/06/05(木) 22 31 13 ID GmE5HbR6 最後wwwwwwwwwwwwwwww 自分はつるぺたちっぱい大好物です。 339 :名無しさん:2014/06/05(木) 22 33 03 ID b4/uU/T6 72も105も愛せます それはそれとして乙 340 :名無しさん:2014/06/05(木) 22 59 01 ID 5GL/7CY2 334 乙、どーもRJは小話集の影響かエロネタが思いつかない 337 多分、お艦の方がないよな 341 :名無しさん:2014/06/06(金) 01 52 16 ID yihNfrFk 鳳翔さんはグラマラスでもないのに、なんだろうあの色気は 342 :名無しさん:2014/06/06(金) 02 38 51 ID Igh8qfgM 艦娘の見た目年齢ってどのくらいだろうね、そういや 個人的には鳳翔さんは落ち着いてるけど若い感じ 鳳翔さんは10代後半みたいな印象 包容力と落ち着きがあるから大人びて見える感じで 加賀さん赤城さんに比べて小柄っぽいからかもしれない 343 :名無しさん:2014/06/06(金) 09 01 47 ID dIlTwwtE 鳳翔さんはしばふ級における一つの到達点 344 :名無しさん:2014/06/06(金) 11 53 16 ID vK4HN4aQ 瑞鶴は貧乳勢の中で最大、貧と普の境界に立つ者でいいと思う。反対側が普乳勢最小の翔鶴で。 345 :名無しさん:2014/06/06(金) 12 58 03 ID gVKu5iyg 飛龍の話が読みたい 346 :名無しさん:2014/06/06(金) 13 30 02 ID dIlTwwtE 海底でドーントレストショタを逆レイプする飛龍 347 :名無しさん:2014/06/06(金) 13 52 19 ID gVKu5iyg 346 飛龍がメインならなんだっていい!何でもしますから!猫が! 348 :名無しさん:2014/06/06(金) 15 07 47 ID AanZTLrc 飛龍は多聞丸がネックだよなあ ヤッてる最中に“多聞丸よりすごいッ!!”とか言われそう 349 :名無しさん:2014/06/06(金) 16 16 13 ID yihNfrFk ミッドウェーの時に飛龍座乗だっただけで、史実じゃ蒼龍の方に長く乗ってたんだけどなあ…w そういや正規空母組で飛龍だけSSないのね。蒼龍ちゃんのも一個だけ? 加賀さんのはあんなにたくさんあるのに… 350 :名無しさん:2014/06/06(金) 18 30 21 ID fimxJMrU 飛龍は追加台詞によっては 逆襲があるかもしれないが・・ また多聞丸ラヴだったらどうしよう 351 :名無しさん:2014/06/06(金) 18 51 56 ID ejVk.t2o 350 SSで寝取ればいいじゃない(催促) 352 :名無しさん:2014/06/06(金) 18 56 31 ID iNk3fVuU 飛龍改二のグラ見たが良くも悪くも一途って感じな こう下手に手を出したら最後、真顔で心中を迫られそうな一途さというか 353 :名無しさん:2014/06/06(金) 19 04 07 ID CILfRd1U 昨日なぜかひまわりを持って木から木へと飛び移ってたら枝に引っかかって降りられなくなってしまい、 子供から引っかかっている木を棒でばしばし叩かれながら涙目で「やめて、やめて!」と叫んでいる飛龍の夢を見た。 これはきっと飛龍で書けという羅針盤のお告げだと思うから明日ぐらいまでに投下できたらいいな。 354 :名無しさん:2014/06/06(金) 19 09 12 ID gVKu5iyg 353 どういうお告げだよwwwwwwwww 内容が夢を基にしたやつかどうか分からんが待ってるで!! 355 :名無しさん:2014/06/06(金) 22 21 33 ID Le4h4uhU 飛龍が子供に肉棒で叩かれて涙流すんです? 356 :名無しさん:2014/06/06(金) 22 31 48 ID 6/bxv4KE 龍鳳が俺の小宇宙を沸き上がらせてセブンセンシズに目覚めさせてくれそうだ…… 357 :名無しさん:2014/06/06(金) 22 39 46 ID 8bMpn5HA 356 そのセリフ・・・吐いたのは何人目かね? 358 :名無しさん:2014/06/07(土) 01 32 36 ID yWBIZRtE 明石に大鯨と来たらそろそろSRPG的な艦これしたいな 359 :名無しさん:2014/06/07(土) 08 51 34 ID Thig.giM 今のは美少女育成兵站管理シミュレーションだしなぁ 360 :名無しさん:2014/06/07(土) 09 01 32 ID NvajCH8I ウォーシップガンナーのようにガンガン改修重ねてレ級化させるゲーム 大戦略のように兵器は沈んでナンボとばかりにダブリ艦を量産するゲーム FEのように支援会話やヒューマンドラマしつつ陸地走り回るゲーム SLGにしても色々方向性ありそうだな 361 :名無しさん:2014/06/07(土) 11 24 18 ID 73pCGKDc 360 バトルシステムはFEベースで 指揮官搭乗艦に強化補正・艦娘毎にテンションシステム導入(ギャラクシーエンジェル2) 深海・海上・空中の3マップ並列管理、別の高さから攻撃可能(Gジェネ) ここまで考えてから気づいたFEベースだと、駆逐艦が容赦なくロストする 362 :名無しさん:2014/06/07(土) 13 21 25 ID 9oYM1QXs だんだん服が破ける格闘ゲーム と思ったが島風使いが異様に強そう 363 :名無しさん:2014/06/07(土) 16 01 20 ID RuvmcvAw 361 FEならキャラロスト=リセットが割と普通だから むしろやばいのはファミコンウォーズ。肉壁戦法がまかり通るからな… 364 :名無しさん:2014/06/07(土) 16 47 38 ID QFfGwDRw クイーンズブレイドのゲームとか、相性良さそうな気がする 365 :名無しさん:2014/06/07(土) 20 45 29 ID rKDea.A. 皆さん型録買えました? いかがでした? 366 :名無しさん:2014/06/07(土) 21 30 49 ID YMIgwvlA 365 http //www.amazon.co.jp/dp/4041106346/ref=cm_sw_r_tw_dp_MuWKtb0M6A78H レビューみたらボリュームたっぷりなようだな っていうか7月7日か…店頭を探した方が早いかね 367 :名無しさん:2014/06/07(土) 21 40 20 ID WecjcRRQ 高いから迷ってる 368 :名無しさん:2014/06/07(土) 22 48 47 ID yWBIZRtE 363 オウガバトルみたいな方式も面白そう SRCでないんかねぇ… こういう時にシリアルコードついてないのが物足りなく感じるあたり、大分毒されてるなと思う 369 :名無しさん:2014/06/07(土) 23 44 40 ID JumGmcaI 艦これはゲームの二次創作は禁止だからなあ 艦これのドロップが物凄く誰得な気がする シリアル的な何かでもついていたらなあ 艦これはシリアルとは(今のところ)無縁だけどさ 370 :名無しさん:2014/06/08(日) 01 04 44 ID 6UTaq80s 365 時報とかのボイスがほとんど載ってるのと 各艦むすの一人称や提督への呼び方まとめが地味にありがたかった 371 :名無しさん:2014/06/08(日) 03 32 11 ID C/moWTYc 二次ゲー禁止じゃなけりゃSSじゃなくて多分eraKancolleの口上書いてたわw 372 :名無しさん:2014/06/08(日) 10 33 03 ID j98hO8C6 本スレに投下来てるな 373 :名無しさん:2014/06/08(日) 11 11 55 ID ts/E4RIQ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ12 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402190501/ 前スレ書き込めなくなったと思ったら新しいの立ったな 374 :名無しさん:2014/06/08(日) 13 32 45 ID zKfVV7R. ラスト投下タイミング悪かったなw 武蔵さん健造解禁はよ・・・ 見た目がいろいろ盛り杉で性格が想像つかん 375 :名無しさん:2014/06/08(日) 13 40 31 ID A.pYxbgI ほんと良作だけにもったいない あの作者さん見てたら乙です レア艦はいないとネタがわかない 翔鶴さんと武蔵早く来てくれ 376 :名無しさん:2014/06/08(日) 13 45 08 ID 8Tvms7To 357 台詞回しは龍鳳が初めて ってか公式絵見て一目惚れでした(マジで) 直前に渋でファンアート見ていたから厳密にはひとめぼれじゃないかもしれないけど 377 :名無しさん:2014/06/08(日) 14 11 47 ID 48YnYlBM まさに正妻空母 378 :353:2014/06/08(日) 23 23 57 ID T7DM3MSA 流れぶったですいません。 飛龍できたので投下します ※鬱です。 ※艦娘の記憶についてと多聞丸の扱いについて独自設定があります。 戦争が終わってもう随分経った。 あの日、共に戦い続けた艦娘達も今はもう鎮守府を離れ、それぞれの戦後を生きている。 あの日、命がけで守った平和は一応今も続いている。 あの日、拠点であり家であり故郷だった各鎮守府や泊地はその多くが閉鎖されるか縮小されるかした。 そんないつもならば訪れる者などほとんどいない場所に、駅前で拾ったタクシーに乗り、一人の老人が降り立った。 運転手はこの手の客を乗せるのが初めてではないのだろう。 行き先を聞いて老人の目的を察すると、いつものように饒舌に話すわけではなく、ただ粛々と車を走らせた。 タクシーから降りた老人は、一人開放された敷地に入っていき、その中央にある大きな石碑の前で止まった。 『英霊碑』石碑にはそう刻まれている。 先の戦いで死んでいった者達を祀ったこの石碑は、その根元を無数の献花が覆っている。 「なんだ。蒼龍も来ていたか」 老人は献花のうちの一つを見てそう呟いて膝をつき、静かに目を閉じた。 老人がまだ青年だった頃、人類は深海棲艦との戦争を続けていた。 青年は当時対深海棲艦の中核戦力であった艦娘を指揮する提督となり、その規模は徐々にではあるが大きくなっていった。 飛龍はその時に彼のもとに現れた。 明るく朗らかな彼女は、当時は提督もさることながら蒼龍にとっての大きな目標であった。 目指すというより出会うという事が目標だったが。 かつての相棒との再会した彼女の喜びは一際大きなものだったに違いない。 ましてや、 「ゴコウセンガーゴコウセンガー」 「そんな事よりボーキ食べたい」 「瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!(以下ルイズコピペ)」 こんな癖の強い正規空母において数少ない常識人であった蒼龍にとって、 飛龍の存在はただの相棒以上に心休まるものであったとも言える。 そしてまた提督にとっても、快活で気安い飛龍には蒼龍同様の思いを感じていた。 その思いは提督の中で次第に大きくなっていき、徐々に変質を始めてもいた。 379 :353:2014/06/08(日) 23 28 15 ID T7DM3MSA 提督は女に縁がない。 というか、女に縁がなければ軍人になどならない。 提督が提督になった頃はそんな風潮だった。 実際この提督も懇ろになった女性など一人もいなかった。 そして巷間で語られるほど一人でいることが苦痛ではなかったため、 興味がないといえば嘘になるが、必死になるようなつもりもなかった。 そういう相手が出来て結婚するならそれはそれ、しないのならそれはそれ。 この程度の考えであって、伴侶の有無の差などそれこそ近所の定食屋の日替わりメニューの差ぐらいにしか考えていない。 いや、いなかったと言うべきか。 「飛龍。今日はもう休んでくれ。お疲れ様。明日もよろしくな」 ある日の夕方、提督は飛龍にそう言って下がらせた後、一人になった執務室で彼女の淹れてくれたお茶を啜っていた。 大して柔らかくもない背もたれに体を預け、オレンジ色に染まった天井をぼうっと眺める。 それがいつからかは分からないが、提督は飛龍に惚れていた。 明るくて気安くてよく気が付く、こんな女と仲良くなれたら楽しいだろうと思わせるものを飛龍は兼ね備えていた。 秘書艦になった彼女は、提督にとっていつしか心の支え以上の存在になり始めていた。 しかし同時にこんなことも思う。 (他の男に気の向いている女など抱いても惨めなだけというが……) 提督がかつて、妻に逃げられた知人から聞いた言葉だった。 その人物曰く、そんなのは人形を抱いているのに等しいという。 提督はこの言葉を思い出す度に自分の思いが報われない事を思い知るような気がした。 飛龍はことある毎に『多聞丸』という名を口にする。 蒼龍によれば、飛龍がまだ普通の空母であった頃に指揮を執っていた提督の名との事だ。 蒼龍もその人物の事は知っているし、同じく普通の空母であった彼女に乗っていた時期もあるという。 ただし、船であった頃の記憶は艦娘によって異なるようであり、記憶と言うより記録に近く、年表を丸暗記しているような感覚である者がいたり、 反対に明確な体験として焼き付けられている者もいる。 蒼龍は本人曰く前者に近いそうだが、飛龍はその言動からして後者である可能性が高い。 もしそうであった場合、その多聞丸なる人物の事はどのように記憶しているのか。 ただの上官か、戦友か、父か、息子か、或いは― (人形に恋することも無い) そこまで考えて、思考を強制的に打ち切った。 きっとそうだという思いと、違っていてほしいという思いとが提督の中でせめぎあい、それから逃げるようにその結論に至る。 恋い焦がれるというのはこういうものなのかと思いながら。 380 :353:2014/06/08(日) 23 34 30 ID T7DM3MSA そして翌日の夕刻。 いつもと変わらぬ執務室。いつもと変わらぬ飛龍。いつもと変わらぬ提督。 「提督?」 「うわっ!」 ふいに、飛龍が提督の顔を覗き込む。 「何か考え事?」 「あ、いや。何でもない」 「ふぅん」 (人形を抱いても虚しいだけ。人形を抱いても虚しいだけ……) 提督は昨日からずっとそれを自分に言い聞かせていた。 そして何度も言い聞かせねばならぬという事は、それだけそれに反対する思いが強くなっているという事でもある。 欲しい。目の前の娘が。例え自分に心がなくとも。ただの一度、それだけでいい。 だからこそ飛龍の一言が提督の中で大きなものとなった。 「提督。私でよければ相談に……」 「相談……か」 大きなため息を一つ。 決心する。 「実はな飛龍」 「なに?」 「……好きだ。お前が、俺は、とても」 覚えたての言葉のようにただ単語を羅列するが、意味は十分伝わっただろう。 一瞬きょとんとした飛龍が、耳の先まで真っ赤になっているのがその証拠だ。 「えっ!?あ、あ、あのっ……。どうしよう。参ったな……」 しどろもどろな飛龍はやがて、大きく深呼吸を一つ。 「その……提督?」 自分の聞き間違いではないことを確認するかのようにゆっくりと尋ねる。 「あの……好きって、その……私が?」 無言で頷く。 それから数時間後、日が沈んだ執務室に二人はまだいた。 二人の間には小さなコップが二つ置かれ、酒が注がれたそれをままごとの様に口に運ぶ。 火をつければ燃えるぐらいの度数はあるはずのそれも、今は水の様にしか感じない。 「美味いな」 ただ台詞のようにそう言う提督に、飛龍は伏し目がちに頷く。 コップがすぐ空になったが、次を注ぐようなことは無い。 381 :353:2014/06/08(日) 23 37 32 ID T7DM3MSA 「もう、いいか?」 提督の問いに、今度も頷く。 飛龍も子供ではない。このままごとの終着点が何かなど分かっている。 そして、その終着点にすでに辿り着いたことも。 膝で体を進ませた提督は静かに、しかししっかりと飛龍の両肩を抱きしめ、唇を合わせる。 柔らかくて温かい飛龍のそれが提督の舌によって開かれ、侵入したそれを飛龍のそれが出迎える。 二人の舌は絡み合い、味わいあって、離れ際につうと一筋の糸を引く。 「飛龍、お前の心はどこにある?」 唇を離した提督は、飛龍に尋ねながらしかし、その答えを先に封じる。 「いや、答えなくていい」 「……多聞丸は、私の象徴です」 振り切って口をついたそれは飛龍の心遣いか、或いは本音か。 どちらにせよ、提督にとっては十分な答え。 「……そうか」 多聞丸は飛龍の象徴。 上官でも戦友でも父でも夫でも息子でもなく、象徴。 象徴とはつまり、AなくしてBなしというもの。 多聞丸なくして飛龍なし。 「それでいい」 「えっ?」 上官や戦友や家族ですらない象徴。 その答えが思いつかなかった提督と、その次元にいる多聞丸。 これはつまり完全敗北という事。 そしてその事実が、かえって提督の迷いを断ち切った。 (どの道敵わないと思っていたのだ。これでいい) そう結論付けて飛龍を押し倒す。 (どうせ敵わないなら、心置きなくできるというものだ) それはつまり人形を抱くという事。 虚しいはずのそれが、今はとても魅力的に見える。 自分の下にいる飛龍を覗き込む。 はだけた胸元からうっすらと汗ばんだ白い肌が露わとなり、形の良い二つの膨らみに手を伸ばすと、 柔らかなそれは指の形に合わせて姿を変える。 382 :名無しさん:2014/06/08(日) 23 40 14 ID A.pYxbgI 支援 383 :353:2014/06/08(日) 23 41 29 ID T7DM3MSA 「あっ……」 飛龍の口から艶っぽい声が漏れる。 提督は掌全体で揉みしだき、それに合わせて乳房の形は変わり、またそれに合わせて飛龍も声を上げる。 「あっ……うんっ。あっ、ああっ……あん!はぁ……はぁ…ああっ!」 徐々にではあるが、飛龍の声に荒い息遣いが混じるようになってきはじめた。 提督の手が離れても二つの乳房は荒い呼吸に合わせて上下し、汗ばんだ体は先程よりも遥かに色香を放つ。 やがて提督の指が胸から上へと滑り、はだけた着物を肩から脱がせてゆく。 上半身を剥かれた飛龍は提督に抱き起されると、されるがまま、ただその腕に抱きしめられながら再度の口づけを交わす。 提督はそのまま抱きしめた腕を一度ほどき、飛龍の腰に手をやると丁寧にその短い袴を脱がせていく。 シュル、シュル、と衣擦れの音だけが響き、下を自分に向けて露出させた提督は、今度は自分のズボンを下ろし始める。 互いに似たような格好になった二人は、口を合わせたまま抱き合い続けている。 自分の腕の中に飛龍がいるという感覚を提督は存分に味わおうとしていた。 兵器とは思えぬ細い腕と、ともすれば華奢とも言える細い体。 抱いたら壊れてしまいそうな飛龍はしかし、今の提督にとってはいかに貪っても貪りきれないほどに大きな存在となっている。 互いに抱き合った姿勢のまま口だけを離して提督は飛龍を自分の上に乗せ、そのままゆっくりと挿入する。 心地よい温かさの膣内は、包み込むように提督の一物に張り付いてゆく。 「うっ……くひっ!」 飛龍が声を上げ、それに合わせて提督が動くと、その動きに合わせて一物が振動し、その度にまた膣内を新たに刺激されて飛龍が声を上げる。 「ううっ!ふあっ、ああっ……ひいん!」 声を上げながら提督の背中にまわした腕に力が入る。 384 :353:2014/06/08(日) 23 45 18 ID T7DM3MSA 「……行くぞ」 湿った膣内で一物がぬるりと動き、その主は飛龍の耳元でそう告げるとぐっと奥に向かって動かし始めた。 「えっ……!?ふぁああっ!?あひ、ひぃ、ひぃぃん!!」 飛龍の声が一際大きく響く。 二人の間にぬるぬると血が流れ、潤滑油のように広がっていく。 「あああああっ!!くううっ、あっふぁああ!」 叫びながら、飛龍の腕は更に強く提督にしがみつく。 「ひはっ、提督っ、提督ぅぅ!ひゃ、ひゃああ!!」 最奥部に到着した提督の一物を飛龍の体はしっかりと咥え込み、提督にも一呼吸ごとに刺激を与え続ける。 「くふっ……飛龍っ!」 「はぁっ……はぁっ……!!提督、ていと……ひゃ!?」 脈動する提督とそれを離さない飛龍。 「ふああっ!提督っ!!ふぁああああああああ!!」 ほどなく絶頂を迎え、二人は生気が抜けたようにその場に崩れ落ちた。 ぼうっとする頭で、提督は何度も唱え続けた念仏を反芻していたが、不思議とその虚しさすら心地よかった。 そこには一抹の寂しさとその何倍も大きな満足感があり、 しかしながらこれまで抱えていた焦がれるような思いは嘘のように消えてしまった。 飛龍への愛おしさは前と変わらず、むしろ前にもまして強くなっているのに、今日の昼までのようなたまらない感じはもうなかった。 飛龍の体だけが欲しかったのかと問われれば断じて違うと否定できる自信はあるが、 それでもかつてのような飢えにも似た強烈な衝動は無くなっている。 そんな提督の思考は、隣に寝転がっている飛龍の一言で打ち切られた。 「はぁ……はぁ……たまには…」 「うん?」 「たまには……ね」 「ああ。そうだな」 二人で並んで天井を見ながらそんな事を話した。 事実、この日から何度か二人は体を求めあう関係となった。 昼はいつも通りの提督と艦娘として、夜はお互いを求めあう関係として。 昼には飛龍はそれまで通り提督に接していたし、蒼龍や他の仲間の前でも同様の立ち居振る舞いであった。 提督もまた同様に、まるであの夜は何もなかったかのように振る舞っていた。 385 :353:2014/06/08(日) 23 49 03 ID T7DM3MSA そして、ある穏やかに晴れ渡った日の正午。提督はたまたま蒼龍を旗艦に据えて出撃し、その戦いで飛龍は沈んだ。 誰に恨みを言う訳でなく。誰に未練を残すでなく。 その名の通り空を飛ぶ龍のように、提督の元から飛び去ってしまった。 残された提督と蒼龍は、鎮守府に戻ってから泣いた。 飛龍のいなくなった執務室で、二人で泣いた。 戦争が終わったのは、それから暫くしてからだった。 老人は懐からあの日酌み交わしたのと同じ酒のポケットビンを取り出す。 (なあ、飛龍。俺を恨んでいるか?俺を酷薄だと思うかい?) 飛龍が沈んですぐ、後を追う事を考え、提督と言う立場上自由に死ねないという事を理由にして彼は生きた。 だが、戦争が終わって四十年が経とうとしている今までに提督ではなくなったし、結局独り身だった彼には気がかりなものは無かった筈だった。 (結局俺は怖かっただけだ) 死の恐怖に怯え、それから逃げながらも後ろめたさを感じてきた人生だった。 老人は両手を合わせ、静かに祈りを捧げる。 普通、戦死した艦娘には遺品はおろか遺骨の一つ、遺髪の一本すら残らない。 あの日二人で交わした酒の瓶だけが、遺品代わりに老人の家に祀られている。 その瓶に毎日捧げた祈りを、再び捧げる。 (多聞丸さん。私はあなたを存じ上げませんが、もしその姿の飛龍を知っていて、私の思うような関係であったのなら、どうかその娘を責めないでやってください。 彼女はこの酷薄で臆病なクソッタレの間男に弄ばれただけなのです。その責めがいかなるものであってもこの間男が受けるべきなのです。 ですからどうか、飛龍にご慈悲を) あの日と同じ正午を告げるラッパが、あの日と同じ穏やかに晴れ渡った空に響いた。 終 386 :353:2014/06/08(日) 23 52 23 ID T7DM3MSA 以上スレ汚し失礼しました。 また、昨日中に投下できず申し訳ありません。 多聞丸の扱いが難しかった(粉蜜柑)。 無理やり押し倒せばいいことに投下しながら気づいた。 387 :名無しさん:2014/06/08(日) 23 58 36 ID A.pYxbgI お疲れ様でした 熱愛というわけでもない不思議な関係ですね 多門丸はドリフターズとしてオルテ帝国と戦ってる最中なので大丈夫です 388 :名無しさん:2014/06/09(月) 01 31 16 ID OP0JvxH2 翔鶴台無し杉ワロタw でも良い雰囲気出てますGJ 389 :名無しさん:2014/06/09(月) 02 54 56 ID Y8vdZEJk 386 飛龍待ってました! 切ないようなあっけないような距離感がいい 乙です 390 :名無しさん:2014/06/09(月) 05 18 22 ID UVqJ8mtQ 386 スッhttp //kancolle.x0.com/image/72566.jpg 391 :名無しさん:2014/06/09(月) 05 40 24 ID z2CWTDB6 ヒッ 392 :名無しさん:2014/06/09(月) 05 41 42 ID 1QVx5Nc2 390 やめたげてよぉ 393 :名無しさん:2014/06/09(月) 09 57 26 ID MEQ1xAT. これが噂の激おこ多聞丸か 394 :名無しさん:2014/06/09(月) 10 48 42 ID MgLVL2uQ ドリフの多聞丸は飛龍と一緒に行ってるんだよな…… 陸地においてかれてるけど 乙 395 :名無しさん:2014/06/09(月) 22 07 00 ID UVqJ8mtQ しかしなぁ、そうりゅう級でひりゅうも復活しないもんかね 396 :名無しさん:2014/06/09(月) 22 29 33 ID PqeTn3I. 「お前たちに何が分かる」 そう言った提督が何を考えているのか、確かに分からない。だが、それを悪い事だとは思わない。 目の前に広がるのは、白。恐らく提督が吐き出したであろう欲望。 その海に溺れるように、死んでいた。 欠片も腐臭のないソレを死んでから犯したとは思えなかった。 つまり殺しながら犯した。あるいは犯したから死んだ。 例えば金剛、あるいは陸奥、それ以外に何人も提督が好きだった。 だからこそ許せなかった。なんでそんな事をしたのか、その疑問だけが頭の中を渦巻く。 「分かるはずがない、どうして」 虚ろな目で提督は同意した。だろうな、と。 「女に囲まれて、手も出せないとあればおかしくもなるさ」 「続けて、」 「ああ。元から俺が普通とは違うのは分かっていた。だが、ここへ来る前は春画で我慢出来ていたんだ」 普通と違う部分、それはもしや、 「不知火のスパッツに精液を流し込んでそのまま履かせたい、若葉のシャツを奪い素肌にタイを締めて欲しい、弥生の無表情を歪ませたい。なぁ、おかしいだろ?」 確かにおかしいかも知れない。だけどその程度なのかい。 なら、なんでこんな事をしたんだ。 「直に、憲兵が来る」 それは、そうかも知れない。 けど、隠す事だって出来る。日にいくつ死んでいるか知らないわけではないだろう。 「俺が呼んだ」 耳を疑った。先ほどおかしいと理解したのとは別に提督の正気を疑った。 見れば提督は葉巻を取り出し、火を探していた。 そんな癖はなかったはずだし、そんな場合でもないはずだ。 「ああ、君たちに悪いからね。止めてたんだ。マッチまで捨てなきゃ良かった」 葉巻を掠めるように銃弾を放つ。深く吸い込んだ提督の表情が和らぐ。 「恐らく、すぐに新しく提督が来るだろうな。ウチは航空戦力がないから教えてやってくれ」 提督が望む別れをしよう。ボクにはもうそれしか出来ないだろうから。だけど、別れまでだよ。 「君には失望したよ」 「そうだろうな」 「このキャットレイパー」 「ああ、そうだ」 執務室の扉がけたたましくノックされる。 さよなら、提督。さよなら、ボクの初恋。 「さあ、一緒に来てもらおう」 きっと、会いに行くさ。 「懲罰部隊か?」 構わないさ、直ぐに追いかける。 死ぬと分かっていてもね。 だから、少しの間、さよなら。 「横須賀には沢山の猫がいる。君にはこの猫のようにしてもらうだけだ」 397 :名無しさん:2014/06/09(月) 22 53 57 ID MgLVL2uQ 猫吊るしじゃなくて猫そのものかよ!どんだけ小さいんだ!www 398 :名無しさん:2014/06/09(月) 23 45 05 ID UVqJ8mtQ 396怒らないで聞いて欲しい 396が提督の代わりに懲罰部隊いきだ ともかく乙だ 399 :名無しさん:2014/06/10(火) 19 29 31 ID ESu0sG5M まさかの猫... 400 :名無しさん:2014/06/10(火) 21 18 48 ID TBBnVVlY 猫姦したら憲兵に連れていかれるのか… ここを編集
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艦これTVアニメ版 2015/1/7 25 05~東京MX他にて放映開始!} Fateは文学、AIRは芸術、CLANNADは人生、艦これは歴史である。―とある提督のつぶやき 艦これ公式HP 艦これランキング 提督名 ますけん 司令部Lv 103 サーバー リンガ泊地 クリア海域 5-5(6-1未突入) 課金額 7k 欲しい艦娘 五十鈴(牧場用)、蒼龍(江草隊養殖用) 今育てたい艦娘 古鷹 好きな艦娘 1位 瑞鶴 2位 瑞鳳 3位 神通 4位 秋月 5位 大和 育っている艦娘 1位 瑞鶴 Lv135 2位 長門 Lv99 3位 武蔵 Lv99 4位 金剛 Lv99 5位 矢矧 Lv99 司令部Lv: 2014年12月13日時点 コメント 2013年夏イベ期間中に着任。 着任直後なので2013夏イベはE-1が限界でした。2013秋イベントからは全クリ。 通常時のドロップ運は絶望的に悪いものの、イベント中のドロップ運は比較的良い気がします。 2014秋イベでは、ドロップで実装済み全艦娘コンプリートできました。 2014夏イベのAL/MI作戦は本当に楽しかった。 太平洋戦争の分岐点と言われたミッドウェー海戦を、第一、第二航空戦隊を中核とした連合艦隊で ひっくり返すというシチュエーション。燃えない訳がありません。 連合艦隊旗艦はもちろん赤城さんで固定で。 E-6の、AL/MI作戦のカウンター攻撃を残存戦力で迎え撃つ、というシチュも総力戦感が出ていて非常に良かったです。 瑞鶴とはめでたくケッコンカッコカリ。以来、ジュウコンはせず、一途を貫いております。 秘書艦が瑞鶴の時は、執務室に煎餅布団を敷くのがマナー。 瑞鶴は赤城さんの次に来てくれた正規空母で、その凛々しいルックス&幼馴染っぽい性格に一目惚れ。 史実を調べて、その主人公属性な戦歴(理想型スペック、先輩達が沈んだ後の奮戦、数々の幸運エピソード、etc...) に更に惚れ直したり。 瑞鶴が主人公の小説『鶴翼の絆』は、おススメですよ! フミカネ艦、まじデザ秀。
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1 :管理人:2014/07/08(火) 16 26 03 ID ??? DMMのブラウザゲーム、艦隊これくしょん~艦これ~のエロパロスレです。 エロ妄想なりSSなりご自由にどうぞ。 シュチュやネタ妄想雑談しつつ、ゆるーく行きましょう。 SSは形式不問、長いのも短いのもエロいのもエロくないのもご自由に。 リョナ・強姦・死姦・スカトロ・ふたなり・性転換などの特殊嗜好を含む内容は注意書き必須 百合・女性提督ネタは百合スレで、こちらに投下の場合は注意書き推奨 【艦これ】 艦隊これくしょんで百合 ←検索したら出ます ■■禁止事項 批難中傷・荒らし SS作者以外による改変/改竄および他スレへの投下 投下のあからさまな妨害・その他スレの空気を悪くする言動 上記を行った場合は警告なしで削除とホスト規制します。 ※次スレは 980を踏んだ人が立ててください。 公式 http //www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html 公式漫画 http //www.famitsu.com/comic_clear/se_kancolle/ 保管庫 http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/ 避難所 http //jbbs.shitaraba.net/otaku/16725/ 2 :管理人:2014/07/08(火) 16 26 50 ID ??? 前スレ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ11 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401464074/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ10 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1400427549/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ9 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1397482056/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ8 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1393339375/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ7 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1390624968 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ6 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1387773261/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ5 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1385645434/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ4 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1383747696/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ3 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382371413/ 艦隊これくしょんでエロパロ2 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1380741105/ 艦隊これくしょんでエロパロ http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1375799214/ 3 :管理人:2014/07/08(火) 16 27 16 ID ??? 管理人の都合で早めにスレ立てしました。 スレ名に避難所のナンバリングもいれています。 前スレは1000までお使いください。 投下するSSが長くて途中で切れてしまう場合はこちらに投下してください。 現在、スレ立ては管理人しか行えません。 4 :名無しの紳士提督:2014/07/08(火) 16 53 25 ID esgbESXg 乙です 5 :名無しの紳士提督:2014/07/08(火) 19 51 01 ID kCShhycs 乙です。 のんびりまったりと行きましょう。 6 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 03 02 32 ID CcO2GlWY 乙です とりあえずマターリ進行と行きますか 7 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 11 48 40 ID BSvKRv5Q 本スレのほうは残念なことに完全な敗北だったけど 今度はここが本スレということなので、心機一転盛り上げましょう。 8 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 12 14 29 ID 8tkk8hcc 敗北?何のことですか?敗北とか言ってるのは決まって荒しの方ですよ。 気をつけないといらん濡れ衣かぶせられますよ。 つか、だまれ 9 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 14 21 32 ID JeXQ56qU 8 元の住処を追い出されて、奪還することに失敗したんだから明らかに負けでしょう。 それは荒らしに反応する奴がいたせいな訳で、完全スルー出来てればこんな事にはならなかったわけで 対処法を誤った失敗のケースとして、そこはきちんと認識しておくべきかと思われ。 ただ今度はbbspinkじゃなくて荒らし対策の完璧な場所でやるわけだから 心機一転盛り上げていきましょうと言う事なんだけどね。 いちいち過剰反応しすぎなのでは? 荒らしに屈したのが悔しい気持ちはよくわかるけど、そういう過剰反応は 荒らしにつけ込まれるからよくないと思う。 10 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 15 07 29 ID x26aHElE どっちが過剰反応してんだか... どちらにせよ前スレ埋まってないし 話題もスレチだしでやめましょうね? 11 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 20 55 26 ID vaxcLB7Y 7 荒らしが勝利したバンザイ、に類すると客観的に判断されるような発言は 荒らし本人と勘違いされ規制しちゃう可能性もありますから・・・ 荒らし本人と勘違いされるリスクを負ってまで自由に発言したいなら止めませんけども そしてスレ建て乙です、平和と幸とエロスあれ。 12 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 21 18 34 ID oi7HpCio どう読めばそうとれるんだよ。 被害妄想酷いな。 まあ、こんな環境ですが平和にやりましょう。 荒らしもここには手を出せないでしょうし。 13 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 22 12 45 ID oi7HpCio とりあえずホスト規制を盾に恫喝すれば、大概の荒らしレスは鎮圧出来ますね。 雑談の方向性が不穏な流れになったり、投下したSSに批判レスが入ったらすかさずその方向でいきましょう。 1 管理人様、スレ建てありがとうございます。 遅ればせながら。 14 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 22 31 22 ID 3tsHZmfc 13 もしも万一荒らし本人にその認識が既にあるとしたら、暫くは大丈夫でしょうねw 管理人さん乙です、まだまだいろいろあるかもですがテキトーに流しつついきましょう とりあえずまたエロい話が読める書ける、こんなに嬉しいことはない 15 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 02 17 32 ID ExFW1FqY 荒らしに屈した云々は負けを認めない犬なら言いそう まあどちらにしろ尻尾出した時点で規制されっから隔離所で勝利宣言する以外犬はなんもできないんだがな かわいそうに……w まあなにはともあれ管理人さん乙 このスレはエロパロ系の中ではダントツに流れ早くていいよねー 324 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 03 26 09 ID QQheKVE. 糞みたいな妄想書き込んでんじゃねぇよ きめえんだよ 325 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 03 45 34 ID QQheKVE. 41 :DeleRossa ★:2014/07/26(土) 08 33 06.83 ID ???0ここまでみましたが、相手をしているのもどうかと思います (以下423まで同一内容のため削除。また管理スレ516も同様の内容のため削除) 423 名前:名無しの紳士提督 投稿日: 2014/08/03(日) 04 19 38 ID QQheKVE. 41 :DeleRossa ★:2014/07/26(土) 08 33 06.83 ID ???0ここまでみましたが、相手をしているのもどうかと思います 424 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 06 22 13 ID YRYUrTu6 !? 何があった!? 425 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 06 24 18 ID qyfWo5mg なんか久々の大漁あぼんだわー 286 艦娘たちにリボンやドレスでゴテゴテと着飾らせられた重巡リ級は 物凄く無垢な照れ顔を見せてくれると信じてる 426 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 07 02 58 ID xBR.dbF2 流石に何事もなかったかのように振る舞うには無理があるな 427 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 07 23 05 ID 4uIfbL0. それで削除内容はどこかに残したの? 削除レスは削除ログに保管って話になってたはずだが 428 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 07 30 37 ID rWxDGKjs 作品ラッシュかと思ったら… がっかりなのです 429 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 08 16 37 ID dLnD0kDI みんな妙に朝早いなw この微荒れっぷりなら昨夜書き始めたフタナリしまあまを投下しても赦されるだろうか 430 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 21 00 ID UgDf2eNA 犬が棲家からでてきたのかー?構って貰わないと死んじゃう病なんだな 431 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 29 50 ID 5jiZQ7mA すげぇワロタwwww削除人または管理人の朝は早い…… 429 ふたなりばっちこいこい 433 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 35 36 ID VyYipunI 荒らしが過ぎ去ったあとのこのざわざわ感好き 429 いやむしろ歓迎 427 一応保管庫に記録自体はあるよ 多少簡略化されてるが 434 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 52 03 ID ipyKpCFY 削除内容はだいたい犬愚痴スレに書いてあることじゃね? 435 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 59 54 ID .xYl06SQ 434 それも消されてて見えないんだけど 436 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 03 57 ID VyYipunI 435 http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/481.html ほい 437 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 05 15 ID ipyKpCFY 435 http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/481.html ここに簡略化だけど下の方にあるじゃん だいたい同じ内容だし、犬の棲家のエロパロ12にでもいけば内容察することはできると思うよ 438 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 07 30 ID gy9f9Qyg これ以上引っ張っても犬が喜ぶだけだから ↓ここから通常運転していこうぜ 439 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 08 57 ID ipyKpCFY 438 艦娘が提督の上で通常運転…?(ゴクリッ 440 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 10 28 ID VyYipunI 439 最近は提督の真下で通常運転する娘も多い 441 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 17 48 ID rWxDGKjs 440 おうヤンデレ祥鳳さんやめーや 442 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 39 16 ID KodDpaxw 441 祥鳳さんに限らない可能性 そしてばったりベッドの下で遭遇しちゃうとか 祥鳳「こんな所でなにやってるの!?」 雷「あなたこそなんでここにいるのよ!?」 ギシギシ 大鳳「アンアン」 提督「中に出すぞ」 祥鳳・雷・大鳳「はいぃ……んあぁぁぁぁ」 祥鳳「なんであなたイってるのよ! 変態なの!?」 雷「あなたこそ触らずに絶頂とか痴女よ!!」 みたいな 443 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 12 23 23 ID F79Xbifk じゃあ、大鳳にペニバンとかつけて、4Pとイこうか 444 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 15 48 05 ID BwVrLdZQ おもしろいw 445 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 20 25 ID me1wtScA 艦これの世界観でふたなり生やすにはどうしたらいいだろうか 幻想郷なら魔法やらなんやらで割と簡単にポン付けできるんだが… 446 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 24 31 ID Rsh3NAP6 445 一部艦娘には付いてる世界、で良いんじゃない?w 447 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 24 43 ID kQKmAIzc 445 深海棲艦どもはついててもおかしくなさそうだな 448 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 24 50 ID ah0rxAog 「鎮守府のベッドの下には痴情のもつれから病んだ艦娘が得物を持って隠れている」 そんな馬鹿げた噂を昼に青葉が「今あちこちの鎮守府で流行っているうわさ話なんですよ」と語ってくれたのをふと寝る前に思い出した 「所詮は作り話なんだろう」と返すと「でも元となった話は実際に起きた事件らしいですよ」とのこと 「実際に起きた事件も何も『ベッドの下の男』が元ネタだろうに」と一人つぶやく むしろ実際にそんな痴情がもつれるほどモテた提督がいるならば少しはその女難でもいいから分けてもらいたものだ、とはいえ… 流石にこんな話を唐突に思い出してそのままベッドにダイブできるほど無神経ではなく 一応ベッドの下を確認してみる「もっとも右手が恋人の俺にそんなこともないだろうし、何よりそんなスペースも…」 ベッドの下には何もなかった 何 も な か っ た 一瞬の刻をおいて事態を把握した提督の叫び声が夜の鎮守府にこだました。 449 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 34 18 ID MBciFdYA あースッとしたぜ(鳥肌) 450 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 36 45 ID kQKmAIzc ホコリがなかったのか隠してたエロ本がなかったのか床さえなかったのかただの喪男なのか 451 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 40 22 ID RL6sCSWA そもそも布団を使用しておればいいものを…… 452 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 50 57 ID ah0rxAog 隠してたエロ本を秘書艦に没収されてたーってネタだったのに確かに 「埃がない」と読み取ったら一気にホラーになるでござる 「青 葉 見 て い ま す」 453 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 57 10 ID dgiZPXvM センズリこいてる提督の息遣い聞きながら、ベッドの下でオナニーしてる艦娘がいるんですね ……誰だろうw 454 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 57 24 ID ah0rxAog 隠してたエロ本を秘書艦に没収されてたーってネタだったのに確かに 「埃がない」と読み取ったら一気にホラーになるでござる 「青 葉 見 て い ま す」 455 :管理人:2014/08/03(日) 22 19 27 ID ??? 荒らしの書き込みを削除してくださった方ありがとうございます。 8月5日1 00 - 13 00にしたらばでシステムメンテナンスが行われます。 この時間の間は閲覧・投稿はできないそうです。 詳細:http //blog.livedoor.jp/bbsnews/archives/54890094.html 以上お知らせでした。 456 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 00 39 30 ID XFR4HtZQ 風呂上がり、艶のある黒髪が綺麗な彼女を見ると、ああ今日も終わったのだと感じる。 ここは前線、昨日いた艦娘が一昨日いた提督が骨となりあるいは勲章となり故郷へ帰る場所。 そんな環境に嫌気が差したのはお互い様で抱き合って眠るようになったのはいつからだろうか。 肌を重ね、一つに繋がったこともあるが互いに何か違うと感じ、以来日頃は一糸まとわず抱き合って寝るだけだ。 たまに口付けを交わしたりはするがその程度だ。 私も以前はこうなるとは思っていなかったし、裸の女性を前にしていたさぬのは逆に失礼だとも思っていた。 しかし、今となってはぬくもりさえあれば良いと思ってしまう。 壊れかけの心は性欲さえも抜け落ちているのかもしれない。 彼女とて、まるきり無事とはいかない。たまに私と抱き合っているとき、閉じられた扉に向かってこう言うんだ。 「大井っち、どうしたの」 と。おかしいだろう。大井は既に除籍されて久しいと言うのに。 だから、そんな時は、そんな時だけは私は初雪を抱くと決めている。 縁もゆかりもない大井呼ぶ彼女を見ていられないから。 私と初雪の情事をしるのは甲標的、それだけだ。 それが少しもどかしい。 きっと初雪には白無垢が似合うから。 457 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 01 02 31 ID ViEYorm6 456 んもーまたそうやって不幸にするー このシリーズまとめてくれませんかね 458 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 01 24 58 ID IRvYA00s 夏にピッタリの涼しくなる話やな(震え声) 459 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 11 16 09 ID ViEYorm6 青葉が見てるだけに対して衣笠さんは… http //kancolle.x0.com/image/80662.jpg 460 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 14 42 32 ID nyQKkiM. 459 詳細頼む 461 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 20 01 44 ID ViEYorm6 460 拾い物だからわからんの それよりアニメPVきたわよ https //www.youtube.com/watch?v=ABZN292gvRo 462 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 21 49 30 ID .TevEqPY 460 画像検索でヒット https //twitter.com/clainman 463 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 23 04 21 ID nyQKkiM. 462 サンクス 464 :名無しの紳士提督:2014/08/05(火) 11 34 46 ID imybRJWU 吹雪ちゃん、私はね あの女が戦いで沈んだと聞いた時、本当に嬉しかったの 奇跡が起きたんだと思って心から神様に感謝したわ え?仲間が沈んだことを奇跡だなんて、ですか?ふふ、何か勘違いしているのね 奇跡って言うのはあの女が沈んだことじゃないの、だって、あの戦いで沈まなかったら私があの女を■していたんですから だから奇跡って言うのはね、結果的に私が手を汚さずに済んだことを言っているのよ これ、本当にナイショなんですからね 吹雪ちゃんだから特別に話したのよ? だからお願い 私からあの人を盗らないでね……? ところで知ってる吹雪ちゃん? 衝突事故で船が沈んでしまう事故もあるのよ 465 :名無しの紳士提督:2014/08/06(水) 15 27 14 ID SmfhK9ZY イベントを前に艦娘のヤンデレ化が進行している…… 466 :名無しの紳士提督:2014/08/06(水) 15 31 49 ID C3KJ/N9E 464 「沈没させる」なんて言わないのです、私達の世界では 何故なら「沈没させる」って思った時にはすでに行動が終わっているのですから 「沈没させた」なら、使ってもいいのです 467 :名無しの紳士提督:2014/08/06(水) 17 53 13 ID 314XUSu2 464 白雪ちゃんかな(震え声) 468 :名無しの紳士提督:2014/08/06(水) 20 44 37 ID hNcoC5Ns 提 督 に 逃 げ 場 な し 469 :避1-444:2014/08/06(水) 23 59 16 ID M6IL9BjI 大鯨のSSです。注意点は ハプニングはありますが非エロ 龍鳳のSSと話の繋がりはありませんが、キャラ付けや一部来歴等が共通する所があります NGは『幼妻大鯨ちゃん』 です 470 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 01 09 ID oADRAc8I 「不束者ですが、よろしくお願いします」 俺の前に立っていた少女はそう言った。彼女の名は大鯨。艦娘である。 艦娘とは、基本的にはかつて実在した艦船の力をその身に宿した少女の総称であり、 大鯨と名乗った彼女も潜水母艦大鯨の力をその身に宿している。 大鯨という名も彼女が大鯨の力を宿し、行使できる存在であることから名乗っているのであり、彼女の本当の名前を俺は知らない。 彼女に限らず大半の艦娘は本当の名前を封印し、その身に宿した艦船の名を名乗っている。 ちなみに艦船の中には人名のような名称のものも存在するが、そのような艦船の力を持つ艦娘は本当の名前、もしくは名字が一緒ということがあるらしい。 名もなき孤児だったが艦娘として幼い頃から育てられた故にそれこそが自身の本当の名前である艦娘もいるらしく、 中には艦娘が大切にしている、あるいはしていた存在の名前と、力を行使できる艦船の名前が偶然一緒だったということもあるとか。 とりあえず彼女に関しては純粋に力を行使できる艦船の名前を名乗っているだけと思う。 「よろしくな、大鯨。早速だが君の練度を上げる為に演習をするから君には第一艦隊旗艦になってもらう。 戦闘目的の艦でないとはいえ、ある程度は強くならないといけないからな」 「第一艦隊旗艦……それは私が秘書艦になれということでしょうか」 「ああ、他の艦隊は遠征に出かけているからな。なに、心配しなくていい。秘書艦の仕事といっても君はまだこの部隊に来たばかりだ。 君は私の仕事を見ながら、部隊のみんなと打ち解けていけばいい」 「はい、わかりました」 いつもだったら演習以外で秘書艦に新人をつけておくことはほとんどない。 俺が新人の彼女を秘書艦にしたのも彼女と一緒にいたいからだ。彼女に一目惚れしてしまった以上仕方ないことだ。 一応公私混同と言われた時の為の大義名分もあるにはある。 潜水母艦大鯨は戦闘目的で作られた艦ではない。空母にされる目的で作られ、実際空母龍鳳に改造されたこともあった。 しかし彼女の場合設計図が必要らしく、勲章とは無縁な俺には関係のない話だった。 だから彼女にデスクワーク等を教える名目でずっと一緒にいてもそう不自然ではないだろう。 こうして、俺の新たな仕事が始まった。 大鯨が来てから一週間が過ぎた日の夕方、全ての仕事を終えたばかりの俺は机に突っ伏していた。 「あぁ………腹減った…………」 突っ伏していたのは腹が減ったからというだけではない。 というのも俺は大鯨に一目惚れしたとか言ったが、実際は生で見る…いや、写真で見る前に艦娘達が描いた似顔絵で見ていたが、 その時には何も感じなかった。なので実は一目惚れとは言えないんじゃないかと悩んでいた。 くだらん事と思われそうだが俺は時々だが普段は気にしないような事を気にする。 勿論仕事には支障がないよう最大限努力したが仕事を終えた途端緊張の糸が切れたからかどっと色んなものが押し寄せてきた。 俺はそれらから逃れるかのようにまどろみの中に落ちていった………… 471 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 02 42 ID oADRAc8I 「ん……時雨か………」 物音がして眠気が吹っ飛んだ俺は起き上がった視界に入ってきた少女に声をかけた。 「提督…しっかりしてください!いくら私が時雨と似ているからって間違えちゃうなんて……」 そこには時雨ではなく、遠征に出していた大鯨がいた。 「私がいない間に提督に沢山の仕事が入ったって聞いて、帰ってきてすぐに飛んで来ましたけど……」 心配そうな顔でこちらを見る大鯨。仕事が忙しかったとはいえさすがに何も食べなかったのはまずかったか。心配かけすぎたようだ。 「すまないが冷凍庫のうどんをポットのお湯で解凍して、戸棚にあるレトルトの親子丼をかけてレンジでチンしてくれ」 「ええっ!?それじゃあまり…」 「早く…」 「わ、わかりました。それじゃすぐ」 そう言って大鯨は言われた通りにした。途中で訝しがるような表情をした気がしたが、腹が減っていたから気に留めなかった。 「あー、食った食った」 「元気になられて何よりです……」 空腹のせいで調子悪かったが、満腹になったから元気になった。 しかし今度は大鯨がなんだか元気なさそうである。 「ん?どうかしたか?」 「提督……レトルトの賞味期限、少し切れていましたよ……」 「ああ、すまない。忘れていたよ。まあ美味しく食べられる期限だから少しくらいは過ぎていても…」 「あと冷凍した生うどん、消費期限が過ぎてますし」 「冷凍してあるから少しくらいなら大丈夫さ」 「……そうですか…………」 大鯨は諦めたかのようにそれ以上は何も言わなかった。だが少し不安そうにしている表情は俺が司令室を出るまでそのままだった。 472 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 02 55 ID oADRAc8I 大鯨が来てからちょうど一ヶ月が過ぎた。俺は普段行かない食堂に珍しく足を運んでいた。 「提督!?いつも食堂に来られていなかったのにどうして今日は……?!」 「え…ああ、そうか。君は今週は遠征していて食堂に来れなかったんだったな。実は今週七夕フェアをやってるから久々に来ているんだ。 あと今日はハヤシライスが出るからな。小学生の頃に体験学習で行った先の一日目の昼食で出るはずが 台風の影響でそこに行ったのが午後からになってハヤシライスを食べ損ねたんだ。 それ以来、学食とか食堂でハヤシライスが出る日は必ずハヤシライスを頼むようにしたんだ。 これはあの時以来変わらない癖みたいなものだな」 「駄目ですよ…食堂で出るお食事は栄養バランスがいいんですからちゃんと食堂で食べるようにしないと…」 「ハヤシライスだけじゃないぞ。トルコライスや鳥の唐揚げのマヨネーズがけ丼の時だって食堂に顔を出すし。 あと親の知り合いが俺がラーメン好きと知って毎年ラーメン送ってくれるくらい俺は麺類好きだから麺類フェアの時は欠かさず顔を出すし、 食べたことが無いような珍しい料理が出た時も…」 「…提督は普段どんなお食事をなされているのですか……?」 「ああ、普段はグッズがもらえるキャンペーンやってるコンビニのパン買ったり、 スーパーのお惣菜コーナーで夜に半額の商品を買ったり、安売りのカップ麺を買ったり…」 「…提督、もう少しお体を労ってください」 「大丈夫だ、トクホの商品を買って…」 「ダメです!!」 大鯨が怒鳴る。 「……ごめんなさい、大声をあげて。でも…このままだと本当にお体にさわりますよ」 大鯨の目に薄らと涙が浮かぶ。 「……わかったよ。これからは気をつけるよ……」 「本当ですか……」 「本当だって…」 渋々納得したような感じだがまだ疑うような目をしていた。 これからはお惣菜やカップ麺を控えてちゃんとお弁当を買ったり、 なるべく食堂で食べるようにしようと誓った。 473 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 03 50 ID oADRAc8I あくる日の朝、俺は葱を切っている音で目が覚めた。味噌汁の匂いがして久々に…… ってちょっと待て!俺は鎮守府近くの宿舎で一人暮らしの筈だぞ! 「誰だ!」 俺は起き上がって身構えながら声をあげた。 「あ、提督、おはようございます」 そこにいたのは大鯨だった。俺は相手が顔見知りな部下だった事に安堵したが、 同時に何故彼女がここにいるのかと思い問いただした。 「提督、昨日の事を覚えてらっしゃらないんですか?今日の七夕祭の為の会議に参加して、飲んでいたことを」 鎮守府は基本的に深海棲艦と戦う為の基地であるが、同時に深海棲艦の被害者達への慰問等も行っている。七夕祭もその一つだ。 「確か会議が終わった後飲み会に誘われて……酒は強くないから飲んだのは最小限で済ませたけど、 体が微妙にフラついて、大鯨に頼んで一緒に俺の宿舎に帰ってきたんだったな」 「覚えてらっしゃったんですね」 「酔い潰れるまで飲んだわけじゃないからな。しかしお前は自分の宿舎に帰らなかったのか?」 「少し気になったので提督の部屋の冷蔵庫を見たりしましたけど……あれじゃ本当に健康に悪いですよ。 野菜とかほとんどありませんし、戸棚もレトルト食品ばかりで、今作ったお味噌汁も期限が迫っていて…」 「ああ、すまなかったな、ありがとう」 「とりあえずそのままだとあれなので冷蔵庫にあった葱をきざんで入れましたよ」 「すまぬ…」 「はぁ……本当に心配になってきました………」 心配そうにする大鯨を見て心が痛んだ。俺はそれから逃げるかのように味噌汁をズズっと啜った。 「ん?これ、生姜が入っているか?」 「よくわかりましたね。あまり入れませんでしたけど…」 ほのかな生姜の味がなんだか活力を与えてくれるようだった。 ちなみに葱や生姜は元々俺が買っていたもので、素麺等に使う為だ。 「インスタントの味噌汁でさえこんなに美味しく作れるなんて、大鯨は将来きっと…料理で人を幸せに出来るだろうな」 いいお嫁さんになれそう、と言いかけ、なんとか別の言葉で言う。 「そんな…幸せにできるだなんて…」 「自信持ってもいい。俺は今生き生きとしてきたぞ」 俺の言葉に大鯨は恥ずかしそうに顔を逸らした。 そういえば誰かと朝ごはんを食べるなんていつぶりだろうか。 無論出張した時とか、朝まで会議していた時には誰かと一緒に食べたことがあるが、 こうして自分の空間で誰かと食事したことは鎮守府に来てからは記憶にない。 ふと俺は時計を見た。よかった、まだ結構時間がある。俺は大鯨に注意をされないように普段はあまりしない身支度を自分からやった。 474 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 05 48 ID oADRAc8I 昼過ぎ、俺が七夕フェア最終日のメニューを食べ終えた頃、食堂内に大きな笹の葉が入ってきた。 立て掛けられるや否や次々と群がる子供達。食堂はお昼時には一般開放されているのが、学生である彼等がここにいるのは社会見学を兼ねている為である。 「ほらほら、お前ら一気に群がるんじゃない。順番順番」 今日の俺の秘書艦の天龍が社会見学に来た子供達に言う。 いつもの秘書艦の大鯨はちょっとした用事があると言って秘書艦の仕事を天龍に代わってもらっていた。 「ふふっ、天龍さんったら、口は少し乱暴そうですけどみんなをちゃんと思いやって見ていますね。きっと将来いい先生になれそうですね」 そう言いながら大鯨が戻ってきた。そして天龍に謝るような口調で 「すみません秘書艦なのに仕事を天龍さんに押し付けてしまって…」 と謝った。 「気にすんなって。元々俺が子供達の引率担当だったからな。ちょっと手間が増えただけだ。それよりもお前らも願い事を書いていけよ」 気にするなと言うような感じで短冊とペンを俺達に手渡し、天龍は子供達を連れて行った。 天龍達を見送った俺達は短冊に願いを書き、笹の葉に飾り付けた。 475 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 06 16 ID oADRAc8I 「大鯨はどんな願いかな……『私の願いが叶いますように』……これまた随分とスーパーアバウトだなあ……」 「提督は……『この世から不幸がなくなりますように』…ですか」 「幸せを望むよりも不幸を望まない方がいいかなって思ってさ。ちょいと消極的過ぎかな?」 「いえ、この世から不幸な事や悲しいことが消えればいいって私も思っています」 「あ、提督!それに大鯨さん!一緒にいたんですね、調度よかった」 鎮守府の連絡係兼事務長の大淀が書状を持ってやって来た。 「大鯨さんよかったですね。提督もこれを見てください」 大淀が見せた書状には、大鯨が俺の所へ住み込んでお世話することを許可する、という旨の内容が書いてあった。 どうやら大鯨が午前中いなかったのは不摂生な俺の世話をする為だったらしい。 なんだかやけにあっさりと許可が下りたなと思われるだろうが、こういったことはそんなに珍しい話でもない。 宿舎は部屋こそどれも広いが原則的に一人部屋であり、複数人での入居が許される範囲は家族くらいであり、 他人、ましてや異性と同居するなどありえないだろう。 しかし例外もあり、艦娘側が詳しく事情説明をすれば艦隊司令官以上の者の警護も兼ねて男性艦隊司令官との同居が許される。 ちなみに男性司令官から警護が欲しいと言われれば男性憲兵が警護に来て、 女性司令官から言われた場合は艦娘が警護につき、艦娘側から女性司令官警護を申し出ても簡単に警護出来るらしい。 大鯨があっさりと許可を貰えたのは俺があまりにも不摂生だということがみんなに知れ渡り過ぎているからなんだろう。 鎮守府の最高責任者にまで『もう少し摂生しよう』と言われたくらいだからなあ。 まあわざわざ言ってくれたという事は俺の事を必要と思っているからであろう。 俺は階級こそあまり高くないが、かつて……去年のクリスマス頃に現れた謎の敵― ―深海棲艦とは違い、艦娘と同じくかつての艦船の力を持った存在、 しかし力を発現できる存在ではなく艦船そのものがパワーアップして現れた存在― ―それらに対し一番有効な対策を立て、どうにか撃破することが出来た事が評価されているからか、 鎮守府における俺の重要性は結構高かった。 「まあ理屈は通っているけど、わざわざそこまで…」 「提督が倒れたら少なからず皆さんの心に影響がありますし、なによりも私…」 「わかった、俺を護ってくれ」 「…………はい!」 何拍か置いて、大鯨は嬉しそうに返事をした。 476 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 06 55 ID oADRAc8I こうして、俺達は一つの部屋で一緒に暮らすようになった。 それからというもの、俺は凄く幸せだった。一人暮らしだった時と比べたら自由な時間は減り、同居人である大鯨にも気を遣ったりしたが、 それは大鯨も同じ、いや、無理を言って押しかけたからこそ俺以上に気を遣っているだろうと考えたら文句なんて言えない。 下手な事を言って彼女に嫌われたら、例え世話だけはしてくれたとしてもかなり気まずい。 それに、少々俗な言い方になるが、まるで幼妻と言いたくなるようなセーラー服を着たかわいい女の子が一緒に住んでくれて、 自分の為に手料理を作ってくれるという状況は男なら誰でも憧れるだろう。 それが自分が好きな女の子なら尚更だろう。もしその行為が仮に女の子に恋愛感情がない場合での関係だったとしても。 大鯨と一緒に暮らすようになって数ヶ月。秋の健康診断の結果は前の健康診断の時よりも良くなっていた。 これも大鯨の手料理のお陰だろう。なんだか嬉しくなった俺は、仕事が終わったらどこにも寄らずに帰っていった。 大鯨と一緒だったなら結果が出てすぐに大鯨に見せ、帰りも買い物をしていっただろうが今日は大鯨は休養日である。 「ただいまー!」 俺は嬉しそうに部屋に入っていった。しかし大鯨の声が聞こえない。 いる時はいつもすぐに返事をするのに珍しいと思い、買い物かなと思ったが、ふと浴室からシャワー音が聞こえた。 なんだ、風呂掃除をしていたのか。俺が一緒にいる時はいつも俺が掃除していたが、 俺がいない時は大鯨が風呂掃除をするというのが誰が言い出すでもなく決まっていた。 「大鯨、ただい………!?」 バスルームの戸を開けた俺の目の前に凄い光景が広がっていた。 大鯨がシャワーを浴びていたのである。勿論服なんて何も着ていない。 形の良さそうな、安産型みたいな大きいお尻に一瞬釘付けになったが、すぐに視線を上に逸らした。 大鯨の横髪は濡れているにもかかわらずいつものようにまるで鯨のヒレを表しているかのごとくハネていた。 大鯨が気配に気付いたのか顔をこちらに向けた。 数瞬の沈黙の後、声をあげたのは俺だった。 「ご、ごめん!」 俺は全力で謝り、その場からすぐに離れた。 477 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 07 43 ID oADRAc8I 「本当にごめん、大鯨……」 「いいえ、悪いのは私の方です。掃除に疲れたからって、提督がお帰りになる前に勝手にお風呂に入ろうとした私の方が……」 こういう時はたとえ男に落ち度がなくても責められるものだが、大鯨はひたすら自分に非があると謝り続けた。 そんな彼女を見るのが辛かった俺はすぐに健康診断の結果を見せた。 この前の時と比べて凄く良くなって、これも大鯨が来てくれたお陰だとひたすら大鯨がいてよかったと讃えた。 その甲斐があったのか、大鯨はやっと落ち着いた。 その夜、俺はふと目が覚めた。色々あって疲れているはずだから眠りも深くなるはずなのに目が覚めるのは珍しい。 しばらくして俺は横に僅かな温もりを感じた。そして豆電球の明かりに照らされたものを見て俺は声をあげそうになった。 なんと大鯨が俺の隣で寝ていたのだ。 ひょっとしてマズい事をしてしまったのかと思い、布団をあげた。 非常時の為に置いておいた懐中電灯で照らして見た感じ特に変な様子はない。 俺のパジャマにも、大鯨のパジャマにも乱れた様子はなく、布団も汚れているわけではない。 俺は時計を見て何もなかったという事を確信した。俺が寝る前に最後に確認した時間からそれほど経っていなかったからだ。 俺は大鯨が何故俺の布団に入ってきたのかを考えたが、寒くなったからとか、間違えたとか、そういった事と思えなかった。 しかし考えていても仕方がない。俺は大鯨がいつも寝ている畳部屋に彼女を運んだ。布団は敷いてあったから彼女を寝かせた。 さて、これからどうするか。あんな事があって目が覚めてしまい、寝ようとしても悶々とした気持ちになってしまうだろうからと、仕事に取り掛かった。 仕事といっても軍務関係ではなくイベント関係だった。今度のイベントはハロウィンである。 ハロウィンまではまだ日程はあったが、この機会に草案くらいは作っておこうかと思った。 478 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 08 43 ID oADRAc8I 色々調べ事をしたり考えていて、気が付いたら朝になっていた。我ながらよくもまあここまで作業が出来たものだ。 時計を見るといつもは大鯨がもう既に起きて朝食ね準備が出来ている時間だが起きている気配さえない。俺は大鯨を起こしに行った。 大鯨はまだ眠っていた。よく見ると枕が涙で濡れているように感じる。とりあえず俺は大鯨を起こそうと声をかけた。 「大鯨、起きて!」 「…………」 「大鯨、もう六時半だよ!」 「ん……あ…………ええっ!?もうこんな時間!?」 大鯨はひどく慌てた様子で起き上がった。目を見ると泣き腫らしていたのか少し赤くなっていた。 「提督、ごめんなさい、寝過ごしてこんな時間に……」 「いや、気にしなくていい。今日は俺も休みだからな」 俺が夜更かししてハロウィンプランを練っていたのはそのためである。 「今日はゆっくり休もう。働いてばかりでも駄目だからな。とりあえず起こしてしまってごめんな」 俺はそう言って大鯨を再び寝かせた。俺は昨日の夜からずっと目が冴えているからまだしばらくは眠れそうにないだろう。 その間に俺は考えた。何故大鯨は泣いていたのだろうか。色々と思い返したところ昨日のシャワーシーンが思い当たった。 確証はないが、多分裸を見られてしまってもうお嫁に行けないと思ったのかもしれない。 だとすれば、俺は男として責任を取らなければならない。 俺は大鯨が目を覚ますまで、彼女が目を覚ました時に何と言うべきか考えた。 479 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 09 52 ID 7NMCz1vw 「提督、さっきはごめんなさ………何ですか、そんなかしこまって?」 大鯨…いや、一人の少女が驚いていた。 「君に大事な話があるんだ。昨日俺が君の裸を見てしまっただろう。 だから君がもうお嫁に行けないって思ってしまったんじゃないかと思ってね。 俺はそうなってしまった責任を取りたいんだ… いや、それも単なるきっかけに過ぎないかもしれない。 俺は君を一目見たときから好きになっていたんだ。そして、君との日々を過ごす内に君の優しさや思いやる心に触れてますます好きになっていったんだ。 そして君が一緒に住んでくれる事になった時は本当に嬉しかったんだ。君と過ごす幸せな日々…… それはとてもかけがえのないものだったんだ。そしてこれからもそんな日々を過ごして行きたい。だから…俺と結婚してくれ!」 俺の一世一代の告白である。失敗するならその時はその時である。 しかし、彼女の言葉は俺の言葉への答えではなかった。 「……どうして……どうして私に何もしなかったのですか……………」 「え……」 「若い男女が一緒に暮らしていたなら何かあってもおかしくはないでしょう。 でも、あなたは私に何もしなかった……私が布団に潜り込んだ時だって……」 昨日俺の布団に彼女が潜り込んだ理由はそれだったのか。 「私は枕を濡らし、もうこの恋が実らないものと思っていました。優しく想ってくれていたのは私の勘違いなのかなって……」 「それは違う!俺は下手なことをして君を傷付け、嫌われてしまう事を恐れていた。 だけど、それこそが間違いだったなんて…… 俺だって男だから色々と思う事だってあった。だけど、君と過ごす何気ない日々…… テレビを見ながら笑い合うとか、一緒に音楽を聴くとか……そんな何気ないことでも、君と一緒というだけで幸せだったんだよ」 「…………ううっ……私はなんて馬鹿だったんでしょう……あなたの気持ちを理解できなくて……」 「だったら教えてくれ。俺の言葉への答えを」 「あなたの言葉への答えは……私もあなたと一緒にいたい。私を選んでくれてありがとうございます……」 涙を流しながらだったが。徐々に笑顔になり、嬉し涙に変わっていく。そして、彼女はある言葉で俺の気持ちに応えた。 俺達が初めて出会った時に言った言葉、だが、その時とは少し意味が違う言葉で。 「不束者ですが、よろしくお願いします」 ―終― 480 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 00 15 38 ID oADRAc8I そんなわけでエロパロスレ一周年 大鯨/龍鳳実装から二ヶ月の記念に大鯨ちゃんのSSを書きました 前に書いたのとは微妙に設定も違っていて、作品としての繋がりもなかったので投下しようか微妙にためらっていました でもどんな作品でも意識しないと提督のキャラはほぼ自分自身を大体美化してキャラ化したものになる癖が私にはあるようです それではまた 481 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 00 29 03 ID sdrwg2a2 龍鳳ちゃんの人か!乙です 読みながら大鯨ちゃんへの思いが募るばかり…イベントでドロップするといいんだけど… 482 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 00 56 43 ID /20oN3kM あー大鯨ちゃんみたいな娘が嫁だったら明日も頑張れるのにな 483 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 02 22 29 ID kcbSn1yo 乙 良いなあ、大鯨ちゃん うちにももう一人来ても良いのよ? 484 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 06 03 16 ID QxjkkE2A (イベント前なのに2-5道中大破多過ぎたので今月は諦めます) (この掌編はイベント海域の先遣隊、及び検証に命をかける提督諸氏の提供でおおくりいたします) 「オゥッ! オゥッ!」 「なにー、島風またかけっこしたいの?」 執務室の椅子に逆さで腰掛けて、背もたれに首を乗せ暑そうに目を瞑りながら、長波はまわりをぐるぐると回る島風に辟易とした声を出した。椅子の前では唯一生き残っている古い扇風機が唸りを上げている。首は彼女に向けて固定されていた。 「オゥッ! オゥッ!」 「いやーやんないよ、暑いもん。提督にやってもらえば?」 呼ばれた彼が顔を上げると、島風はあっという間に駆け寄ってきて、今度は彼を誘い始めた。 「島風さんは、相変わらず元気ですね」 凝ッと見る。 頭から頬からだらだらと滝のように汗をかいていた。剥き出しの肩も臍のところも、肌という肌は汗でてらてらとしている。下着の類はもはや用を成しておらず、見れば汗にたっぷりと濡れた上着から、肉付きの薄い胸元の形さえはっきりとわかった。見ているだけで暑苦しいのに、なおも盛んに動き回るものだから、あちこちにその熱量をばらまく有様で、決して面倒見のよくないというわけでもない長波をして鬱陶しく思うほどだった。彼女の痩せて華奢な体躯の一体どこにそんな動力があるのだろうかと思わせた。 提督はそんな彼女にふと仏心を出して、せめてもと、その汗を拭ってやろうと思いたった。ついでとばかりに、もう一人にも、どうでしょうと訊ねた。 「……あたしはいいよ」 ぶっきらぼうな声で応じた。彼女の尻の下では、汗が蒸れて酷い有様だった。長波の、いわば滲む汁が、猛暑によって蒸れていた。 美少女の染みが椅子にできていた。 「オゥッ!?」 首のところによく水を絞った冷たい布巾を当てられて、島風はそのくすぐったさに思わず飛び上がった。反射的に汗が体中からいっぺんにふきだす。いっそう、執務室の中が汗臭くなった。 始めに顎の下のところを、輪郭をなぞるようにしてゆっくりと、丁寧に汗を拭い、次いでぷっくりと赤い頬を、形の良い目鼻とふいて、蒸れたうなじまでを終える。布巾が随分温くなってしまったため、一度水にさらして絞りなおした。 485 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 06 09 13 ID QxjkkE2A 「腕を上げて下さい」 「オゥッ……んっ……」 首元や腋のところはとくに冷やすと良いとされる。 冷たい布が腋に当たると、島風はびくりと体を震わせたが、目をぎゅっとつぶって、下を向いてこれを我慢した。提督は、手袋みたいなのを外させ、強張る肩や、肘の内側の汗が蒸れるところをざっと拭くと、反対の腕も上げさせて同じようにした。 あとは腹から下である。子供が両手で上着を脱ぐ時のように服を捲らせると、べとつく腹に布巾を重ねて彼女の熱量を感じ取るようにした。背中の方は、幾度か角度を変えて、首筋から尻の上までを満遍なく拭く。 指で押し込めばもちもちと強く弾む弾力ある少女の肢体だ。 緩やかな胸部は傾斜に富むとは言いがたく、左右のそれぞれが提督の片手の中におさまる程度ではあったが、彼の握る冷たさが胸の頂点を掠めるたびに、見た目相応の甘ったるい声音で鳴き、抗議するように小さく身動ぎをした。何度か首を振って、残る熱さの余韻を追い出そうとする。その鼻頭と、頬のところが、内側の熱によってぽってりと赤く染まっていた。 「んっ……ぁ」 「島風さん?」 「オゥッ!」 提督は最後にもう一度布巾を洗いなおして、体中をざっと拭いてやってから、どうでしょう、これでさっきよりは涼しくなりましたか、と訊いた。島風はこくんこくんと二度ばかり頷いてから、扇風機の前に直接ぺたりと腰を下ろした。おー、おーと益体もなく声を震わせ始める。 これで少しばかりは、仕事も捗るだろうと思われた。 一部始終を無言のまま見届けていた長波は、ちょっと顔をしかめて、提督を睨むようにして見つめていたが、やっぱり長波さんもどうですか、さっぱりしますよと言われると、面倒くさそうに長々ため息を吐いた。 「島風、よかったね」 「オゥッ」 ※ 僕のお股もしとどに濡れるえろ小説スレで毛ほどもえろくないのを書いたのは謝るにゃ 死んだ父親が子供の頃よくこうして拭いてくれたにゃ 紳士集まるこのスレでいけない事考えた提督なんていないと信じてるにゃ。いたらブルネイ収監か先遣隊行きにゃ 486 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 10 58 29 ID qIhF9DIM 480 久方ぶりのほのぼの系乙です! 485 完全にぜかまざらしじゃねぇかこれ…… 487 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 12 09 25 ID 3JnEEv82 イベ前なのに捕鯨再開したくなってしまった・・・乙でした ぜかまし小話も乙、この難関キャラの捉え方は個性が出るな 488 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 12 22 25 ID nlVxPLjs 486 そういえば今日はタマちゃんが出て来た日だったよな 487 島風と飛鷹って方向性は違えどどことなく似ている気がしなくもない 外見はいいけどキャラが掴みにくい所とか 489 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 12 57 29 ID TbBzi0RI 480 やってること介護だこれー!? とか思ってしまった 485 ぜかまざらしだろ! 飛鷹は結婚してもでれないし扱いがかわらない 490 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 13 33 18 ID GZaAPJx. 飛鷹は豪華客船になる夢が絶たれた事やろくに活躍できなかったのをいまだに根に持ってる ひょっとすると隼鷹の事も密かに羨んだり妬んだりしてるのかもしれない …ってのが俺提督のイメージ 491 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 15 33 38 ID TbBzi0RI 提督「俺の消化ポンプを飛鷹に入れて君の火を消し止めたい」(ゲス顔) 飛鷹「今、忙しいから夜空いてたらね、何?暇なの?」 飛鷹さんマジキャリアウーマン この戦争が終わったら、飛鷹と飛鳥Ⅱに乗ってサンフランシスコに行くんだ… もう飛鷹みたいな純粋な外洋向け大型貨客船ってないのよね 492 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 41 33 ID z.NGNCSI ふと思いついた妄想を投下 ※独自設定あり ※本番無し ※俺はエロ妄想しようとしたのに戦闘の方が長かった。な、何を言ってるのか(ry 鎮守府からほど近い海域。遮るものの何もない洋上の太陽は、穏やかな海面に真一文字の航跡を残す一隻の艦影を照らし出す。 影は遠洋マグロ漁船と同じかやや大きいぐらいだが、小さな艦橋に衛星通信アンテナや航海用レーダーに混ざって立ち並ぶ対空、対艦用の各種レーダーや射撃指揮装置、20mmCIWS、 そして何より艦尾ウェルドック上に翻る軍旗が、この船が軍艦であることを示している。 この軍旗の下、薄暗いウェルドック内に6人の艦娘が3人ずつ向かい合って座っている。 艤装をつけたままの彼女らは普段の賑やかさが嘘のように、誰一人口を開かない。 唐突なサイレンが、エンジン音だけが低く響くこの場所の沈黙を破った。 ≪方位260、距離4000、レーダー、ソナーに感あり。数6。反応より1乃至2の空母を認む。全艦出撃用意≫ 続いて聞こえてきた彼女らの司令官の声に、スピーカーに集まっていた12の瞳は2つずつそれぞれの艤装に散ってゆく。 艤装から顔を出した妖精たちとのやり取りは十人十色で、ただそれぞれの艦娘に準備完了の合図を送るだけのものや、 その一方で艦娘の指と円陣を組むものや互いの拳を打ち合わせるものがいるなど、どの艦娘の装備になったかによって性格も変わってくるらしい。 それらが終わり、それぞれの持ち場につくと、今度は艦娘が声を上げる。 「吹雪、準備よし!」 「電、準備よしなのです!」 「若葉、準備よし!」 「龍田、準備いいわよ」 「五十鈴、準備よし!」 「鳥海、準備よしです」 全員の準備が整ったところで、旗艦が据え付けられているマイクを手に取る。 「ドックより艦橋。全艦出撃準備完了です!」 「艦橋了解。ドック開放。全艦出撃!」 その返事と共にガァンと音が響き、薄暗いウェルドック後方の壁が空と海とに変わり、先程までの壁が海面へのスロープとなる。 493 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 46 13 ID z.NGNCSI ≪出撃と同時に単縦陣展開。対空警戒を厳とせよ!……健闘を祈る。生きて帰れ≫ 全員の耳に緊張した声が届くと、鳥海を先頭にした単縦陣が伝えられた方位に向かって一直線に向かっていく。 ≪敵影捕捉。空母1、軽空母1、重巡1、軽巡1、駆逐2≫ 「対空警戒!対空警戒!」 無線の直後、鳥海の妖精が遠くに蚊柱のような影を認めて後続に伝える。 やがて蚊柱は黒い雨雲となり、低いエンジン音の雨が彼女らの頭に降り注ぐ。 回避行動をとる彼女達の航跡が無数の輪を描き、花火のように機銃や高角砲が煌めく。 雨を掻い潜り、または追い散らし、またはそれを浴びながら、無数の輪は少しずつ雨雲の向こうへと近づいていく。 「左舷砲雷撃戦、用意!」 「あはははっ。砲雷撃戦始めるね」 雨が止んだ途端、それまでのうっ憤を晴らすようにそれぞれの主砲が敵艦隊に襲いかかる。 鳥海と龍田の砲弾がヌ級を包み込み、若葉の砲弾がニ級に突き刺さる。 負けじと敵艦隊も応戦するも、1隻、また1隻と動きを止めてゆく。 日が傾き、西の空がオレンジから紫に変わり始めるころ、ついに1発の砲弾がヲ級を捉えた。 それを皮切りにいくつかの方向から次々と命中弾が送り込まれ、ヲ級の姿が爆炎と水柱の向こうへと消える。 その水柱に吸い寄せられるように幾条もの白線が伸びていき、また大きな水柱が上がる。 唐突に轟音が響いた。 同時に一際大きな水柱が上がり、それを囲むように小さな水柱が無数に誕生と消滅を繰り返す。 ≪反応消滅を確認。敵空母撃沈に成功した!繰り返す、敵空母を落とした!≫ 無線の声に艦娘達の歓声が上がる。 最早大勢は決した。 敵艦隊は正規空母、軽空母、駆逐艦2隻を失い、重巡と軽巡は浮いているのがやっとの有様だ。 対する艦娘側は鳥海が小破、電が中破した以外は大きな被害は出ていない。 圧勝である。 まだ創設から日が浅く、空母や戦艦がいないこの艦隊にとってはまさに大金星と言ってよかった。 494 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 51 54 ID z.NGNCSI 「素晴らしい戦果だ!皆よくやってくれた!!」 ウェルドックが開くのを待つのももどかしいと言った様子で、若い提督は彼女らに駆け寄った。 「やりました!司令官!!」 晴れやかで充実した笑顔を浮かべ、吹雪が駆け寄る。 近づいた彼女達からすさまじい熱気を提督は感じた。 考えてみれば当然の話で、先程まで砲身が焼け付くまで壮絶な撃ち合いをしていたのだ。 彼女達は皆、赤熱した砲身を空に向け、そこから放たれる陽炎に包まれて滝のような汗をかいている。 吹雪はウェルドック端に置かれていた人数分の高速修復剤ではない、ただのバケツを掴むと外で待つ仲間にバケツリレーで渡していく。 「何やって―」 提督の質問は途切れた。 吹雪が、鳥海が、龍田が、電が、若葉が、五十鈴が、足元の海水を掬って頭からかぶった。 ジュウウという音と共に湯気に包まれた彼女達は、生き返ったというような顔をしているが、驚いたのは若い提督である。 「なっ!?」 艤装と自分自身を冷やすのに効率のいい方法と言うのは分かる。 だが、服を着たままそれをすればどうなるか、提督の眼は、目の前でふるふると犬のように水を払っている吹雪に向いている。 戦闘で水をかぶった所で艤装によってある程度は遮られてはいるが、この様に全身にかかるように被るとなれば話は別だ。 濡れた服は体に貼りつき、成長段階と思われる小ぶりな胸に似合う白いスポーツブラがくっきりと透けている。 「何ですか?」 男の目が自分の裸体に向いていると分からないのか、吹雪は提督の方を見て小首を傾げる。 「いっ、いや、何でもない!」 まさか、言える訳がない。 帰投する船の中、提督は一人悶々としていた。 あの後、ウェルドックに全員が戻ると、そこはとんでもない空間になっていた。 薄暗い密室に、濡れた髪に肌に貼りついた服と言う何とも男を乱れさせる美少女6人。 それも汗に混ざってむせ返るような色香を放っている。 この空間にいておかしくならぬ男はいない。 慌てて艦橋に避難してきた訳だが、ウェルドックとの間には数段の階段と扉一枚しかない。 495 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 54 54 ID /YbVTEO. 「うふふ。提督~どうして逃げるんですか~?」 「龍田!?…いや、別に逃げてるわけでは……」 窓に反射した龍田の眼は、面白い玩具を見つけた時のそれだ。 「あら。それなら私をまっすぐ見て~」 提督はちらりと横眼で龍田を見ると、すぐに目を逸らした。 濡れた龍田はその紫の髪が顔に少し貼りつき、濡れた服はその堂々たる胸をしっかりと見せている。 何より本人がそれを理解した上で、胸元を見せつつ上目づかいで覗き込んでいるのだから余計に質が悪い。 「どうして目を逸らすのかしら?」 「良いからむこうに戻っていろ」 「そうねぇ、疲れたしそうしようかしら。でもごめんなさいね提督」 龍田はそう言いながら提督の後ろに回り込み、その顔を提督の横に並べる。 抱きしめるようにその腕が提督の首へと回されている。 「今日みたいな長い戦いの後はああでもしないと暑くて仕方ないのよ。うふふ。それとも暑そうにハァハァしてる私や吹雪ちゃんが見たかったかしら~」 そんな事を甘い声で、かつ耳元で囁かれたら、いかに想像力の乏しい男でも妄想を掻き立ててしまうものだ。 流れる汗、それを拭う白い腕、貼りついた髪の毛と紅潮した頬。 健康的な色香を振りまいて、しかしそれを自覚せずに、荒い息遣いの吹雪がまっすぐに提督の眼を見つめながら小首を傾げる。 「はぁ、はぁ……。なんですか司令官?」 「……ッ!!」 「あらあら~どこを大きくしているのかしら~」 首に回っていた手がゆっくりと滑り落ちていく。 「良いから戻れっ!!命令だ!」 何かを振り払うように立ち上がった提督は龍田を振り返らずにそう言って話を終わらせる。 「は~い。では失礼しますね」 後ろで扉が閉まる音が聞こえる。 こうして、この新人提督は提督の洗礼を受けたのだった。 終 496 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 58 13 ID z.NGNCSI 以上スレ汚し失礼しました 中破状態のロリ駆逐を秘書にしてつんつんする憲兵常連の提督にも純情な頃があったはず。 497 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 22 06 38 ID 69I5TekE 龍田!! このスレ的にはわりと珍しい……乙GJ あの服で濡れたらさぞフェティッシュだろうな…… 498 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 22 20 56 ID kcbSn1yo おっつー 中破絵見る限り、龍田さんはノーブラだから凄いことになりそうだなw 499 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 10 28 24 ID 9NJiqGWU セーラー服は結構厚手に出来てるから、濡れた程度じゃ張り付いたりしないぞ。 駆逐艦組はホロ3人組を除き濡れ透けは期待できない まあ確かに龍田さんはさぞすごいことになりそうだが…w 500 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 11 09 45 ID 8pDUs/Dw 濡れた程度じゃ張り付かないセーラーを張り付かすことが出来る このスレには無限の可能性があるぞ! 501 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 19 47 29 ID nVFIh7vA 496 乙、素晴らしい妄想力 揚陸艦から出撃させる方式もカッコイイ…アニメで観たい絵だ 502 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 20 04 25 ID lEpYO9sU なお雪風のセーラー服は 503 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 21 35 06 ID lEpYO9sU 今夜も執務室から聞こえるクソ提督!の連呼・・・ 曙の絶頂時の喘ぎは独特過ぎると鎮守府でも評判 メンテまだ? 504 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 17 05 34 ID bdZ3j9hk 大破進撃は ダメ絶対 505 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 18 37 05 ID WnlGF56c 504 誰を沈めてしまったか言って御覧 506 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 18 55 17 ID bdZ3j9hk 505祥鳳さん 二軍とはいえ一番付き合いが長い軽空母だったのに 欲張っちゃダメほんとに 507 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 19 15 50 ID gcxAGn1E 黒髪ロング、ジト目、スタイルと三拍子揃った磯風ちゃんがとってもエロくていいと思います。 本実装はいつでしょうか。 508 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 20 04 32 ID N3cEo.H2 506 それは哀しいな御愁傷様 MI作戦マップは彼女もドロップするし、お早い再会を祈ってる あとベッドの下には気をつけろ 509 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 20 14 04 ID bdZ3j9hk 508 ありがとう とりあえず今日の朝瑞鳳が来てくれたから姉の代わりに育ててみるよ…… というか今祥鳳がまた来たとしても育てられる気がしない 510 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 20 24 51 ID ThCAJG.o すっかりベッドの下キャラが定着しつつあるな祥鳳さんww 511 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 20 32 21 ID 3Kpw2ad6 あれはエロこわかった 512 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 21 16 54 ID Ypr21Qz. ベッドの下に斧を持った男が居たのを発見した友達が部屋の主をコンビニに行こうと誘って連れ出そうとしたら 主がベッド下の男に「何か買ってくる?」と聞いた 的なジョークコピペを何故か思い出してしまってすまんかった 513 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 21 35 53 ID kDWTGAR. 512 ワロタ E1が苦行だったがE2が比較的楽でいいとこまでいってる イベントがあると楽しいけど筆は進まないな… 磯風ちゃんをお迎えしてから書けばいいね 514 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 22 06 32 ID CeY4Mre6 斧男さん、そういうプレイかなんかかよw 祥鳳さんもそういうプレイだった可能性が微レ存……? 515 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 23 36 20 ID vkHSxAuw 祥鳳「すみません、私もベッドの下に入りたいのですが」 斧男「申し訳ありませんが、早い者勝ちです」 祥鳳「ではもう少し奥に詰めて下さい」 斧男「それならば構いません」 祥鳳「かたじけない」 516 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 23 43 28 ID RkOkzq9. 出撃の前夜 僕と君は、秘密の縁側で並んで夏の月を見上げていた 密かに習慣になっていた、ドック施設最頂部張り出しでの夜の潮風を感じながらの月見酒 人の気配のないそこでぼんやりと一人の時間を過ごすのが、いつか僕の似合わぬ習慣となっていた 増えた正規空母達に押されてかやや控えめになっていた君は、その日はそこへ何故自分などを誘ってくれたのかと訊いた 君は僕にとって初めての空母だったから いまではすっかり賑やかになった空母寮だけれど 艦載機の扱い方、ボーキサイトの使い方 全部、教えてくれたのは君だったから 明日から空母の皆に頑張ってもらう作戦の前に、ただ君と一緒に居たかった、と 君は僕にとって特別で、僕は君の全てが好きだから、と本心を伝えた 君は目を潤ませるほどに喜んでくれて、僕と君とは自然に唇を合わせていた 抱き締め合った肌の温かさと、豊かな黒髪の香り 晒しに指を差し込み、薄茶色の胸の蕾に触れた時に跳ねるように上げられた甘い声 首筋から肩に掛けての、眩いばかりの白さ そして負けじと僕の背中を、髪を愛しげに撫でてくれる細い指先 互いの裸の欲望をただ夢中でぶつけ合って、それが互いの幸福であることが何よりも幸福で 夏の夜の月灯りに、濡れた小柄な裸体を無防備に照らされながら 酔い痴れたように揺れる君の身体に、僕は熱情を何度も何度も解き放った やがてお互い震える腰が立たなくなってしまって、並んで寝転んで夜空を見上げてた 離れてる時間が惜しいと言わんばかりに、繋いだままの指先に互いを感じながら その時遠くの岸から上がった花火が、夜空に大輪を咲かせた。 たまたま何処かの夏祭りが行われていたのだろう、偶然の絶景に 僕たちは手を繋いだまま眼を輝かせて、ずっとそれに見入っていた 次の作戦は軽空母の見せ場 私なんかを改までも育ててくれた提督のために 格好良いところ見せたいと思ってます、なんて言ってくれた君に ただ帰ってきてくれればそれで良いんだよ、と 決意に水を差すようで、僕はその言葉を飲み込んでしまった 翌日の夜には、それを激しく後悔するとも知らずに 僕の艦隊で初の轟沈は、彼女となった。 517 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 23 44 06 ID RkOkzq9. 軽空母、祥鳳です。是非提督の機動部隊に加えてくださいね。 君と全く同じ姿形のその艦娘の挨拶は、僕の心に残った僅かな希望も打ち砕いた それからおよそ一ト月。僕と彼女とは初対面である、自分にそう言い聞かせることにもようやく慣れてきた頃 その日も僕はドック施設の張り出しで一人、板場の上に胡座でただ月と海を見ながら盃を重ねていた もはや涙は出尽くしていた ただ鈍く、ぼんやりとした心のままこれから自分のしなければならないことを考えていた ――今晩は。 背後から聞こえたそれは、紛れもない彼女の声だった 彼女ではない彼女。我が艦隊の『新参』軽空母、祥鳳の声 こんな所に何の用、僕は一人で居たいので邪魔しないでくれ、僕はそう冷たく言い放った しかし振り向きもしなかった僕の隣にその祥鳳はそっと座ると、夜空を見上げてこう言った ――今日は花火は、観られないのでしょうか。 現か、幻か。僕は心を鷲掴みにされたまま、文字通り自分の耳を疑った それは一瞬の奇跡、掴みかかれば霞のように消えてしまうのではないか、期待と虞れが身を引き裂くかのような巨大な葛藤 震える手を意識しながら、僕が月に照らされた彼女の端正な顔を見つめた、その時 ただいま戻りました、提督、と 極上の笑顔で応えてくれたその言葉も終わらないうちに、僕は君を抱き締めて泣いていた 出尽くしたはずの涙が止め処なく溢れた 謝罪する僕を抱きしめたまま、君はただ僕の髪を優しく撫でてくれていた あの日とまったく同じように 優しい月だけが、僕と君とを見下ろしていた。 518 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 23 50 20 ID RkOkzq9. なんつって 気休めにでもなれば幸い、傷口に塩塗り込んだような気もしないでもないですがw 519 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 00 27 27 ID zSn2z0Jk 518の優しさに全俺が泣いた …ベッドの下キャラが薄まるといいね(白目) 520 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 00 47 51 ID YAd9D3AE 貴様ブルネイのま… …いや、その優しいお前のままでいて 521 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 00 52 18 ID FGyTF/YY ゲージの為に切り捨てる提督もいるだろうしな 522 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 01 58 22 ID F3oOu8Kg 518 泣いた お話の内容に泣いたし、2レス目途中までを読み終わった段階で「あっこれ他の艦娘に慰められてしっぽりやっちゃって、しかし前世の記憶を獲得した祥鳳がベッドの下にいるパターンだ」と予想した自分のクズさに泣いた 523 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 02 10 55 ID QAY8I3nU 521 それでお礼参りに来る奴も確かあったよな 524 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 07 10 46 ID 2KIJ9qZc 518 ありがとう ……ありがとう 525 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 08 12 23 ID n10o99UA 522 どんだけベッド下にこだわるんだよw 轟沈はなぁ 自分のミスでしか轟沈が起こらないっていうこのゲームの仕様は優しいけど同時に残酷だと思う 後悔と自責がハンパない 526 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 09 37 54 ID QAY8I3nU 駆逐艦、朝潮です! 普段はベッドの下で武器を持って就寝しております、常時臨戦態勢です 祥鳳さんと同じですね!しかも司令官のベッドの下なら警備も兼ねることができます、流石です。 もし病んだ艦娘に迫られたら、共に死ねば口惜しさは消えるのか?と言ってみよう。 527 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 21 07 04 ID Ce0y.uHk 別にヤンデレは口惜しいから一緒に死のうとするんじゃなくて、 死んで永遠に一緒にとかそういう常人には理解できない理屈で理解できない行動に走るから、 病んデレって言われるんだと思う 528 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 21 17 45 ID Eoa9N9.Q 軽空母は愉快な個性派が多いな ヒャッハーさんとかと王様ゲームしたい 529 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 00 04 28 ID 05Jvlmwo ル級「ナンデ……ナンデ アンナ子を戦場ニ出スノヨ! 北方棲鬼ハ マダ子供ダワ!」 ヲ級「姫タチノ 決メタコトヨ……私タチハ 敵ヲ倒スダケ」 ル級「ッ……何隻モノ姫ガ沈ンデイッタ。ネエ、コノ戦イ 私タチは勝テルノ? 北方棲鬼ミタイナ子供マデ戦ワセテ……ソコマデシテ 勝ツ意味ガアルノ?」 ヲ級「モウ後戻リ ナンテ出来ナイノヨ。私タチモ、キット アノ子タチモ」 E2をやってて北方棲鬼みたいな子供が出てくるとはもしかして深海棲艦側も相当末期戦に陥ってるんじゃないかと 530 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 00 14 51 ID .tYil.gc 巨大なゼロ艦娘とかが出てきそうな感じだな 531 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 00 29 48 ID 6DgW3XFQ あのロリは本当になんのつもりで出したのか制作サイドを問い詰めたいな 万雷の拍手とともに 532 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 01 47 25 ID 68xKIXU6 北方棲姫ちゃんと仲良くなって、お姉さんを紹介してほしいw 533 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 03 50 27 ID NuwkvY7. 単に弱くて攻略しやすいほっぽーちゃんを置くことで敵を釣り、本命の本土侵攻を通しやすくしただけやろ(ハナホジー) 534 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 04 57 00 ID kXVMdt2. 明らかに奴らは提督の下半身を狙いにきている 535 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 05 28 31 ID SoL8fqMY 深海棲艦は提督の股間パンチを狙っていると言うのか・・・! 536 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 05 57 09 ID Ak6Y1Hok 息子です、なんありとお使いください よく見ろ、地獄に行ってもこぉんな可愛い息子は見られんぞぉ 537 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 12 53 34 ID Hes.ssN6 指揮官にロリ配置して一般兵の士気超上げてるんだろ 538 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 16 21 59 ID UL56f3iw 港湾棲姫の子というだけで理由は十分だ! 539 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 17 48 39 ID .tYil.gc 俺との子か…… 540 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 18 03 52 ID KNxUyRcU 間違いなく卵生だろうという印象が拭えないが メスばかりだと何かが不足するよなつまり 541 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 20 21 45 ID 68xKIXU6 人類から婿取りして、「フツツカ、モノデスガ……」って三つ指突いてお迎えしてくれる港湾棲姫ちゃんとな 542 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 21 29 08 ID kXVMdt2. あのロリ鹵獲してるから、ミッドウェー捨てて(結果的に陽動)鎮守府に殴りこみかけてきてるんじゃなかろうか 543 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 21 44 26 ID hRdyWbZE これマジ? http //i.imgur.com/p5m1BEr.png 544 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 21 51 23 ID CX6JOgJM 543 なにこれ 545 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 22 03 24 ID .tYil.gc ……藤島?だとしたら見る影もないな 546 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 22 36 24 ID kXVMdt2. 543制服兵器兵站局とかからのサルベージじゃねぇの?(適当) 無能、怯懦、虚偽、杜撰 どれ一つとっても戦場では命取りとなる それらをまとめて無謀でくくる 仕組まれた作戦、仕組まれた地獄 行きも怖いが帰りも怖い 脆弱な地盤 狭隘な地形、充満する爆薬 まさに破裂必至の大動脈瘤 次回、ミッドウェー海戦 怒涛のドミノ倒しが始まる 547 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 00 35 49 ID Xf4tbcJY くっ、北方棲姫に心奪われた提督ばかりだ 北方棲姫は私に任せてみんな先に行くんだ! 548 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 00 40 05 ID qghzd8po 547だけ置いて行けるか! ほーら北方ちゃん、アメチャンあげるからお兄さんと良いことしようか 549 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 00 46 03 ID 0LCEzcG. 北方棲姫とベッドウェー海戦と行こうか ベッドシター?彼女なら珊瑚海に出張だ 550 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 01 09 48 ID paeqXmk. 珊瑚?……嫌いです! 551 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 02 31 44 ID j//Gqc0s みんな北方棲姫にしか興味がないようなので、中間棲姫はもらっていきますね 552 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 04 17 14 ID 1fDt5.A6 じゃあ俺は空母棲鬼に震電改と流星改、彗星(江草隊)あげてくるわ 553 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 04 19 30 ID PZzhlAUc 空母棲鬼「モットツヨイノ・・・モウモッテルカラ・・・」 554 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 07 44 29 ID paeqXmk. 552 お前……沈めたのか? 555 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 09 07 12 ID qghzd8po 友永隊はしれっと残すのなwww 556 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 09 42 59 ID cGnQe8yg 震電改と流星改、彗星(江草隊)を沈めた傷心の提督を慰める友永隊 557 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 10 15 47 ID 0OpP1RlY 墜落したしたはずの彼であったが 何故か深海棲艦を従える深海王に 558 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 13 23 05 ID joRsNd5Q や、深海王の役は既に埋まってまして… 559 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 13 55 51 ID 0LCEzcG. 557 ??「なんだおめーコノヤロウバカヤロウ」ゲシゲシ 口搾艦、性器空母、口腔戦艦、拘束戦艦、従順妖艦… 560 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 14 08 02 ID JF5Z7N/Y 北方棲姫ちゃんにエロいことしようと思ったけど良心の呵責に負けて短め 暴力描写っぽいのがあるので苦手な場合は注意をお願いします 「ったく、こんなガキにあいつらが苦戦してたとはねえ」 男の胡乱気な声が湿った室内に響く。鎮守府の地下に据え付けられた一室、リノリウムの床にうずくまる童女 を見下ろしながら、男は蔑むかのように紫煙を口元から吐き出した。 式服姿の艦娘数人を背後に付き従える男は、この鎮守府の提督であった。人の上に立ち、人を足蹴にする ことに慣れた冷たい瞳が、床の上の童女を遠慮無しに射抜く。成人した男であっても萎縮させずにはおれな い視線に晒され、童女もまた床に腰をついたまま怯えたように後ずさった。 「クルナ……クルナぁ!」 喉奥から甲高い叫びをあげる童女は、どう見ても人間はなく、また艦娘とも思えなかった。 まるで白磁で作られたかのような真白い肌に灯る赤い双眸。人間の基準を当てはめていいのかは分からな いが、人間の童女であればおそらく二桁にさえ年齢は届かないだろう。何も身に付けていない一糸まとわぬ 格好ではあるが、その胸には当然女を思わせる起伏は存在しない。決して男の情欲の対象になることはない 、そんな身体だ。 しかし提督である男は、背後の艦娘達に何かしら目線で合図する。提督の下知を受けた女達は一切躊躇う ことなく、童女へと歩み寄る。 「ナ、ナニ? イヤッ、ハナシテェ!!」 一人の艦娘が童女の両手を。もう一人の艦娘が童女の両足を後ろから抱えるかのようにして拘束する。赤 子がオシメを変えられる時のような格好を強要され、筋が一本走るだけの童女の秘部がありありと外気に晒 された。 何故自分がこんなことをされるのか、童女―――北方棲姫と呼ばれる人類の敵は分からなかった。 (タスケテ、オネエチャン……タスケテ!!) 瞳に涙を浮かべながら童女は姉へと助けを求めるが、生憎その想いに姉が応えることはない。代わり男が 一歩、厄介げに童女へと足を進めただけだった。 「ったく、海軍のお偉方にも困ったもんだ。姫に閨の相手をさせたいだなんてな。しかもその準備は俺がしな きゃいけないときてる」 男の視線はまるで物を見るかのようだった。興奮も落胆もない、ただひたすらに冷たい瞳。 自分はこれから何をされるのか、童女は不安と恐怖から逃れようと必死で身体を揺するが、彼女を拘束す る女たちの力からは逃れることが出来なかった。 「ま、そう不安がるな。すぐにエロいことしか考えられないようにしてやるよ」 厄介そうに言った男が、吸い差しの煙草を口元から引き抜く。随分と短くはなっているがまだ火種の残る煙 草を、男は躊躇なく……童女の秘所へと押し当てた。 内蔵を焼かれる激痛に響く絶叫はしかし、防音処理の施されたこの部屋から外へと漏れることはない。童女 を拘束する艦娘達は、痛みに泣き叫ぶ様子にも眉一つ動かすことはなかった。 「イヤァァァ!! タスケテェェ!! イヤダァァァ!!」 獣のように泣き叫ぶ童女に助けがもたらされることはない。なにせ彼女を救出するべく派遣された深海棲艦 の艦隊は、先程撃破されたばかりだからだ。 そうして北方棲姫の地獄は幕を開けた。 光の届かぬ地下室で、陵辱は際限なく繰り返される。 561 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 15 12 51 ID WyBlkfFw 乙 「夜空の星が輝く陰で、悪の笑いがこだまする。 港々で泣く人の、涙背負って外道の始末」 「な、何者だ!」 「大艦巨砲ビッグセブン、お呼びとあらば即、参上!」 みたいな救いはないんですか! ←建前 (いいぞもっとやれ) ←本音 562 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 19 01 36 ID nsYzI4OY 560 乙 鬼畜すぎワロタww自分ついてるけど読んでていでえええってなった 564 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 19 32 34 ID 9bZLU6Dw 男に置き換えるんだとしたらケツ穴か? 実際痛みの感じ方ってのはどんなもんなんだろうな ともあれ 560氏 久々の鬼畜系乙です 568 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 21 02 24 ID WF0AoOfY 561 あっさり捕まって責められるところまで想像した 569 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 21 24 54 ID WyBlkfFw 568 何故、長門はすぐ対魔忍ルートに乗ってしまうのか…… 570 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 21 37 56 ID 0LCEzcG. 561 (無言で引く)グイ https //twitter.com/kireina_mochi/status/498381989460709376/photo/1 駆けつける憲兵 響き渡る爆音 571 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 00 51 42 ID MXDn5pos 570 最近、これを弄って遊んでる小学生を見なくなった気がする 鎮守府では、駆逐艦娘に配ったりしてるんだろうか 572 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 09 11 00 ID oKzKoYa2 自信満々で防犯ブザーを見せつける駆逐艦娘が防犯ブザーを落としちゃったとこに飛びかかって防犯ブザーを遠くに放り投げてさっきまでとは打って変わって泣きそうな顔になってる駆逐艦娘を 574 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 12 39 49 ID M2XQnEM6 投げたら鳴ったまんまだから意味ないし。 踏み潰すのが正しい、イイネ? 575 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 13 43 31 ID 6/7FNSxw 574 て、提督のを踏み潰す…? 576 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 16 03 46 ID M2XQnEM6 文月にふみふみ言われながら背中を踏まれてマッサージされたい 577 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 17 17 05 ID MXDn5pos 「あらぁ~、提督ってば、駆逐艦のあんよに踏まれておちんちん硬くしちゃうのね~」 こうか 578 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 17 58 46 ID 8INiwX4k 別にエロくなくていいんだ こう、癒やされたいんだよ 579 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 18 06 58 ID AZ2/pAUA 574 状態による。 手榴弾でいう安全ピンのところを抜いてなければ投げてもならない。 押しボタン式はどの道ある程度経つと自動で止まる。 ちなみに、 『防犯ブザーを奪われて止められるかもしれないから、防犯ブザーとピンの部分を別に投げるのが正しい』 遠投可能なら防犯ブザーのみ投げても良いらしいけど。 580 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 18 18 34 ID oKzKoYa2 防犯ブザーについて詳しい奴が多いな 581 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 19 04 48 ID AZ2/pAUA 580 つか、ケータイ(スマホ)に防犯ブザー機能あって、使うと指定回線にGPS通知するのもあるから、むしろ古い知識なんだけどね 582 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 00 17 38 ID V89d8tn2 581 そんなんあるの!?時代もすごくなったもんだなぁ… 583 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 02 38 03 ID AsQpC.Vw 誰とは言わないが、夜戦とはいえ駆逐艦ごときにに一撃大破させられるくっそ情けない戦艦… イベは人間性出てきてイカンな。 このリビドーで扶桑姉様の口内陵辱ものでも書くは 584 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 03 19 40 ID dDh63edY 583 後期型勢か あいつら絶対駆逐艦の皮かぶった重巡か何かだろ…回避も異様に高いし… 585 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 04 14 18 ID .BSkzLCw 後期型は戦後駆逐艦の奴らに違いねぇ、むしろおっさんが中に入ってそうな、フラグ軽空がヤバくてな 誰か例の比較画像を イベントではエロさより、烈風拳で中間にボディーブローの如くじわじわと確実にダメを与える聯合艦隊旗艦あきつ丸が笑え過ぎる。 さあ次はこの紫電改二の紫電掌で鹵獲して鬼哭街エロゲルートだ 586 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 05 14 19 ID dDh63edY 陽炎抜錨の3巻といい、ここに来てあきつ丸が謎のフィーチャーを受けてるw 587 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 09 37 23 ID V89d8tn2 E-4はあきつのお陰で割と楽だった それと開戦ボイスが可愛かった。「多分!」ww 588 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 15 14 39 ID OgImkxS2 あんなに強く言い切る「多分」は聞いたことがないw 589 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 20 05 00 ID GnmI2tkU 585 後期型は戦後駆逐艦の奴ら 後期型「そんなに……僕たちの力が見たいのか……」 こうですかわかりません 590 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 20 08 31 ID Ey9K7FeM 台詞的にアーレイバークか、無理ゲーすぎるだろ 591 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 21 04 39 ID rYO2XAzI アーレイ・バークは夕立にとって吉川艦長の仇になるんだよな (吉川艦長最期の艦となった大波が実装されたら夕立とどうなるかも気になる) ただアーレイ・バークは戦後の日本にとって大切な人物だったから もし夕立がソロモンの悪夢として名を馳せた後も生き延びて アーレイ・バークと戦っていたら戦後の歴史が変わっていたかも アーレイ・バークはアイリッシュ級宇宙戦艦の名前にも拝借されたけど 日本に親しかったからか一緒に出て来た他のアイリッシュ級とは違って酷い末路を辿ったりしなかったな (中破したやられ役という時点でちょっと微妙か。ちなみに地名から拝借されまセント・アイヴスは消息不明、 フランス大統領から拝借されたフランソワ・ミッテランは大破の後自沈という酷い末路) 592 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 22 02 39 ID ADydOW5k 587 多聞? 593 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 00 09 52 ID Hg0RpeVE 592 飛龍「多聞丸?」 594 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 00 18 17 ID JWTtA/JM ああああE2クリアできない腹いせに大型建造したら大鳳きたあああああ 何か記念に書こうかな まだ3つしか投下されてないみたいだし 今日はベッドの下に気を付けなきゃ 595 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 00 37 46 ID V5HGmID. 589このレベルだといいな ラジャ・フマボン「私の名はあさひ型護衛艦はつひ、かつてキャノン級護衛駆逐艦アザートンと呼ばれていた艦だ」 591 シルエットフォーミュラシリーズで気になるのは周りがボロボロなのに毎度毎度生還する F90の雪風ぷりがな 596 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 03 46 26 ID ecCLtWdA 561 そこで戦艦棲姫とかが本土に殴り込みかけてくるのがE-6なんですよ 597 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 10 40 42 ID BwyTUCvI ベッドの下と枕の横に同時に存在することはできるのだろうか 598 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 12 09 56 ID TPMm9ryM 同時に存在はできるけど交代しないと性交できないな 599 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 13 40 41 ID V5HGmID. 596 王蟲みたいだな 本土決戦といいつつ奴らは上陸して占拠する気あるのかね、単なる殴り込み部隊じゃ 597 本作戦で華々しいデビューを遂げ 初めて提督のお手つきがかかるあきつ 翌朝いつも通り提督を起こしに来た秘書艦加賀が見たもの なおベッドの下には 600 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 13 52 59 ID TPMm9ryM 陸を海に作り替えればいいんじゃない? 601 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 17 44 38 ID V5HGmID. 600 最終決戦が南極になりそうだな、ベタだが 明日を救え~フブディオース そういやベルリン防衛戦直前に外交官としてギリギリまで現地にいた手記によると 奇妙な熱気か生存欲求か、手空きの奴らがあっちこっちでギシアンしてたらしい 決戦前夜に秘書艦の五月雨あたりにふと手を出してしまいそうだ 602 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 20 27 39 ID vHGw7dJA 南極… 南緯47度9分 西経126度43分 星辰位置… うっ頭が 603 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 20 48 23 ID BHsAj9Ls 羽根の生えた蛸のような深海棲艦のボスがでてきちゃいそう 604 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 20 50 45 ID TPMm9ryM “C”さん、オータムクラウド先生の本を買うのが待ちきれなかったのか… 605 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 21 18 30 ID Q47.ib0M 這い寄る提督 偉大なる提督 潜伏する提督 古き提督 碧の深淵提督他、深海大戦争 606 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 21 37 49 ID 45VeDe1w つまり祥鳳さんはクトゥルフの邪神であった可能性が微レ存? 607 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 21 47 47 ID V5HGmID. 605 邪神艦隊じゃないですかー!やだー ギリギリ夕張ならクトゥルフ神話は知ってるだろう(デモベで) あきつ丸は知ってるどころか体験している 608 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 22 15 31 ID BwyTUCvI 606 祥鳳さん沈めた提督が呪い殺されそうだからやめろ 609 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 01 16 08 ID Fo1w1ags 沈めた子と同型艦が配備されたら記憶とか引き継がれるんだろうか 以前の記憶があるけど贖罪を含め育てなおしてもう一回口説き落とすとか 610 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 02 17 51 ID 4eUjIfzQ 609 時雨とかでその設定のss書いたらすげぇしっとりしたものができそう 「僕はまだ……提督のこと許せていないんだ」 「やめてよ! ……やめてって、言ってるだろ」 「嬉しくなんか、ない……んぁ」 「馬鹿っ……提督なんか、嫌いだ」 的なやつ 611 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 02 23 50 ID qUsIj64c 切ねえ・・・ 612 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 03 42 53 ID 71QViIOM 記憶と経験が引き継がれるなら別に轟沈させても全然痛くないなあ(ゲス顔) 613 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 04 30 59 ID H4yiLnz6 記憶と経験が引き継がれる ということは結局轟沈しても転生できるということ、と轟沈リスクを気にしない艦娘 それに対して人道的、および哲学的な見地からドライになりきれない提督 そんな鎮守府 614 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 06 39 11 ID /84ap8Sg 南極か…… 幸運艦の雪風なら遺跡にある開いちゃいけないモノ(ゲート)を開くことなく、 むしろ勝手に壊れてクトゥルフ的な親父が外に出ずに済み 青葉も包帯巻きになってオリキャラにならずに済むな 代わりに落ち行くアクシズを止められんけど 615 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 10 21 28 ID WfkWvNiY 610 その設定でSSはよ 616 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 14 13 24 ID W6PKGzVY 609他 提督「記憶(好感度)は引き継がれるが経験(レベル)は引き継がれない…… つまり、俺にベタ惚れな叢雲の初物を何回でも味わえるってことじゃないか! よし、叢雲、出撃だ!」 叢雲「あたしが聞いてるのがわかっててそういう愚考を口にする、その度胸だけは認めてあげるわ。」 提督は爆発した 叢雲「……そんなに、初体験のとき、気持ちよかったの?」 叢雲「あたしは痛かっただけだけど…辛くはなかったわよ。むしろすごく満たされた気持ちだったけど…今のほうが身も心も満たされるけど……」 叢雲「あんたがそんなに初めてのときが気持ちよかったのなら…一度くらいは元に戻ってあげても… って、いきなり押し倒すなぁっ、このバカぁ」 この後滅茶苦茶セックスした 617 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 14 47 54 ID 61pwJsYs 沈むときの恐怖や怒りなどの負の記憶は深海棲艦が引き継ぐ つまり… ベッドの下に潜り込む軽母ヌ級Fがいるわけだ、頭のあれをがばっととったらあらべっぴん 618 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 14 58 41 ID tp6DTw8w 深海棲艦時点で一回昇天させないと艦娘にならない設定なら……? 619 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 15 15 38 ID JZ.YYev2 明石が沈み悲嘆に暮れる提督 しかし何の説明もなく平常営業なアイテム屋 アイテム屋=明石ならばありえないはず では提督の目の前にいるアイテム屋は、明石は誰なのか 提督「お前は誰だ。明石は死んだはずだ。お前は誰なんだ!」 明石「オメガ11イジェークト」 なんかもうこれで説明がつく気がしてきた 620 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 15 53 59 ID VTlCFBXg 明石or大淀が轟沈したらアイテム屋と任務欄が無人になるシステムはある意味おもしろいっちゃおもしろいけどな…w 621 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 17 29 18 ID 61pwJsYs ジュンサーさんみたいに一杯血縁関係者がいるか 大本営から女神の支給があるのやもしれぬ もしくはモンスターファームのホリィのように養殖されている 別人説なら明石×アイテム屋×提督が出来るな 622 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 21 34 44 ID ZAqnusng ゲーム上の都合だろうけど一つの場面に複数存在できなくて 複数の現場に同時に存在する(遠征とか)謎 大淀は任務画面のは本人じゃなくてbotかもしれん。声も違うし 623 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 22 03 21 ID 5Q24M2dA ある程度の距離に接近させると、当人たちの意思に関係なく近代化改修(融合統一化)が勝手に始まりだす、 とか思っておくとちょっとだけ納得する。 ただし異論は認める。 624 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 22 25 25 ID tp6DTw8w まるゆドーピングがしづらくなりそうだな 625 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 23 01 58 ID nh3YrnVo まったく今回のイベントもハードだぜ 磯風に会ったら乳の一つでも揉ませてもらわないと割に合わん 626 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 00 59 27 ID LhAauR/w 磯風に太巻きをくわえさせよう 627 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 04 02 50 ID KqCsVtUQ そのポークピッツしまえよ 628 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 04 28 23 ID W8n8QMQg しかし雲龍の服はなんだ 谷間にそのまま突っ込めと言わんばかりではないか 俺の12.7サンチ単装砲が火を吹くぜヒャッハー 629 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 04 47 49 ID bqHWO/7Q 僕のMk.22も火を噴きそうです 何気に谷間ホールって初? 630 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 09 10 47 ID W1WLlGEI 連装砲の場合どうなるのか 631 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 12 22 06 ID LnSRusI2 なんと奇遇な!って言われるよ 632 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 13 08 04 ID bqHWO/7Q それ、おっぱいみっつないか? 633 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 13 31 42 ID xgul5H6c 縦なら口と胸で二本いけるな 秘書艦は思春期というネタが降りてきた。 634 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 13 56 16 ID OjkD4icA 駆逐艦なら想像しやすいね、軽巡でギリギリ 思春期 重巡航巡空母戦艦鳳翔さんは既に男扱いは手馴れていて 新任司令官のに艦娘の取り扱いかたを実地で教えてくれそう 635 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 14 24 03 ID .khMvIfs 深海棲艦に恐ろしい拷問されたい 636 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 15 21 04 ID 9cfvmkWI 今年の薄い本はどうだったの? コミケ流したからわからん 637 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 15 39 46 ID 2n1mvP9E 635 膝の皿を割るように鉄杭を突き刺してそれにコード繋いで電気流すって拷問を映画かなんかで見たことがある 俺の知る限りではあれが一番恐ろしかったな 鉄杭の代わりに触手を使うかんじでどうっすか 638 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 44 21 ID v.JzRHrA 流れをぶった切って悪いのだけどイベントが思うようにすすまないので 山城のエロSSを書いてみたんだが需要ある? 639 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 44 29 ID 4/gUyXxg 634 変態不知火さんシリーズとか 635 26話「大脱走」 私たちは、艦娘を取り戻しましたけど、提督は、空母棲鬼という深海棲艦に捕まって、恐ろしい拷問を受けるのです。 命からがら本土に脱出した提督は、裸のまま艦隊指揮をとらなければならないのです。 次回、艦隊これくしょんV「帝都攻防」見てください。 監督である富野由悠季はあれを「恐ろしい拷問」とした理由を 「あれは、嫌いな女にセックスを強要されたようなもの。男性にとってこれ以上の拷問はないでしょう」 とコメントしたそうな あれだよね、女の情念渦巻くドロドロとした本土決戦迎撃になりそうですネ 640 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 47 06 ID sMYiOOA6 638 言うまでもないことだ 641 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 48 33 ID 4/gUyXxg 638 おk 642 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 55 22 ID v.JzRHrA 了解、処女作なのでいろいろ拙いところがあるけど大目に見てくれると助かる では投下します。 643 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 56 11 ID v.JzRHrA 『元提督、戦艦山城について語る』 聞き手:はじめまして、元提督とお伺いしましたが提督時代のエピソードを教えて下さい。 こちらこそよろしくお願いします。私が提督として鎮守府に着任した時は、まだまだ ヤリたい盛りでして、性欲を解消する為に駆逐艦を手篭めにしては飽きたら捨て、手 篭めにしては・・を繰り返し、堪りかねたのか水雷戦隊の旗艦からお礼参り(という 名の夜戦)を仕掛けられたりしました。そうして提督としての経験を積んで、作戦の 合間に「次は大型艦を狙おう」と思いました。 聞き手:なるほど、新任時代は大変ですね。(っていきなりこれかよ…先が思いやられるな) そこでどの艦種といたそうかと熟考しましたが、今思えばこの時が一番頭を使いま したね。(笑)大型艦と言っても色々あり、重巡洋艦は中々いい胸してますが夜戦 で足腰立たなくなるぐらい激しいとか、正規空母の格納庫は広くて具合が中々良 いとの評判ですが、ヤッたらヤッたで見返りに大量のボーキが必要で初心者には オススメしないなどの事を先任から伺いました。そうなると残りは戦艦ですが、 大和・武蔵は高嶺の花でとても手が出せるタマではない。金剛型は一隻とヤリ合 う分にはいいですが姉妹丼となると四隻まとめては結構大変で、伊勢型は航空戦 艦もとい口腔千姦だけあって口でスルのが素晴しく上手いけど、今一つ自分の好 みに合わず、長門型は姉の長門はともかく妹の陸奥は火遊びしようものなら爆沈 して命が幾つあっても足りやしないと。そこで残った扶桑型に目を付けました。 644 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 56 46 ID v.JzRHrA 聞き手:そこで山城が登場する訳ですね。(個艦紹介というか股間”的”紹介だよなこれ) そうです。扶桑・山城どちらでも良かったのですが。たまたま廊下を歩いていた 山城を壁ドンして「な、なんですか提督」と困惑させて、無言で抱きつき後ろに 回りこんで山城の上着を脱がせつつ、乳房を揉みくりました。「ひあっ…やめて ください、こ、声を上げますよ」と言ったので「いいぜ、みんなに見せ付けてや ろうぜ」と返しました。そうしたら山城の奴「そんな、そんな…」と焦ってしま った様ですが、こっちは失う物はありませんから(性的に)揉みほぐしたら、右 の乳首をこねくり回してみるとすぐ硬くピーンとなりまして、ははぁあまり弄ら れ慣れてない船体だなこれは開発が楽しそうだと。余り抵抗して来ないので、そ こで前に回って左の乳首を音を立てて吸いました。そして舌を絡めると右と同じ ようになったので、乳はひとまず置いといて今更ながら山城の唇を奪いました。 そして無理矢理舌をねじ込んで山城の舌と絡めましたが、「に…にゃいひゃま」 恐らく姉さまと言ってたんでしょうね。山城の口内の感触から口でスルのもいい なと思いました。そこで無理矢理跪かせたところに一物を押し付け、「姉さまと 不幸しか言えねぇこの口で俺の46cm砲を楽しませろや」と(笑)46cm砲なんて今 思うと若かったですね。(笑)「そんな汚いモノをしゃぶれなんて、嫌!」とかな んとか言うので「じゃあ姉さまにしてもらおうかな」と殺し文句を言ったら観念 したのかすんなりと咥えてくれました。「もっと舐めろ、歯ァ立てんなよと」で も舌の動きもいまいちだったので、ちょっと腰を振ってみたところ「ウェッ、ウ ェッ…」とえずくえずく。強めにジュボジュボやると少々気持ちよくなってきた のでとりあえず一斉射だと山城の口腔にビュル、ビュルルと射精しました。まぁ まぁの感触で、航空戦艦への改造も悪くないなと思いました。 645 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 57 16 ID v.JzRHrA 聞き手:山城には改造の余地は有ったと。(何かつっこむのもアホらしくなってきた) そうですね。そこで「うえっ…何これ不味いし気持ち悪い」という山城に、「ち ゃんとゴックンしろよ」と優しい声をかけた私は山城を一旦立たせて下を全部脱 がせ、秘所を開いてみました。思ったより黒ずんでない赤みがかったピンク色で とても艦暦の長い戦艦のものには思えません。「淫水焼けしてるかと思ったが中 々ウブなアソコじゃねえか、さっきの礼に少し楽しませてやるぜ」とばかりに濡 れている秘所をクンニしました「ひゃあああん!」と驚く山城の秘唇に吸い付き ぴちゃぴちゃと音を立てながら次に陰核を重点的に舐めて吸っていたら「あ…あ ん…ひゃん…ふぅん…姉さまにも見せたことがないところをそんなに…」ははぁ 、こいつは姉妹レズ未遂艦だな、面白そうだなと。そうこうしてるうちに「んん んん、くうっん!」と戦艦らしくない可愛い声を上げて山城はイきました。「は ぁ、はぁ、はぁ」イった余韻で息の上がっている山城の美尻を甘噛みしたところ 、「ううん…くっ…やあん…」と反応が良かったので、装甲帯範囲と同じで性感 帯も広いだろうと思って耳や脇腹や足の指など舐めたり甘噛みしたらどこも反応 が素晴しい。「お前は防御に問題があるって話だが、そこら中弱いじゃねぇか」 646 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 57 48 ID v.JzRHrA 聞き手:成程、そこで扶桑型の防御面の不備の話が持ち上がる訳ですね。(はぁ…) はい、そろそろ私の一物も再びそそり立って来ましたので、「下の口は欲しそう だぜ、俺の主砲を奥まで突っ込んでやるぞ!」とトロトロに濡れた山城の膣口に 自慢の一物をグッと奥まで挿入しました。膣口から破瓜の血が流れるのを見て「 こんなデカイ戦艦が未通女なんて笑えるなぁ」まぁ姉妹レズ未遂艦という事で薄 々気付いてましたが。「痛いっ!ううっ…姉さまにあげる処女を…こんな男に… ぐすっ、う、う、うわぁぁん」と泣き出しました。私は興奮してまだまだキツく 締め付ける膣に刺さった主砲をずんずん抽送しましたよ。「痛いよぅ痛いよぅ」 と泣きじゃくる超弩級戦艦を見て、更に興奮が高まった私は一旦抜いて後ろに回 り、再び山城の膣に挿入してピストン運動です。「え?何?うっ、ま、また入っ きた…い、いたい」「良かったな山城、初めてで正常位とバックが楽しめて」 そろそろ私もこみ上げてくるものが来ましたので「そろそろ出すぞ!山城の中に !」とビュ、ビュルビュルル…と先程より多めの射精を山城の膣内に放ちました 「ああっ…そんな…中に出すなんて…何で、何でこんな事するのよ…」私はとり あえず達成感を味わいましたね。遂に戦艦をヤったぞって。 聞き手:その後どうされたのですか。(もうやだこんな仕事辞めたい) 私は辞令が来て左遷されました。やはり不幸型戦艦だけあってサゲマンだったの かもしれませんね。そこで勤め上げたのち予備役編入で去りました。とりあえず 私の提督時代はこんな感じです。 聞き手:ところで先ほどから気になってるんですが、両脇にいるご婦人は? これは我が家で展示されている記念艦の山城と扶桑です。ちなみに両艦とも開発 済です。わざわざ海外から見学にいらっしゃる方もいます。あと私の同期の提督 で装甲空母にノった方がいますのでよろしければ取材されてはどうでしょうか。 聞き手:長い時間誠に有難うございました。(マジかまだこんな話続くのかよ…) 雑誌○編集長:今回の取材も充実してるな~単行本になるぞ 647 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 59 59 ID v.JzRHrA 終わりです。この場を借りられて有難うございました。 構想一日執筆二時間…ちなみに夏イベントE-3の旗艦は山城です。 648 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 20 58 25 ID v.JzRHrA すまない、凌辱・強姦モノの注意書きつけるの忘れてしまった。これからは気をつけます。 ちなみに今ビスマルクの存在を忘れていた事を思い出した。 649 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 21 51 53 ID t2Eqyut6 648 おつ!インタビュー形式って初めて読んだ気がする 最近山城がかわいいんだよなー メインでもっと読みたいや 650 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 22 09 18 ID L16LfS.I 648 乙 あれだな 逆AVインタビュー的な 651 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 22 22 51 ID v.JzRHrA 649 戦記物によくある当事者への聞き取り形式でチャレンジしてみました 最終行は嘘戦記のなごry 山城結構凛々しくてかわいいですね。中大破時のセリフがグッときます。 スリガオの浜に流れ着いた山城と陸さんのラブストーリーとか(末期臭) 650 その発想はなかったわー 言われて読み返してみれば確かにそうだ。 652 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 02 26 14 ID uhbZtYQU 斜め上の発想すぎる・・・ 653 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 12 07 05 ID LV9.Saqk 発想は素晴らしいんだが、理解の方が追いつかない。 654 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 12 21 21 ID EU6n54pA 仕事忙しくてさっきようやく春雨ちゃんに出会えたんだがこの娘あざとかわいいね エロゲ的ベタベタ濡場が似合いそう 655 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 18 46 11 ID .dOfDAT6 ピンク髪は淫乱なんだよね、それ1番言われてるから 656 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 20 17 14 ID /Jkhx/j2 651 一時改行が物凄く下手だと思っちゃいましたが 書籍に載っている形式なら不自然ではないと考えて納得しました 本を読まずにコンピューターばかり使っていると書籍での改行の仕方を忘れちゃいますね 657 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 21 02 04 ID QDS27iAc 652 653 ○メカニック読みながら彗星カッコイイよ彗星とかぬかしてたら思いついたので… こんな形式を後追いする筆者は流石にそういないと思う 656 ご指摘ありがとうございます 二段構えの戦記集っぽくしようとしたら思いっきりずれました 次回があったらPCに合った改行に努力します 658 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 21 28 00 ID uhbZtYQU MI作戦から帰還して提督からおかえり って言われたとたんに崩れ落ちて うわあああああって泣き出して そのまま抱き締められて 「大活躍だったそうだな」 「お前のお陰だ赤城」 「一航戦の誇り、見せてもらったぞ」 「お前が勝ったのにこっちがやられたんじゃカッコ悪いからな、みんなで鎮守府を守りきったぞ」 とか色々言ってあやして風呂につれてって剥いてそのまま布団をしこ、なっして翌日昼まで種付けする 659 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 21 37 19 ID zRYq34iE うちの鎮守府は二軍の赤城さんがMIに参加して一軍の赤城さんはお留守番だわ… 660 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 21 45 00 ID GdqALF2. AL、MI作戦の気合入った赤城さんもいいよねえ 戦勝祝いは是非加賀さんと提督を交えての3Pでお願いします 661 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 22 58 41 ID CZE52Mn. 新艦の中では雲龍ちゃんがダントツに性的すぎてヤバイ おかしいな、俺ロリコンのはずなんだが 662 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 05 44 ID MViLrD82 先日カレー作ってる時に思いついたネタ 非エロ 飯テロかと思ったらそうでもなかった 新婚さん可愛いよ新婚さん 「できました。冷めないうちに召し上がってください」 ある提督のこの日の夕食はカレーだった。 提督の前におかれた食欲をそそる皿の向こうで、作者の加賀は料理のために外した指輪を再度指にはめなおしている。 「では、いただきます!」 提督は目の前の皿にスプーンを沈め、その上に皿の上を再現するような比率で米飯とカレーをすくう。 (夢のようだな。『愛する嫁の手料理』俺の人生には無縁と思っていた代物。幸せの象徴。 それが今目の前にある!それを堪能できる!……結婚って、良いな。カッコカリだけど) 提督はまさに夢心地であった。 愛妻の貴重なエプロン姿という眼福もあり、 この食事が仮に最後の晩餐となろうとも、何一つ悔いが無い程の幸福に包まれていた。 (ああそうか。あいつらの言っていたのは、幸せと言うのは、こういう事を言うのか) 他の提督たちが以前、艦娘の愛妻料理を嬉しそうに語っていたことを思い出していた。 羨ましくも思いながら、自分には一生縁のないことだと思っていたが、今それは実現され、目の前にある。 その幸せの象徴を口の中に収め、舌の上に置く。 瞬間、提督に衝撃走る。 表現しがたい独特で複雑な、非常に難解で他に例のない味。 端的に言うとまずい。 (まずっ!なんだこれ……焦げ臭いのと生臭いのが同居するってどういう事だ……!? このじゃりじゃりする食感は何だ!?これがカレーであるという事を忘れさせるほどの苦みは何だ!?) カレーを不味く作るのは一種の才能ともいわれるらしいが、だとしたら彼の愛妻は天才である。 663 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 08 56 ID MViLrD82 混乱する提督の頭にある仮説が浮かび上がる。 愛妻料理を喜んでいた連中は、皆赤城や伊勢といった実物が料理上手で知られた連中の夫だった。 そして、実物の加賀は飯が不味いことで有名だった。 もし、それらが艦娘にも反映されているとすれば― 「どうですか?提督」 「う、うん……」 加賀が提督の顔をまっすぐに覗き込む。 この時の「どうですか」は拷問吏が捕虜に対して口を割る気になったかの確認ではなく、 ごく普通に料理の味を聞いているのだが、提督の受けたダメージからすれば前者の意味に捉えたとしても不思議では無い。 (どうする?正直に言うべきか…?いや、でも……) 折角自分のために作ってくれたものに対して文句を言うのは気が引けるものだ。 それも、まっすぐな目で自分を見つめている愛する加賀のお手製カレーとなれば尚更だ。 だがこれを美味いというのは同じくらいに気が引ける。 「お、美味しいよ。……とても個性的な味付けだ」 結局、提督は嘘を選んだ。 それを嘘とは気付かずに、加賀は嬉しそうに微笑む。 感情表現が得意ではない加賀にとって、目に見えるほどの微笑みとは金剛なら飛び上がらんばかりの無上の歓喜という事。 「そうですか。良かった」 (かっ、かわいい!!微笑んだ加賀さんめっちゃ可愛い!!) 白い歯が少し見えるくらいはにかんだ加賀は、普段より穏やかで慈愛に満ちた眼をしている。 エプロン姿で頬をほんのりピンク色に染めてはにかむ姿は、初々しい新妻そのものだ。 (反則だろこれは。何、何なの?天使?天使なの?ボーキサイトの天使なの?こんな姿見せられたらいくらでも食えるよこのカレー的な何かでも!) 思わずスプーンを再度カレーに沈める。 「そんなに喜んでもらえたなら、嬉しいです」 今度はにっこりと、本当にうれしそうな笑顔を浮かべる加賀。 二人の間に幸せな時間が流れる。 664 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 11 28 ID MViLrD82 「まだまだ沢山ありますからどんどんたべてくださいね」 「!?」 「二人の」幸せは唐突に終わる。 小型の五右衛門風呂とでもいうべき巨大な鍋によって。 提督は思い出した。大食いで有名な赤城より加賀はよく食うということを。 加賀は特に多く作ったとは言っていなかった。加賀基準でいえば二人で食べるには常識的な量なのだろう。 これはつまり、今後このカレー的な何か=この量ということ。 「えっ……いや、あの……」 「あら、もう二〇〇〇ですね。少し赤城さんのところに行ってきます」 加賀はそう言って部屋を後にする。本当に、本当に珍しく上機嫌で鼻歌交じりに。 残されたのは提督と、カレー的な何かと、鍋。 提督地獄のカレークルージングは、まだ始まったばかりだ。 終 流れ無視&スレ汚し失礼しました クールキャラに欠点があると可愛いと思ったなどと意味不明の供述を(ry 665 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 19 42 ID QDS27iAc 662 お疲れ様です この新婚加賀さん可愛過ぎる。 提督は地獄でも受け入れるべき 666 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 46 05 ID uhbZtYQU 乙 加賀さんは焼き鳥に関しては絶品だずい 667-746よりあらしによるコピペ爆撃 +内容 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! たまにハナクソが詰まるらしいけど、思いっきり吸って食べるらしい。スッポン!ちなみにストローは絶対に洗わない方針だそうです。 「どんぶりおじさん」もいるようです。タン壺を熱いご飯にぶっかけてジュルジュル流しこむように食べるそうです。 ごはんの上にハナクソとか鼻毛が丸見え!汁はご飯の隙間を通って下に溜まるけど、全部飲み干すそうです。ゴクゴクソ 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! たまにハナクソが詰まるらしいけど、思いっきり吸って食べるらしい。スッポン!ちなみにストローは絶対に洗わない方針だそうです。 「どんぶりおじさん」もいるようです。タン壺を熱いご飯にぶっかけてジュルジュル流しこむように食べるそうです。 ごはんの上にハナクソとか鼻毛が丸見え!汁はご飯の隙間を通って下に溜まるけど、全部飲み干すそうです。ゴクゴクソ 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! たまにハナクソが詰まるらしいけど、思いっきり吸って食べるらしい。スッポン!ちなみにストローは絶対に洗わない方針だそうです。 「どんぶりおじさん」もいるようです。タン壺を熱いご飯にぶっかけてジュルジュル流しこむように食べるそうです。 ごはんの上にハナクソとか鼻毛が丸見え!汁はご飯の隙間を通って下に溜まるけど、全部飲み干すそうです。ゴクゴクソ 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! たまにハナクソが詰まるらしいけど、思いっきり吸って食べるらしい。スッポン!ちなみにストローは絶対に洗わない方針だそうです。 「どんぶりおじさん」もいるようです。タン壺を熱いご飯にぶっかけてジュルジュル流しこむように食べるそうです。 ごはんの上にハナクソとか鼻毛が丸見え!汁はご飯の隙間を通って下に溜まるけど、全部飲み干すそうです。ゴクゴクソ 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! 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メ./ | ノ ノ ノ ノ l ∩ .∩ i | N | | .U U | ゝ | 丶M|N| , , , , l ソヽ | \| l_ ._, イ| l 流石ですね! | | | |. =‐-t--r- イ/| l |N | |√ ̄ ̄◎ ̄]| i i /| | \  ̄▽ ̄/ ヽ i 区| |/  ̄⌒ソ⌒ヽ |
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艦これTRPG 龍田・改 神通 大和 榛名 瑞鶴 龍田・改レベル5 アナグマ
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601 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 21 04 57 ID k9d6J1nE 滅多に夢なんて見ないし見ても艦これ関係ない悪夢しか見ないし なんというか何が言いたいかというとお前らdie 602 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 21 21 02 ID uhr0KVt2 597 これはソフトバンクに変えろという禿の陰謀に違いないって青葉が言ってた 603 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 21 38 59 ID rzLBlbOQ 「早く止めてくれないと困る」と「止めてこない今のうちに触れるところ触りたい」の二つを思いながら霧島さんを触りまくる夢なら 604 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 22 01 20 ID FmrHTBGE 初期からなにげにお世話になっている由良が何故かHP100もあり、 にもかかわらず全快の状態で霧の艦に一発轟沈させられた夢なら 最近艦娘で星座とか考えている 艦船の起工を着床、進水を出産、 竣工を卒業式や入社式や成人式みたいなものと考えると 艦の進水式を艦娘の誕生日と考えるのが一番適当だろうけど 月星座まで考えたら年齢も結構限られてしまうから困る 大鯨の場合月星座も蠍座だから 進水式を艦娘大鯨の誕生日とすると1990年生まれにしなきゃならなくなっちゃう (そもそも大鯨の進水式の日は九時前は月星座が天秤座になっているけど 流石にその時間に進水式はやらんだろうと希望的観測。ぶっちゃけそのへんの資料なんて残ってなさそう) 605 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 22 29 41 ID Xwp9P.Ws ムネガオオキクナッタユメヲミタンヤ 606 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 22 44 29 ID YbAYoJbM 今なら離島棲鬼に捕まればワンチャンあるらしいで、工藤! 607 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 22 50 18 ID iz6UQxPc エロ・・・パロ・・・? 608 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 23 19 56 ID uhr0KVt2 607 ここ18禁もOKだから一応エロパロを名乗ってるだけなんだし! 609 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 23 22 21 ID FcEc0Imc 夢といえば、何故か大破鳳翔さんを四番艦にして1-1-1へ出撃して轟沈させた……というところで跳ね起きたことなら。 無論、現実の鳳翔さんはキラキラして健在だった。今思えば、あれは鳳翔さんでエロを書けというお告げだったのだろうか。 610 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 11 47 ID 7v0AGTe6 なぜそうなるw 鳳翔さんはエロ想像するとなんか申し訳なくなってな…… 611 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 32 38 ID 0Vqf46Hk 鳳翔さんのエロは初々しい感じは一切なくて、言葉要らずに愛を確かめあう感じ 612 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 39 48 ID 7v0AGTe6 本スレも荒らしにいっさい反応しないで会話できてたしこりゃ正常運転も近いかな 613 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 44 08 ID oN5ORnm2 無理に戻る必要性がないような こちらでまったりしててもいいのでは 614 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 48 06 ID vp/EmI42 本スレに投下あり 向こうに戻りましょう 615 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 51 07 ID qTg74BY. まぁたまには突発のお祭り騒ぎも楽しげで良いね 597 神様無茶振り杉 でも最上型は最近投下ないなそういえば 616 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 54 22 ID 0oA3qElY 戻る気は起きないな 向こうにしか投下されなくて見逃してもそれはそれ 617 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 57 55 ID 7v0AGTe6 613 まあそうなんだけどさ 荒らしなんてどうせ(エロパロ板の時間感覚からすれば)すぐに去るし、第一スレがもったいないと思うんよ 618 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 58 45 ID bLKgGhDs いずれにせよ、こっちはこっちで存続でいいでしょう それでこその避難所 レア艦はないとネタがわかない 浦風とか早く来て欲しい 619 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 00 48 ID /uMX.sLo まあそう言われると8年以上粘着されてるスレもありますしね 620 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 06 01 ID 7v0AGTe6 618 そりゃもちろん つか2chで何か強制するとか馬鹿らしいったらありゃしないことだろ 621 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 09 44 ID qTt6NJwA 619 そのスレに親でも殺されてんのか… 本スレに投下されていたやつを保管庫にいれたから読むといいよ 本スレは基本見てないけど、何か投下あった時に誰かここで知らせてくれれば見に行くぜ 622 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 12 43 ID oN5ORnm2 戻りたい人だけ戻るでいい 少なくとも自分はここだけを見るよ wikiでもあっちの新作は見れるんだし、また耐性のない人が無駄に煽ってスレが荒れるのを見たくはないしね やたらと戻ることを推奨するのは訝しい点があるけど、これ以上は憲兵に連れていかれるな 623 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 18 43 ID bLKgGhDs 621 お疲れ様です 622 艦これスレは本当にwikiに恵まれてると思う 624 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 34 37 ID f2a1opmU 両方盛り上げればいいのよ! 625 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 03 16 47 ID ltoQK7GU 向こうへはfusianasanで投稿するのが良さげですね 626 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 07 13 45 ID dad5UnHY そこまでして向こうで投稿したいと思わん 627 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 07 33 15 ID RvDg/wB6 今まで大鳳なかったのはレア艦だからかね? 628 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 10 05 36 ID zGAfNdWY 執務室の布団の中で扶桑と二人、一糸まとわぬ姿でまどろんでいた時の事だ。 彼女は激しい行為を好む性格ではなく、時折はこうして何もしないことさえある。 昨日の彼女の戦果は幸運艦に相応しいものだったが、僚艦の被害が著しく、俺はその処理に追われた。 彼女もまた疲れていたためこのように抱き合って寝るだけにしようとなった。 足音を感じ、また青葉かと思い警戒するが明るい「見ちゃいました」と言う声もない。 ならば荒潮かとも思ったが彼女はドックだ。 そして、顔を上げた瞬間見えたのは白い服を着た女の子。同じ顔をしたその子が部屋を埋め尽くさんばかりに。 「ふ、扶桑起きろ。何かおかしい」 眠そうに目をこすった彼女は俺の肩越しに話しかけた。 「山城、どうかしたのかしら?」 まるで、情事を見た妹をとがめるように。 あたかも、在りし日と同じように。 「な何を言ってるんだ扶桑……山城はこの間の海戦で……」 その言葉に扶桑の表情が変わる。 「うそ、嘘、ウソ、だってほら、だってそこに山城がいるの。姉様って言ってるのよ。呼んでいるのよ」 それから先は良く覚えていない。ただ、半狂乱に陥った俺たちがいつになく激しく事に及んだのは分かった。 扶桑の全身には情事の跡が、布団には赤と白が、俺の腰には痛みが。 ところで、扶桑が見た山城は分からなくはないが俺が見たのは何だったのか。 青葉に依頼したが芳しくない。俺には思い当たる節はない。 誰か知っていたら教えてくれ。もぐもぐと喋る幼げな女の子だ。 629 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 11 32 12 ID f2a1opmU 628 おおう… もしかして前に十二鈴の話書いた人ですか? 630 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 11 36 35 ID 4y8vW1/I 糧になった潜水艇の亡霊や…… 631 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 11 46 50 ID p0qkvOHs 『幸運』艦だものなぁ…… 632 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 12 07 31 ID WnqXeNNI 艦これであった怖い話…… 十二鈴の話なつかしいな それも怖くておもしろかった 633 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 12 54 29 ID qTt6NJwA 雷がゴロゴロいってるよ助けて雷ちゃん! 634 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 13 32 48 ID RvDg/wB6 木曾「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ! なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!! 自分の利益だけのために利用する事だ… なにも知らぬ『まるゆ』を!! てめーだけの都合でッ! ゆるさねえッ! 提督!あんたは今 再び オレの心を『裏切った』ッ! 」 635 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 13 42 57 ID bLKgGhDs 合成に使うのは艤装だけで体は残ってると信じてます(震え声) 636 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 13 58 12 ID OwLaWJSw ネタがないなあ 637 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 14 10 20 ID RvDg/wB6 才能とネタはいつか尽きるもんだしの ここらでイタリア艦やヴィシーフランス艦をですね… つーか小林源文氏、前に艦これの仕事受けたって言ってたがどうなったんだ 638 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 16 44 49 ID 3vEs4Xww 633 http //i.imgur.com/eo2QqWt.jpg 639 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 18 09 14 ID Wass9ZfA 638 俺の住んでるところちょうどおっぱいあたりだわ やった 640 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 18 21 14 ID gR6XskDk やった俺おまんこだ 641 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 19 31 24 ID qTt6NJwA 638 雷ちゃんのせいだったのか…全く愛いやつめウフフアハハ 642 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 20 00 56 ID 7v0AGTe6 やったへそだ 643 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 20 27 11 ID qBKjTjvs カミナリじゃないわ! 644 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 01 33 53 ID 31PrWo/s あな…しれいかんさん… http //kancolle.x0.com/image/75178.jpg 645 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 07 32 55 ID IceQ8.tg 644 育ちすぎたんや・・・(雨雲の急激な発達的な意味で) 東京で雷雨だったのはこれが原因か そして霰が降ってくるんだよね・・・ 646 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 16 05 22 ID ithR3UFE 育ち過ぎた別府 kancolle.x0.com/image/75215.jpg 647 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 16 07 14 ID ithR3UFE ミス http //kancolle.x0.com/image/75215.jpg 648 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 17 06 15 ID NtfthlVg 五十鈴改二みたいな成長の仕方だな なんで改二になると胸大きくなるんだろ 649 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 17 11 30 ID S/OKkm5c 648 RJ「………」 650 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 17 34 28 ID sFAJdaKk 649 龍穣ちゃんはあれで完成型だからしゃーないしゃーない 胸部装甲の代わりに空母とは思えないラブリーとかその類手に入れたんだし 651 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 18 09 07 ID ithR3UFE 648 大井・北上・木曾「えっ」 龍驤は合法ロリ枠だからしょうがないね ああ見えてベテラン 652 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 18 29 10 ID BfqWCDTI 話題にならないけど那珂ちゃん改二もかなり小さいよ 653 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 19 16 24 ID Eq23W2uo つまり大鳳改二は期待して良いんだな 胸だけより全体的に大人にしてくれれば色々捗るのに 654 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 19 32 17 ID NtfthlVg 651 雷巡達は大きくなるのはちょっとダメ というか俺は北上様は改のころの野暮ったい制服が好きなんだよなぁ…… 着せ替えとかできるようにならないものか 655 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 21 50 00 ID aFa346OI 「また、かや」 司令は艦が沈むと自室にこもる。 誉められたものではなく、むしろ叱咤する文がたびたび送られて来ておる。 限界なのじゃな。そう感じる。 「あ、え、子日?」 わらわの妹を想ってくれるのは嬉しいのじゃが、見ていていたたまれないのう。 最初に失った艦だからじゃろうか子日を、あるいは若葉を呼ぶ。 「そうじゃ、子日じゃよ」 だからわらわはできる限りそう振る舞う。忘れさられる艦と比べればいかに幸せかなど問うまでもなかろう。 「ああ、子日、子日だ」 そう言ってわらわの胸に吸い付く。果たしてこやつが子日とねんごろだったのか知る術はない。 「ふふ、まるで赤子よの」 一心に吸い付く姿はまるで全てを投げ捨て幼子に戻っているようじゃ。 「よしよし、わらわがついておるからのう」 そう言ってそっと抱きしめる。 「ああ子日、あったかい」 もしこやつが子日と、あるいは若葉とそのコトに及んでおったら、わらわはそこまで真似できた自信はない。 じゃから、こうやって胸や唇を吸う行為で止まっておるのは安堵しておる。 ただ、たまに思うんじゃよ。 全て、諦めさせてやれたら、そのほうが楽になるんじゃなかろうかと。 こんな紛い物ではなく、御霊となった二人に会える方が幸せではなかろうかと。 そんな迷いがあったからじゃろうか。こやつが錯乱しておるのに気づけんかった。 小声でなんぞ話しとる思えば、若葉は現実じゃない、やと。笑えてくるのう、そんなのいつからじゃと思っとるんじゃ。 思えば此度初霜を失い、わらわはひとりになったのじゃな。 「子日! 何を」 こやつが下半身に血を集めておったことくらい気づいておる。 じゃから、長袴さえはいでしまえば、出来ることは分かっておった。 一つになるとわらわの秘所からは避けるような痛み。流石に無理があるようじゃの。 見れば、焦点の合わぬ虚ろな目をしておる。ちょうど良い。 「わらわが初春じゃ。よろしく頼みますぞ」 そう耳元で呟いた瞬間、跳ねた。 わらわを押し倒すような体位に変わりわらわの首筋に手がかかる。 「あ、あ、返せ返せ」 一体何をじゃと思えば子日を返せと叫んでおる。ああ、わらわも疲れた。 じゃから、手に力が入り息も出来ず、全身がおかしくなろうとも抗わん。 こういう時、なんと思えば良かったか、ああそうじゃ。 痛いぞ、じゃが悪くない。 656 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 21 58 56 ID NtfthlVg 655 素晴らしい わりとこういうダークなのも好きよ 俺も最初1-1で若葉沈めたな……なんとなくのせてたダメコンのおかげで助かったが 657 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 01 57 21 ID /enX8Dqk ぬふぅ 658 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 02 14 10 ID jQr2HAVc 初春の話もっと増えたらいいのに。 最初なんとも思ってなかったけど初めて数ヶ月ぐらいしたら初春が可愛く見えてきた。 659 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 02 22 09 ID ho8kTD8k 初春は何となく秘書艦向きだと思う 660 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 10 00 13 ID XXuhOOXk 654 なんつうか、しばふが球磨型の制服書こうとしてしくじったって感じが、しなくもないようなカラーリング 661 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 10 42 13 ID EcaSi46I 653あなたはどの大きさが好き? http //kancolle.x0.com/image/75301.png http //kancolle.x0.com/image/75302.jpg 659 アンソロでそんな話あったな 662 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 15 56 02 ID 6Fjlfuhs 大鳳は尻を愛でるものだろ! 663 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 17 15 21 ID oVp8Z4aU わきだろ 664 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 17 20 16 ID jQr2HAVc わきにすりすり 665 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 19 01 29 ID G9TDpJU. 腹パン 666 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 20 15 22 ID EcaSi46I 魚雷借りてきてセルフ腹パンする大鳳 667 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 20 32 41 ID VvcwwSJ. 661 あのアバラの浮き方で巨乳は不自然 今のサイズのちっぱいが一番似合ってる。ついでに大きさを気にしていないともっといい 668 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 00 39 12 ID XFmnQ5JA 成長期を殺された軽空母の胸 669 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 01 49 16 ID .xKkXnHU 668 大鳳「強者などいない。艦娘全てが弱者なのよ! あなたも私も弱者なの!」 龍驤「ウチは、まだ自分を弱者だなんて認めとらん!」 670 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 08 40 31 ID YyAGuR/g 日頃秘書艦を任せている翔鶴さんをねぎらうためにスイーツ屋へ連れて行ったら、帰り道に雨が降ってきて、濡れた衣服を乾かすためにラブホテルに入るようなSS下さい 671 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 10 10 47 ID RNS7bbfY 実は大和ホテルで修羅場 672 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 12 46 40 ID xRgFHInw 龍驤「せやから、替わりにうちは乳を揉む。巨も貧も関係あらへん。ワシワシマックス、ってやつや」わきわき 673 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 14 39 49 ID RNS7bbfY 672 むしろ揉まれる方 http //touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=43281263 674 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 12 56 53 ID EXa.wisY それはつまり、返り討ちにあったと、とらえてもよろしいでしょうか 675 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 17 49 ID /irDxFA. 超短編ですが 670をそのまま書いてみました、短いうえに進展できなくて非エロになってしまってすみません。 機会あれば、エロ有りで続きを書かせて頂きたいと思います。 676 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 18 52 ID /irDxFA. 翔鶴と、提督の決断 「止まないなぁ。雨」 「ですね」 夏の休日の昼下がり。海沿いの田舎の車道脇で、木々の陰に隠れて雨天の暗い空を見上げているのは、提督と翔鶴だ。 「大変、震えていらっしゃるじゃないですか」 「まぁ正直、ずぶ濡れで風邪引く寸前て感じ。君は平気そうだな」 「私たちは、波や嵐に濡れるのが仕事というところもありますから………それよりもこの少し先に確か、宿の施設がありましたよね」 「って翔鶴、来る時に見たあれはホテルはホテルだけども・・………」 よりによってそういうホテルである。海沿いの田舎道といえば、定番といえば定番であるが。 といっても他に頼れそうな場所もなく、提督は走る翔鶴に手を引かれるままに、雨から逃れ、年季の入った人気のないホテルへふらふらと足を踏み入れた。 ああ翔鶴ハ何処ヘ向ヒシヤ。 『ホテル五十六』と妙な名前の描かれた看板のある無人のホールに入り、自動の部屋鍵選択機を軽妙に操る翔鶴を提督は横目に見た後、 二人は借りた「ご休憩-2時間\3,000」へと向かった。 「良かった、お風呂が使えそうですね。どうぞ」 個室内、外から見える風呂に自分で入るのは全く楽しくないなと思いつつ、既に余裕のない提督は熱いシャワーを求めて浴室のドアを開ける。 「ランドリーがありましたので、回しておきますね~」 甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる翔鶴に心から感謝しながら、提督の心は申し訳無さに揺れていた。 いつも秘書を頑張ってくれるから、たまにはお礼をしようと思ってきたというのに。 二人でこっそり電車に揺られて街に出て、雑誌に載っていた海沿いの甘味処まで徒歩二十分。 海の見えるカフェで可愛いスイーツを前に、珍しく子供っぽいような翔鶴の満面の笑みを存分に味わったのは良いが、その帰り道に折悪しく夕立に襲われ、今に至るという訳だった。 何をどうケチっているのか、ホテルのシャワーのお湯は微妙にぬるかった。 677 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 18 56 ID E5wsIAAo ほう 678 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 19 49 ID /irDxFA. 「如何ですか?」 「まだ少し寒い」 服がないので沿え付けの浴衣を素肌の上に被り、提督は矢鱈と大きな丸いベッドの上で膝を抱える。 「あら………分かりました、では」 意を決したように翔鶴は、衣服のボタンとベルトを外し始め、やがて下着姿となった。 背後の衣擦れの音に気づかなかった提督は、下着姿の翔鶴に後ろから抱きつかれた瞬間、思考が停止した。 「少しは暖かいでしょうか?」 「あ………ありがとう、翔鶴」 子を守る母のように包み込んでくる両腕、背中の薄衣の向こうに感じる柔らかなふたつの感触、翔鶴の優しい髪の匂いを全身で感じる。 ベッドの上に座ったまま、伝えられる身体の暖かさのほか、胸の奥に小さな火が灯ったような暖かさが広がってゆく。 こんな恥をかかせるなんて申し訳無いな。 そういえば……… 「………前に瑞鶴が言ってたな。いつも姉さんは私たちといると面倒なことに巻き込まれて、一番大変な思いをするんだって。申し訳無いってさ。今、まさに同じ気持ちだよ」 「あら………。うふふ、あの子ったら、らしくない気を使うこともあるのね」 翔鶴は本気で笑い、囁くような声で続ける。 「私はね、提督。この身で誰かを守れるならば、それだけで満足なんですよ。でもそれはきっと、神様から強さを与えられた全ての艦娘が、同じ気持ちを持っていると思います」 翔鶴はそう言って、強く抱きしめてくれた。 「それに、私は今回は別に不運だなんて………。あ、いえ、なんでもありません」 背中にくっついた翔鶴の体温が、少しだけ上がったのを感じる。 これは惚れるなというほうがムリだよな、と提督は思った。 「綺麗に晴れましたね~。よかった」 およそ一時間の後。弾むような足取りで建物から夕日の光の中に出たその後ろ姿は、本当に綺麗で。 「そうだな。ありがとう、翔鶴。本当に助かったよ」 「どういたしまして」 太陽に負けない笑顔が眩しい。 次の一言がどう受け止められるかは分からない。 しかし、そこから必ず新しい何かがはじまるはず。 「………翔鶴。今、伝えたい。聞いてくれないか」 提督はその直感を信じ、決断した。 「僕は、君のことが………」 (終) 679 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 22 06 ID ioeV9u62 夕チュンとか許されませんね 間になにが起こったのか詳しく乙 680 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 30 49 ID g6Sf1lIs 678 まさか本当に書いてくださるとは思っておりませんでした ありがとうございます 681 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 20 45 12 ID xqzzJfGA 元人間設定の艦娘ならラブホとかの知識も常識として知ってるだろうけど、 人外で生身部分も建造で造られる設定ならこの翔鶴さんみたいに何の抵抗もなく入るんだろうなあ …閃いた 682 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 21 43 35 ID V61LcvJg 待合って言わないと通じない予感 683 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 22 36 20 ID AyxJFAlM 一転攻勢のチャンスなので、ここはもう放棄して本スレで盛り上がりましょう 百合スレ同様スルーでいけますよ 684 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 22 54 07 ID V61LcvJg 683 放棄の必要はNo! ふつーに両方、本スレほっときたい人はここでまったり進めるが吉よー 685 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 22 56 37 ID v1ifNoQ6 必死にここを放棄しようと言うその姿はまるで しららばの艦これ専用板でブラゲ板のスレを取り戻そうと煽る奴の如し 686 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 23 10 12 ID V61LcvJg というか、一応↓あるしの http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/398.html 浜風にセックスと言わせるページと勘違いしそうだ 687 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 23 29 48 ID 18.vi4P. 「君たちには失望したよ」 そう呟いて、手首に短刀を当て、引く。 一つは扶桑、一つは山城、一つは、とそこで右手が押さえられた事に気が付く。 「落ち着け、時雨。お前が悪いわけじゃない」 そんなことない。呉の雪風と並び称される身だ。自分が死神であることくらい自覚はある。 提督は僕の右手の短刀を左手首に当てた。 「お前が罰せるべきというなら出撃を許可した私も同じだ、引け」 目を見ても迷いなど感じられない。 だから、いつもどうり、引いた。 安物の刃は弾力のある皮を抜け、柔らかい肉を裂き、血管に弾かれた。 人間というのは脆いと思っていたけど、僕と対した変わりはない。少なくとも陸では。 そこから先は、頭が白くなった。まるで一寸先さえ見えない豪雨のように感情が流れ込んできた。 提督の足を払い馬乗りになると向きを変え、ソレにむしゃぶりついた。 飾り気すらない僕にそんな技量はないのだが、提督は無意識に子孫を残そうとしているのか、そそり立った。 ああ、これで、出来る。 膣口にソレをあてがうと自らの体重で花弁を散らした。 流れ出る赤に満足感を覚え、痛みを求めて腰を振る。 甘い言葉はなく、愛撫もなく、接吻もしない。 ただ、赤を撒き散らし、腰を振る。 おおよそ蜜月と言い難いその行為を半刻ほど続け、提督の胸の上で果てた。 思えば、提督は最初から抵抗などしなかった。どうしてだろうね。 そうそう、翌朝に提督からリボンの付いたハートの錠前を左手首に付けられた。 だから、僕は、どうしようもなく自分を許せなくなると、提督の部屋の戸を叩く。 抜けられない海峡、沈んでゆく扶桑に山城、彼女たちは何人目だろうか。 そんな時は、提督の上で腰を振る。 未熟な花を散らすために。 そうしないと、ほら、危ないから。 そう思って、首筋の薄い傷跡をなぞる。 賜った短刀でこの首を切らないように、ちゃんと罰してよ、提督? 良く切れるんだからね。 688 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 23 40 17 ID V61LcvJg 687 どうしても自傷もので思うネタ 「君たちには失望したよ」 そう呟いて、手首に短刀を当て、引く。キーン 引く。カーン 引く。コーン ガンガンガンガンポキッ 短刀が折れても傷ひとつない手首 僕は翌日、ヴィッカーズ社に艦船加工用ドリルを注文した 689 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 00 57 42 ID jQ/EEEAU 683 何かと戦ってるんすかw 687 自傷系は特殊嗜好と判断される可能性があるので、事前の注意書き一行書いておくだけで 突然削除されるリスクを避けられますよ、と一応言っておきますね 690 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 01 08 28 ID 1PWLexL. まとめwikiのトップ画像で必ず被弾するんだがあれ何種類あんのw 691 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 01 15 07 ID CI445utY トップページ下の方にある「添付ファイル」を見てみるといい 692 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 02 29 47 ID fyEr3OdI 690 気づかなかったw これ好きだわー まとめページにトップ画像のまとめが欲しいと思ったw 693 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 03 58 08 ID jaQ1OzIg 川内ちゃんに夜戦をねだられて断れる自信が無い 694 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 04 22 20 ID CI445utY 692 691 695 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 10 15 32 ID 1PWLexL. 691 あれか、ありがとう ほんと誰が作ってんだw 696 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 11 46 33 ID FWy.Mapg ドSなレ級ちゃんが金剛をいたぶる話が読みたい 徐々に艤装を破壊していって動けなくさせたあとみんなの目の前で足を舐めさせるとか、あるいはその破壊した艤装の砲を突っ込んだりとか こう一途な娘の泣き顔を見たいというか…… 697 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 13 10 15 ID eNnO3nlw 俺は逆にドSな子を、泣こうが喚こうが謝ろうが、容赦なく遠慮なく、快感と暴力とで責め続けて、嬲って泣かせて墜としたい。 うん、よくあるよくある。 698 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 18 57 13 ID 9LGGZvoY んー……俺はやっぱり一途な娘には報われて欲しいし、傷つけたりつけられたりとかも苦手だな 699 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 19 17 56 ID jmmISzO6 趣向は人それぞれ過ぎるのがエロの面白さよな 触手凌辱とかも書けるようになりたいのだがいと難し ここでは需要は少ないのかも知らんけど 700 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 20 52 08 ID 3UEJLo5Q 嫁が恥ずかしがりながら俺提督の前立腺を刺激する ……ふぅ